軽く設定まとめ その2
そこまででもないけど、一応ネタバレ注意
*ネタバレ一部注意
『召喚獣』
名前:ルビー
性別:女性
種族:ヴイーヴル
容姿:燃え盛る炎のような真紅の翼に、大地にのしかかる大きな尻尾。鷲のように強力なかぎづめのある足を持ち、額には宝石のようなものが赤く輝かせ、真紅の髪色に真紅の目。もっとわかりやすく言うのであれば東洋の方にあるという忍び装束を着た「真紅露出低艶強ポンコツドラゴンくノ一」
一人称など:「拙者」「~でござる」など昔話の女侍風でありつつ、ディーに対しては「主殿」と呼ぶ。
その他:
・ディーの3体目の召喚獣にして、ある意味間違いでもないが、間違ってもいるような、ドラゴンの仲間に入る召喚獣の少女。
・リザードマンに近いともいえるが、圧倒的機動力と火力を誇り、見た目が人間に近くとも怪力である。
・宝を蓄える習性から鑑定眼の期待があったが、色々調べたところ恐ろしくポンコツ過ぎることが判明した。
・女侍・くノ一と言われるような見た目をしているが、基本的には炎を攻撃手段として扱い、手よりも先に口が動くと言った方が良いだろう。
・普通のブレスのような攻撃に加え、集中して某巨神兵のような攻撃や、空からの急降下攻撃、武器の使用による一点集中突きなど、現時点でディーの召喚獣たちの中でトップクラスの攻撃性能を誇る。
・その反面、ポンコツ具合も高くなっており、ドラゴンの仲間なのにドラゴンらしからぬことが多い。どことは言わないが、一応飛行の邪魔になるので締め付けており、サイズ的にはノインたちに劣る物のそれなりの持ち主。
・ドラゴンの仲間故か逆鱗も存在しており、場所を秘匿しているが触られないように警戒をしている。
・ヴイーヴルという種族自体雌しかおらず、繁殖期の危険性が危ぶまれるが、まだそうではない模様。場合によっては、自ら籠って主であるディーにやり過ぎないように気を使うように覚悟などもあり、忠誠心の高さとしてはノインに次ぐレベルだったりもする。
名前:ゼネ
性別:女性
種族:(元)ホーリー・ワイト/(現)ナイトメア・ワイト
容姿:長い黒髪に、黒い目。口からのぞくのは鋭くとがった犬歯のようなもの。華奢な体つきをしつつ、黒いマントで体を覆い、頭には小さな王冠がきらりと輝く。もっとわかりやすく言うのであれば「男装の令嬢」。
一人称など:「儂」「~のじゃ、のぅ」などジジババ風。ディーには「御前様」と呼ぶ。
その他:
・学園のある都市近くに出現したダンジョンのダンジョンマスターとして配属されていたモンスター。
・ホーリー・ワイトという。元死体の聖女に悪霊の魂が移ったアンデッドモンスターであったが、ディーの召喚獣になる際に、彼の職業の影響を受けたのか種族が変更され、ナイトメア・ワイトへと生まれ変わり、骨だけの死体の姿から血肉を獲得した。
・ややジジババ風な話し方ではあるが、学園内では女子生徒からのファンが多くなり、彼女的には生前の聖女時代の事も思い出し、ややトラウマにもなっているらしい。
・一応、年長者ともなるので召喚獣たちの中では落ち着いた傾向にあり、まとめ役になる事も多い。頼れる姉風(姉御)とも言える。
・ホーリー・ワイトの時に比べて攻撃魔法を扱えなくはなったものの、死の魔法や強力な幻術魔法など、搦め手などで言えばトップになった。元聖女でもあるのに死の魔法が扱える点に関しては特に気にしていないらしい。
・聖女に乗り移ったというが、正確には融合しており、生前の聖女時の人格でもあり、記憶もしっかり保管されている。男装の令嬢なのは生前からでもあったそうだが、当時はより激しくアプローチをする女性が多かったらしく、かなりのトラウマを抱えているらしい。
・大腐敗時代の聖国の犠牲者でもあるとも言われているが、まだ知られてはいないらしい。本人としても、もはや関係の無い事だと思っている。
・ディーに関しては、これだけの個性ある召喚獣を御せている(?)腕前に感心と好意を覚えている。正直、生前女性慣れは多いが男性慣れはしておらず、実はやや乙女だったりもする(隠している)。
・なお、生前聖女だったのはだてでもなく、アンデッドだけど回復魔法も使用可能。とは言え、カトレアの薬草などを考えると使用する機会も特にない。薬草では補いきれないほどの重症などに使うかもしれない。
・なにげにノインとは、種族的に違えども、「生きている」というカテゴリでは互に怪しい部分から、意気投合していることが多い。メイドゴーレムにアンデッド‥‥‥人工物と死体という違いがあるが、それでも何かと気が合いやすい。
・色々と暗い過去も(コメディ感もある)あるようだが、それは全て生前であり、今の生(?)には特に関係ないと割り切っていたりもする。自虐ネタも多い。
『その他人物』
名前:フローラ
性別:女性
容姿:ディーと同年代くらいの白金髪の少女。
一人称など:「私」「わたくし」など
その他:
・ゼオライト帝国の元第1皇女。現在は女帝(新人)。
・クーデター、王位継承権争いなどによって帝国を一時追われる身となるものの、無事に返り咲くことが出来た皇女。
・亡命中の王国の学園内にてディーたちのことを知り、その無茶苦茶ぶりから帝国の奪還を数回依頼し、なんとか親玉の撃破などに関してで協力をこぎつけることが出来た。
・当初はノインたちを奪還のための駒など物として見る事が多かったが、彼女との話し合いでその部分を指摘され、きちんとした者として見るようになった。
・ディーへの報酬として、帝国に保管されていた召喚士用の貴重な書物を贈呈したのだが、全く役に立たなかったことに関してクレームが届けられてしまいつつも、関係的には良好。
・現在はごたごたしていた帝国内を取りまとめつつ、戦争になりかけた王国との友好条約を結ぶために東奔西走中。皇女ではなくまだまだ助けが必要な女帝となりつつも、国民のためにしっかりと働き中。
・兄弟たちを色々あって失ったので、継承権争いに関しても改革を入れようと検討中。なお、王配も必要になるとはされるが、まだ相手は決めていない。
・ディーたちに関しては戦力などからきちんと警戒しつつ、良好関係を築くべき相手と認識済み。王国の王子たちと同じような認識でありつつ、国に取り込めればそれこそかなりの力となるので、密かな綱引きが行われていたりもする。
『その他:他に出て来た設定まとめ』
「ダンジョン」
世界にできる、洞窟だったり、はたまた洋館だったりと、その形態は色々な種類がある不思議な存在。
中には召喚士が呼びだすようなモンスターがわんさか詰まっており、新たな召喚獣を求める召喚士が契約を結ぶために出向く場所でもある。
それ以外にも、中にいるモンスターたちは食用可能だったり、希少金属でできていたりするので、ひとつできればそれだけで騎士・魔法使いなど戦闘系の職業を持つ人たちが一斉に攻略し、街一つを1年以上裕福に暮らせるだけの資源を獲得できる、貴重な資源場ともなる。
だがしかし、出来立てか、中のモンスターが一定数以上増えた場合、モンスター・パレードという災害が起きてしまうので、管理ができない場合は潰さないといけない。
一番奥にはダンジョンコアと呼ばれるものがあり、ダンジョンを制御する意志ある道具とも言われている。破壊されれば3日ほどでダンジョンが崩壊する。
そのため、重要な守りのかなめとしてダンジョンマスターと呼ばれるような強力なモンスターが配属されており、討伐すればダンジョン攻略者とも認められる。
なお、ダンジョンマスターはとあるモンスターの体験談いわく、「強制誘拐日雇いブラック企業労働者」。
ゆえに、暴れるのが好き、もしくは理性がないモンスター以外では不人気職でもあり、ダンジョンが出現すれば捕まる前に逃亡する者もいるらしい。誰かの配属下にあれば逃れられる模様。
「モンスター・パレード」
踊り狂う、モンスターの祭り‥‥‥っと、そう聞くだけならば、危そうなものではない。
だがしかし、その実態は凶悪な自然災害。
ダンジョンにたまりにたまったモンスターたちが凶暴化し、ダンジョンから飛び出して周囲へ被害を与えまくるもの。
しかも、そのダンジョンに通常出る種とは異なるものが多く存在し、普段通りに挑もうとして大けがをする者たちが続出してしまう。
凶暴化している分、攻撃なども滅茶苦茶であり、仲間意識もなく互に傷つけ合うので、うまくいけば自滅させ合う事もできるのが、何も気にせず周囲へ被害を与えてくるので、そううまくいかない。
一月以上から1時間程度など、その規模は毎度異なっており、それでも対応を誤ると国が亡びる事もある。
「学園のテスト」
適正学園は4年制ほどであり、その一年を大きな休みを挟んで前期後期と分け、それぞれに中間、期末テストが存在している。
テスト内容は共通のものから、各学科ごとに分けたものがあり、テストの点数が悪くなくても態度などで減点され、卒業時に痛い目を見る場合がある。
婚約破棄騒動などもたまに起きるが、大抵痛い目を見る人が多く、なぜ起きるのかは解明されていない。
「ファンクラブ」
‥‥‥密かに結成されている、ディーの召喚獣に対してのファンクラブ。
ノイン、カトレア、ルビーは男性陣、ゼネは女性陣の構成比率が高く、水面で活動中。
密かに同人誌、小説、イラスト、使用済み商品などが売買されており、やや闇市化している魔窟だったりする。今後登場予定あり。
‥‥‥最後のファンクラブが一番不穏なんだよなぁ。
第1王女・第3王子は次回辺りから登場予定なので、その3あたりにまとめる予定。




