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望み

「ようこそ。エデ、ダンテス。どんな効果かわかったわよ。もしかしたら、期待に応えられたかも?」


巫咲は出し抜けにそう告げる。

信護が連絡すると、エデとダンテスは喜び、すぐにでも向かいそうな様子だった。

さすがに2日も寝てない巫咲を考えると時間を置きたいため、明後日に会う事にした。


「oh!それハ素晴らシイ話デス。頑張っテくれテ、とてモ嬉シイ」

「春野さん。我々の依頼に応えてくれた事に、改めて感謝を。冬崎さん。サポートに尽力して下さり、ありがとう」

「どういたしまして!さあさあ、入って入って」


たっぷり寝て、食べて、入浴して、最後にまた寝て、今日を迎えたため、巫咲は気合い十分だった。

対照的に、信護は急遽入った仕事に忙殺されてしまい、かなり寝不足ではあったが。


「はい。預かっていた綺麗な宝石を返すわ。確かめて頂戴」


そう言い、箱に入った血の涙をエデに手渡した。

相変わらず、その紅き輝きは人を惹き付ける。


「はイ。確かニ。でハ、この効果とハ?」

「うん。効果を本格的に実感するのは、未来になるかもと思うけど、とりあえず教えとくね。信じる信じないは任せるわ」

「うん?未来になるかもとは、どういう……?」


ダンテスは戸惑いを見せるが、聞けばわかると言わんばかりに、巫咲はマイペースに続ける。


「単刀直入に言うと、この"アイテム"の効果は、肉体年齢の操作になるわ。ただ、永続的なものではない」

「「!!」」

「……」


エデとダンテスは驚愕で固まってしまったが、信護は事前に聞いていたため、黙って聞いている。

ただ、その時聞いた内容に思う所があったため、再度考え込んでしまいそうになる。

だが、今は仕事中だと思い直し、それは後にする。

この客人達が、この"アイテム"の効果を知って、何を思い、どう選択するのかを知りたい気持ちが強かった。


「永続的ではないとおっしゃいましたが、実を言うとそれには納得しかありません。永遠など、神の領域ですから。では、どのくらいの期間、適用されるのですか?代償は?どの程度の年齢まで操作可能なのですか?」


興奮した面持ちで、矢継ぎ早に質問を繰り出すのはダンテスだが、エデも似た表情をしている所から見て、気持ちは同じなのだろう。

もし日本語が達者だったら、おそらく彼女がダンテスと同様の行動をとっていたと思われる。


「はいはい。質問は一つずつにして頂戴。私の口は一つしかないんだから」


巫咲には、この手の反応なんて慣れっこだったため、相手を軽くあしらいつつ、落ち着き払って一つずつ質問に答えていくのだった。


「まず、最初の質問である、どのくらいの期間かについてだけど、それは使用者次第になるわ。それに、上限は決まっているの。病気や怪我を除いたその人の寿命まで。それ以上には絶対出来ないみたい」

「使用者次第とは、具体的にどういう事ですか?」


いまいち要領が掴めない様子だった。

それも無理ない話だと思う信護だが、巫咲もそこは承知しているため、丁寧に説明する。


「血の涙を操作して、使用者自身が望む肉体年齢を設定し、その際に期間も決定するのよ。例えば、40歳の人が使用して、肉体年齢を20歳に、その維持期間を20年とする。すると、設定した瞬間から肉体年齢は20歳となり、その状態が20年続くの。そして、20年経過した瞬間、一気に年相応の肉体に戻る」

「なるほど……。夢のような効果ですね。でも、若返っていた身体が、一気に年相応の衰えた身体になるなんて大変ですよ。きっと精神や周囲の認識がついていかない。それなら、寿命の上限一杯に若い状態を設定する方が良いでしょう。その点はどうなんです?」


信護は浦島太郎の話を思い出す。

あのような最後になるぐらいなら、ずっと若い状態を維持しようとするのは、当然な考えだ。

だが、そうするには問題があった。


「そうね……。そう思うのは無理ないわ。でも、そうやるには問題があるの。それはね、その期間が長ければ長い程、経験値を失っていくのよ」


その言葉にダンテスは、首を捻る。


「それは……、記憶を失ってしまうという事ですか?」

「いいえ。違うわ。記憶は健在だけど、その記憶を経験として昇華出来なくなるの。思考を行動に結び付けられない」

「……つまり、記憶は絵に過ぎなくなり、経験として行動に落とし込めなくなるという事ですか?」

「そうそう。物わかりが良い男は出世するわよ。まあ、こればかりは、実際に経験しなくちゃピンと来ないわね。私にも経験ないし。ただ、そう読み取れただけで。仮に、40歳で20歳の肉体年齢を30年間維持する事にした場合、それまでの30年分の経験値を活かせない。10年分は残るけどね。ちなみに、逆行していくから、近い経験値ほど活かせなくなる」

「では、20歳で30歳を30年間維持する事にした場合は……」

「その場合は、20年間だけでは賄えないから、後の10年間分は経験値に出来ないわ。だから、それは止めた方が良いと思う。10年間赤ん坊の如くはさすがにねえ」


想像してみると、ゲンナリしてしまう。

ダンテスは苦い顔をしていた。エデは言葉の問題か、よくわかっていないようだったが。


「だから、これは年配者向けかな。あと、他の質問への答えも兼ねてるね」

「その効果は途中で変更出来ないのでしょうか?それに、宝石を常に肌身離さず、持ち続ける必要はありますか?」

「変更は出来ないみたい。あと、一度設定したら、常に身に付けている必要はないわ。ただし、その間は他の人間は使用出来ない。これは、一種の契約だから」

「では仮に、20歳が40歳の肉体年齢を10年維持する場合は……?」

「経験値の喪失は発生しない。それが10年ではなく、21年間維持にした場合、20年を超えた日から1年間の経験値の喪失が発生する。でもこのやり方ははっきり言って旨味ないわね」

「なるほど。まあ、確かに。ほとんどの場合、それでは意味はないでしょう」


血の涙という"アイテム"の全容が説明されていく。

あとは、それが真実かの検証だが、この二人は使用するのだろうか?


「何故、こんな面倒な効果だったんでしょうかね」


ダンテスは、ポツリと呟いた。

尋ねるというよりも、独り言が声に出た形だったが、巫咲はそれを引き取った。


「さあ?神様じゃないんだし、わかりっこないわ。ああ、あと、代償としては、愛する人と同じ時間の経過を歩めないも挙げられるかな。周りが年老いていく中、自分だけが若いままだと疎外感を抱く人もいるかも」

「いいエ。そんな事ありまセンヨ。少なくトモ、私は幸せを感じマス。神かラ祝福ヲ貰ったヨウな気持ちデスカラ」


エデはきっぱりと、にこやかな笑顔でそう言い切った


「うーん。お気に召したかしら?」

「ハイ。やはり、春野センセイに頼ンデよかっタデス」

「私達はあなたの鑑定を信じますよ、春野さん。それだけの実績があなたにはあります。でも、どうやってあなたはこれを……」

「声がね、聞こえるの」

「声……?」

「申し訳ありませんが、機密事項ですので詮索はお辞め下さい」


すかさず信護が止めに入るが、巫咲もそれ以上は明かす気はなかった。

だが、答えはダンテスも期待していなかったようで、すぐに話題にするのを引っ込めた。

そして、エデを振り返り、尋ねる。


「どうする、エデ?使う気には……?」

「使っテみたいワネ。知ってイルでしょう。私の望ミヲ」


その後、エデとダンテスはしばらく外国語(おそらく母国語)で言葉を交わしていた。

そのため、どんな突っ込んだ話し合いをしているかはわからないが、それはこの二人の問題だから、踏み込む気はない。

信護の頭には、一昨日の巫咲との会話が蘇える。


「ーーーーというわけよ。それがこの綺麗な宝石の真価ってわけ。どう?凄い?凄いわよね!!」


巫咲は徹夜続きでハイになっているため、テンションがおかしな事になっていた。

早く寝かしたいが、こうなってはエネルギー切れを起こし、自分で休眠状態に入らない限り、眠る事はない事を知っているため、信護は傍観に徹していた。


「確かに凄いですね。でも、自分が所持者になった場合、使うかというと、迷ってしまいますね。それとも、老いればまた違うのでしょうかね」

「まあね〜。そこは否定しないわ。私自身、経験値の喪失が起こった場合の感覚がどんな具合かわからないもの。あくまで仕様書を読んだようなものだし」


信護の感想に、巫咲はわかると言わんばかりの表情で同意する。

そして、彼女はでも、と思った事を続けた。


「エデとダンテスの話になるけどさ、この"アイテム"ならば、あの二人の望みを少しは叶えてあげられるかもしれないわ」

「……そうかもしれませんね。あの二人は過去を悔いていました。その上、時間を、若さを、失っていく現状に、諦観をしつつも、その実、焦りさえ抱いているのではないでしょうか」


信護は自分の思った事を素直に吐露した。

それはあくまで自分の感想であって、真実は違うかもしれないとは信護も自覚しているが、彼はその考察に確信めいた自信を抱いていた。


「過ぎた事だからしょうがないと思いつつ、実は諦めきれない気持ちを抱き続けている。そんな感じだもんね。でも、後悔なんて重ければ重い程、そんなものなんじゃないかな。知ったような事を言って何様だとは自分でも思うけどさ」


巫咲も同意見だったらしく、信護に相槌を打っていた。

そして一転、困った様に眉根を寄せた。


「この"アイテム"を使えば一からやり直す事も夢じゃない。でも、あの二人の本当の望みはわからない以上、かすっているようで大外れかもしれない。だいたい経験値を失うって何よ。経験なんて自分の根幹を成すものじゃない。まったく……」

「それに、この"アイテム"は一つだけですからね。あの二人の内、どちらかしか恩恵に与れない。一度設定したら、死ぬか、期限が来るまで解除は出来ないっていうのも困ったものですね」


"アイテム"の効果について、愚痴り合ってしまうが、そういう事はよくある事だった。

便利だが、癖の強いのが"アイテム"という神秘だというのが二人の共通見解になっている。


「それで、最初の問いかけに戻るけど、"アイテム"の法則性についての仮説で、望む者の元にその望んだ効果か、それに近い効果の"アイテム"が巡って来るというもの。覚えてる?」

「無論です。"アイテム"関連については一通り学習するのは、この仕事に携わる者の義務ですから」


信護は当然と言わんばかりに頷いた。

"アイテム"という謎の多い物質には、都市伝説じみた多くの説がある。

その一つが、望む者の元に望む効果の代物が現れるというものだ。

それは、信憑性に疑義がある仮説であり、あまり信じられていない。

何故なら、取得者が必ずしも喜べる結果になっていないからだ。

その指摘に、巫咲は独自の見解を話し始めた。


「それはそうなんだけど、でも、こう考えてみない。人の望みなんて大なり小なり複数あるものだし、その望みには優先順位もあるわ。それに、自分の望みなんて、何でもかんでも大っぴらに出来ないでしょう。更に言うと、人って本当に自分の願いを正確に把握しているものかしら?」

「……つまり、深層心理まで含めると、自覚がないだけで、実はその人の望みを反映しているかもしれないと。または、望みと違う"アイテム"と失望してみせてる人も、心の奥底では喜んでいるかもしれないと」

「ここだけの話よ。学会に発表できるレベルじゃないもの」

「わかっていますよ。でも、面白い考えですね。確かに人間って他人は元より、自分の事もわかっていなかったりしますしね」

「でしょう?さて、この吸血鬼が落とした"アイテム"だけど、もしその吸血鬼の望みが反映されているとしたら、どんなものかしら。僕の選んだ女に、無垢な人間のまま、若々しく出来るだけ長生きして欲しいって所かしら。……ずいぶん俗っぽいわね」

「ははっ。確かに。でも、春野さんはロマンチックな話は好きでしょう?」

「これはロマンチックかなあ。ただのエゴかもしれないし……。う〜ん」


信護の言葉に、巫咲は疑問符を浮かべてしまう。

悩んでいる巫咲を眺めながら、あの二人も悩み、その末に決断するのだろうと漠然と考えるのだった。


そして今、信護と巫咲の目の前でしばらくの間、外国語で話し合っていたエデとダンテスは揃ってこちらを向いた。

二人の表情は、思っていたより晴れやかだった。


「密談まがいの事をして、申し訳ありません。とにかく、大変有意義な時間を過ごせました。ここまで来て、本当に良かったと思っています」

「あなた達の望みに、少しは届きそう?」

「ハイ。保険が見つカッタ気分デス。ありがトウ。巫咲」


巫咲の問いかけに、エデが答える。

その顔には、ホッとしたような、安堵の色が見えた。


「詮索はしないわ。でも、役立てるなら、何よりよ。でも、それが一つしかなくて残念ね。二つあれば、あなた達の内のどちらかだけにならないで済んだのに」

「ははっ。確かにそうですが、それは贅沢でしょう。でも、希望は捨ててはいませんよ。"アイテム"には同じ物が複数ある事例は、何度も確認されています。一つしか確認されてない物もたくさんありますが、そんな事、悲観的になる理由にはなりません」

「前向きですね……」


思っていたよりも明るい反応に戸惑いつつも、前向きで何よりと信護は受け止めた。

そして、気付いた点をダンテスに問う。


「ダンテス。ひょっとして、変に癖の付いた話し方や笑い方は、わざとじゃありませんか?もう、ずーっと変なアクセントはありませんよ」

「おや、バレてしまいましたか。でも、からかっていたわけではないんですよ。最初会った時、冬崎さんは緊張していたのか、少々怖い顔されていました。その緊張をほぐそうと思い、ちょっとお茶目になったわけです」

「やっぱり!狙ってやってるような感じだったのよね」

「ちなみニ、私ハわざとデハありまセン。ダンテスと違イ、まだまだ未ジュクなのデス……」


エデが突然、疑われてもいない事を、聞かれてもいないのに恥ずかしそうに白状するのを見て、誰からともなく笑い声が上がったのだった。


「あっはっは。エデも朗報を聞いて、気が弛んだのかな。でも、無理もないよ。求めつつも諦めていた"アイテム"の2種類の内、1種類が手に入ったんだから。これであと1種類か……」

「2種類?これとはまったく別ですか」


思わずといった形で、ダンテスに尋ねてしまう信護だったが、詮索はしないと言ったのは巫咲だったため、開き直る事にした。

幸いな事に、ダンテスは気にした様子はなかった。


「ええ。詳細は秘密ですが。……そうですね。顔つなぎも兼ねて、声高には言えませんが、ヒントを。私達の名前の由来に心当たりはありますか?あるのでしたら、それは何の物語か?」

「ああ!そういう事ですか」

「はい、その予想通りかと。もし、それに役立ちそうな"アイテム"があれば、良ければご連絡を。駄目で元々と考えていますから、気負わないで下さいね。今回のように、運が良ければ巡り合えるでしょう。あなた達はあなた達の仕事をして下さい。何度も言いますが、あなた達には、感謝しかありませんから」

「幸イ、血の涙ニ思ってモみなかッタ望んでイタ効果がありまシタ。これがあれバ、最悪、私タチのうちのドチラカが、やりなオス事ができマス」


そういう二人の顔には、穏やかで明るいながらも、確かな決意の色がある事に、今更ながら気付いた信護と巫咲であった。


この後、エデとダンテスに具体的な使用方法を教えたが、二人は熱心に耳を傾けていた。

そして、別れの時間が訪れたため、惜しみつつも別れの挨拶をし、今は居間でくつろぐ時間にその身を預ける。

最も、くつろげるのは巫咲だけで、さっきからボーっと庭を眺めている。

信護は今回の報告書を書き上げているため、忙しい時間を送っていた。

そんな中、巫咲は思い出したようにポツリと呟いた。


「あの二人、これから大変ね」

「ええ、それは確かにそうですね」


報告書に書くのは"アイテム"の事だけで、あの二人の事情にまで踏み込んで報告する気は無い。

だから、ヒントで気付いた二人が企んでいる事は、報告書に記載はしない。

あやふやで、報告の本旨とズレている事を記述するような無駄な事をして、評価を下げる事などする気は毛頭なかった。

二人の前途に幸あれと思っていると、巫咲は信護に爆弾を投げつける。


「これからあの二人は、色々な人から狙われそうだもんね」

「ええ。……ええ!?何で……」

「面倒な点はあれど、若返りの効果を持った"アイテム"なんて皆、喉から手が出る程欲しいでしょ」

「……確かに。って、ああ。そ、そうだ。報告書に上げる以上、血の涙の効果も広まるのは避けられないか」

「ええ。秘匿したって、そのうちきっと、漏れるわよ」

「うぐっ」


参ったというように右手で顔を覆う信護だったが、巫咲は仕方ないと言った風に肩を叩く。


「まあ、しょうがないわ。報告上げないわけにもいかないし。そんな事、あの二人は百も承知でしょうよ」

「それは……そうですけど」

「言っていたでしょう。私達は私達の仕事でするようにって。その結果を気にしないでとも。あれは、そういう事よきっと」


その巫咲の言葉でダンテス達とのやりとりを思い出す。

あれは、そういう意味か……。

今更ながら気付いた自分の察しの悪さを毒づきながらも、自分のやるべき事を見出し、身体を動かしていく。

あの二人に思いを馳せながら……。


「よし、頑張り屋で優しい信護くんのために、今日は特別に私が腕を奮ってしんぜよう」

「ええっ。巫咲さんがですか。正気……ですか」

「信護くん……。口は災いの元って知ってる?」


巫咲のジトっとした目から慌てて視線を逸らしながら、ふと、今気付いた事を心の内で反芻する。


(あれ……?俺って信護くんって呼ばれていたっけ?前までは、冬崎くんって呼ばれていたよな。いつからそう呼ばれるようになったっけ?)


記憶を辿っていく内に、もう一つの事実にも気付く。


(あと俺って、いつのまにか巫咲さんって名前の方で読んじゃってた。馴れ馴れしいと思われてないよな)


ふと、確認したくなったため、もう一度、何気なく呼んでみる。


「あの、巫咲さん」

「なあに?」


腕まくりをして、やる気満々な様子でこちらを振り向いてくる巫咲を見つめつつ、思った事を口にする。


「簡単なものでも結構ですから」

「ぶっぶー。却下。料理のために時間を使うと決めたからには、思う存分使うの。時間は有限なんだから、後悔しないように目一杯楽しまなきゃ」


巫咲は楽しそうに、でも、しっかりと信護の要望に駄目出ししながら、勇んで台所に向かっていく。

その様子を、信護は嬉しそうにも、不安そうにも、楽しそうにもなりながら、目で追っていくのだった。


読んで下さりありがとうございました。

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