設定
※第7回ネット小説大賞・ゲーム部門応募用の設定(らしきもの)です。
読者様は飛ばして次の話にいってくださいまし。
DMM GAMES様はこちらであってます。罰ゲーム会場です。
ド素人の垂れ流す妄想のプールです。ゆっくりしていってね!
【アピールポイント】
未知の現象を解明する学術的な研究対象とする者。
そのエンターテイメント性からビジネスとして金儲けしようとする者。
科学的には観測できず物質も透過する特性を軍事利用しようとする者。
そんな欲望の渦巻くファータ・モルガーナの最前線を駆け抜けた主人公達の物語。
……ごめんなさい。嘘付きました。そんなシリアス風味の物語ではないです。
簡潔にゲーム的な説明をすると、入るたびにMAPも敵のタイプも変わるインスタンスダンジョンを制限時間内でスコアアタックするタイプのVRMO(MOだよMMOじゃないよ)のような世界。
そんな世界をゲーム感覚でぶっつけ本番、手探りで攻略していく内に、この世界の根幹的な秘密に迫っていくお|話(になる予定)です。
【あらすじ】
ファータと呼ばれる思念体が戦いを繰り広げる、1時間限りの戦場があった。
現れるたびに姿を変えるその戦場の名は『フロンテ』。
戦端が開かれる地は、幻で出来た異界『ファータ・モルガーナ』。
初めての発生から6年。
『ファータ・モルガーナ』は原因も原理も不明なまま、ショービジネスとして一大エンターテイメントに発展した。演者となるのは『ファータ・モルガーナ』に降り立つことの出来るファータと呼ばれる能力者達。
これはとあるファータ達が辿る真実と成長の物語。
【世界観設定】
[用語解説・現実世界側]
■ファータ・モルガーナ
6年前、東京の空中に突如として現れた異界。
およそ5km四方からなる巨大な幻の空間で発生から一時間余りで消える。
首都圏で発生し、発生頻度は徐々に上がってきている。今現在は日に二回ほど。
光学的には何も変化が起こっておらず、科学的な観測が出来ない。
それでいて人間には知覚出来るのが特徴。
目を瞑っていても視えるし、色盲でも色を感じ取れる。視力を失った者でも視ることは可能。
空中に現れ、実体を持たない蜃気楼のような存在であることからファータ・モルガーナと呼ばれるようになった。
発生するたびに進化といえる変化をしていて、ビジネスの展開が始まったあたりでフロンテとシェーナの2つのフィールドに分化した。
■コロン
ファータ・モルガーナの現象を説明する為に提唱された仮想の素粒子。
ラテン語の心が語源。日本ではこころんと呼ぶ人もいる。
現在の科学技術では観測も干渉も出来ない。
人間の精神と相互作用する素粒子で、一定の密度に集約されると知覚できる幻になるという仮説が有力。
カメラで撮影した映像の状態でも幻を知覚することが出来ることから、コロンそのものは大気内に満ちていると推定される。
そして、意図的に映像を加工しようとするとその人間の意識によってコロンが変化し幻は失われる。
逆に言えば映像データの機械的な処理では失われない。よって映像の世界配信は可能。
■ファータ
肉体にコロンを留めると同時にそのコロンを操作することが出来る人間の能力者のこと。
またはその人間が生み出すファータ・モルガーナ内で活動できる思念体のこと。
■ファータ(人間)
外見的に人間以外の生物の何か特徴を持つ。哺乳類であることが多くケモミミやしっぽの形態がほとんど。
一般人にも視えるし触ることも出来る。ただし、コロンの集合体なので触ることが出来るのは生身の人間に限られる。
帽子を被っても帽子が素通りし、帽子からケモミミが飛び出しているように視える。
この特徴は思念体時にそのまま引き継がれるため身バレの原因になっている。
しかし、偽装出来る者も多く、その場合は外見からでは普通の人間と区別がつかない。
ファータになれる人間の条件はファータ・モルガーナへの関心が一定以上にあること。
加えて、金銭や承認欲求、恋愛などの現実世界での精神的欲求の優先度よりも高いこと。
現実世界での欲求が一定以上、上回ってしまうとファータとしての能力を喪失することがわかっている。
結果として大人でファータになれる者は極めて少ない。
■ファータ(思念体)
能力者によって生み出されたコロンの集合体。思念体。
当初は妖精のような見た目の思念体が遠隔操作されていた為、ファータと名付けられた。
今現在は能力者の精神が一体化したもので意のままに動かせる。
この時、妖精のような見た目から人型になった。
アヴァロンチャンネルが始まったのもこの頃で、個別のファンがつくようになる。
その後、Vファータの配信も始まるとファンやファータ本人によって設定が形作られ多彩な姿を持つに至ったアイドル的存在。
■フロンテ
ファータ・モルガーナの分化で生まれたフィールドのひとつ。
もうひとつのフィールドであるシェーナに比べてコロンの濃度が濃く、ファンタズマと呼ばれる敵性存在が発生する。
ファンタズマと戦い、倒すことでコロンを吸収することがメインとなる。
バトルが中心となるフィールドであることからフロンテ(前線)と呼ばれる。
ファータ同士で戦うことも可能だが勝っても得られるコロンの効率は悪いことが多い。
また、実力不足のファータを弾く円卓システムと呼ばれる機構が備わっている。
フィールドそのものやフィールド内でのルールも毎回変わり、参加した時点でその情報が直接インプリンティングされる。
■シェーナ
ファータ・モルガーナの分化で生まれたフィールドのひとつ。
フロンテと比べてコロンの濃度が低く、ファータであれば誰でも参加は可能。
フロンテにいくための実力を磨く者、戦いを好まない者、アイドルとして活動する者――
特に決まったルールがあるわけではないが芸人として活動する者が多いことからシェーナ(舞台)と呼ばれる。
■ファンタズマ
フロンテ上で自然発生するコロンの集合体。
敵性存在。倒すことでスコアを稼げる。
■第一世代
フロンテ初回発生時に、思念体として直接現地に転移したファータのこと。
学術的な研究をする上で基準として利用されることが多い。
■アヴァロン(妖精保護区)
ファータの保護と研究を目的として作られた人工島。
主人公を含めた大部分のファータはここに暮らしている。
コンパクトにまとまった最先端のスマートシティで島内で使われる全エネルギーは自給自足が可能。
量子ネットワークが張り巡らされていて情報的にも保護されている。
■キアーヴェ
アヴァロンに住む住人が身につけるチョーカータイプのデバイス。
遺伝子で持ち主を判別するゲノム認証機能と脳を中心とした生体情報をスキャンし自動アップロードする機能を持つ。
当然、遺伝子情報の提出がアヴァロンに住むための必須条件になる。
また、ファータ・モルガーナへと転送を行うためのトリガーとしても使われる。
といっても転送されるのではなく、ファータ本人の能力による転移である。つまり、暗示用のアイテム。
転移する際に使うキーワードは『アプリーレ・ポルタ』
■キャメロット
アヴァロンのランドマークである大型の複合施設。
また、量子ネットワーク上で基幹情報が処理されるレイヤーがあり、これもキャメロットと呼ばれる。
というよりこちらのほうが本丸で世界最高の防御力を持つと言われるデジタルフォートレス。
■アヴァロンチャンネル
ファータ・モルガーナ内を撮影し配信しているチャンネル。通称アヴァチャン。
蜃気楼予報に基づき、ドローンを事前に配備して撮影を行っている。
ドローンが集中しすぎたことで接触事故が多発したことで、ドローンの統制をとって、撮影、配信する放映権が設定され、持ち回りで企業が配信する仕組みが出来た。
元々はアヴァロン内での交流のためのコミュニティだった。
ランキングや交流会、Vファータ配信、開発室などコミュニティとして日々進化している。
■蜃気楼予報
発生するたびに異なった姿を見せる未知なる現象であるファータ・モルガーナの映像はそれなりの人気を誇っていたが偶々目撃した人間による偶発的な配信しかなかった。
しかし、コロンに対して感度の高い人間は集約しつつあるコロンを目視出来る。
その目撃情報を集約して分析し、ファータ・モルガーナ発生地点を予測するに至ったサービス。
■Vファータ
ファータの言動をベースにディープラーニングで学習したAIによる仮想ファータ。
ネット配信の形でファンと交流し、そのフィードバックがファータ本人にも影響を与えている。
■開発室
ファータの容姿や武装、カラーピースからバックストーリーまで考察やら提案やら議論やらされているコミュニティ。
最終的な選択はファータ本人が行うのでココで勝手にキャラクター像が固まってしまうことはない。
”中の人”と直接交流できる場としても人気。
■カグラボ
主人公が通う学校や併設されている研究所の通称。
研究所の所長である神楽が学校含めて「私の実験場だ!」と公言したことから、いつしか学校も含めてカグラ・ラボラトリー、カグラボと呼ばれるようになった。
義務教育過程までは正規のカリキュラムだが、それ以降は生徒の自主性に任せ、各自好きなものを勉強し、毎週レポートの提出することが義務付けられるのみとなる。
■モルガン・ル・フェ
キャメロットの中枢たる基幹システムを担う量子ゲート方式の量子コンピューター。
もしくはこの量子コンピューターが運用しているAIのこと。
キアーヴェから入力された各個人のデータをそれぞれデジタルアニーリング方式で最適化し、ニューラルネットワークを作り出すことで集団の意識を観測する。
ファータ・モルガーナの変化と照らし合わせることでコロンの振る舞いを解き明かすことが目的。
結果的に世界で最も進化したAIを持つ。
その情報的価値からハッキングをよく受けているが、水際で防ぐのではなくダミーシステムまでおびき寄せることで日夜ハッカーと戦いAIを進化させている。
もはや人間では突破できないとも言われている。
[用語解説・フロンテ側]
■円卓
円卓システムに認められたフロンテ参加者が最初に転移する場所。
円卓があるわけではなく何もない部屋。
入った時点で今回のフィールドの特徴やルールがインプリンティングされる。
MOゲームでいうところのロビーにあたるもので、持ち込む武装等の選別やパーティの結成や交流などはこの段階で行われる。
本戦が終了したときとリタイアした時に転送される場所でもある。リザルトが行われるのもココ。
■本戦
開始から60分で終了する。ボス討伐等の別な終了条件がある場合はその条件が果たされた時点で終わる。果たせなかった場合でも60分で終了する。
開始時にパーティ単位でフィールド上のランダムな位置に転送される。
死亡時及び終了時に今度は円卓に転送される。
■スコア
本戦時の行動によって付与されるポイント。本戦時に確認することは出来ず、リザルトでスコア合計が知れるだけ。
そのためスコアの算出方法は不明だが、ファンタズマを倒すことで稼げることは判明している。
また、戦闘行動において観客の心を動かすことで稼げることも判明している。
しかし、芸をしたり、えっちなことをしたりといった、非戦闘行為では稼げないことも判明している。
要するに魅せる戦い方をした者が稼げる。
リザルト時にスコアに応じてコロンが分配される。
■カラーピース
本戦中に使えるスキルのようなもの。
色と効果が紐付いている。効果のほうはファータが決めるため、他のファータが使う色と被っても効果は別になる。
効果はファータが決めるといっても威力がついてくるかは別。エターナルフォースブリザードとか作るのは自由だが相手が死ぬ技にはなってくれるわけではない。
アクティブカラーかフィジカルカラーに近い色ほど効果が高くなる。
使いづらく汎用性に乏しいほど高い効果を得られため、意図的に制限をかけることで威力を上げることが出来る。
エネルギーをチャージすることで使うことが出来るようになる。
一度チャージすると使わない限り、別なピースにチャージすることが出来ない。
使用すると魔法陣の発動とともに効果が現れる。
最大7個まで持ち込むことが出来る。
円卓での準備時間中に選定しておかなければいけない(本戦中に変えることはできない)。
選定時はピース1個に同じ効果を重ね掛けすることも出来る。重ねた分もピース1個でカウントされる。エネルギー的には100%分の上乗せだが、効果は20%増(加算)にとどまり効率は非常に悪い。
■ラストピース
本戦に持ち込み消費していったカラーピースの最後にひとつのこと。効果が30%増(乗算)される。
ラストアタック用でこれを撃ってなお戦闘が継続する場合は通常攻撃しかできなくなる。
■抱え落ち
本戦で使いきれずに終わったカラーピース。
スコア減点のペナルティがある。
■理想的なスコアを稼ぐ方法
時間いっぱい戦い抜き、ド派手な立ち回りをし、カラーピース7個分をすべて使い切り、ラストピースでフィニッシュを決めるのが一番。
■アクティブカラー
攻撃や防御等の能動的な行動に乗る属性。
だいたいファータの見た目にも反映されていることが多い。
赤系統:火属性
黃系統:雷属性
茶系統:地属性
緑系統:風属性
青系統:水属性
紫系統:毒属性
白系統:光属性
黒系統:闇属性
■フィジカルカラー
身体的な特性。これもだいたいファータの見た目に反映されていることが多い。
赤系統:攻撃力増加<大>、防御力減少<小>
黃系統:瞬発力増加<小>
茶系統:防御力増加<大>、瞬発力減少<小>
緑系統:瞬発力増加<大>、攻撃力減少<小>
青系統:防御力増加<小>
紫系統:カラーピース威力増加<小>
白系統:チャージ時間短縮
黒系統:チャージ時間増加、カラーピース威力増加<大>
■武器
特に制限はない。好きな武器を武装として持つことが出来る。
現実世界における差など関係なく、剣であれば木刀だろうがエクスカリバーだろうが威力は同じになる。
使い勝手がいい武器ほど威力が下がり、ピーキーで扱いずらい武器ほど威力が上がる傾向がある。
つまり銃は扱いやすいがとても威力の低い武器になる。使用者は少ない。
無手の場合は拳、肘、膝、足に補正が入る。
魔法を使う場合は杖等の発動体が必要になる。
■神器
神話等に登場する武器を再現した中で神器として観客に承認された物のこと。威力に補正が入る。
複数人が原典を同じくする武器を持った場合、最も承認力の高い武器だけが神器となり、神器となれなかった武器は紛い物としてマイナス補正がかかる。
一度作った武器は破棄することが出来ず、補正はそのファータが持つ武器すべてにペナルティがかかるため神器を得るのは非常にリスクの高い行為になる。
神器を持つファータは神器使いと呼ばれる。
■HP
ヒットポイント。なくなるとリタイアで円卓送りになる。
数値やステータスバーのようなものはないが、ファータ自身は感覚でHP残量がわかる。
第三者からはアーマーブレイクの状態で判断できる。魔法やポーションで回復が可能。
■アーマーブレイク
ダメージを受けてHPが減った際、HPの残量が第三者でも見ただけでわかるように変化していく現象。
身にまとっているものが破損していくのがデフォルトであるためアーマーブレイクと呼ばれている。
HPを回復させると衣服も元に戻る。解せぬ。
ファータ本人がブレイクによる変化方法を提示し、ファンにそれを承認されることで衣装破損から変えることが出来る。ただし第三者がひと目見てわかる変化でなければいけない。
衣装破損以外のアーマーブレイクを持つファータは僅かしかいない。
■装甲タイプ
アーマーブレイクによってパラメータは変動する。以下の5タイプが存在する。
ブレイクでパラメータは変動しない通常型。
ブレイクするほど攻撃力は上がるが防御力は下がる攻撃型。
ブレイクするほど防御力は上がるが攻撃力は下がる防御型。
ブレイクするほどカラーピースの威力は上がるが防御力は下がり、チャージ時間も増えるピース型。
ブレイクするほど攻撃力と防御力は上がるが装甲値の回復が出来ないアンデッド型。
■アーマーパージ
フレッシュピンクのカラーピースを使い強制的にアーマーブレイクを起こす技。
チャージなしで即発動し、他のカラーピースがチャージ済みでも使える。
パージする量は自由に調節できるため誰が使っても効果は同じ。ただし、最大HPの5割以上のパージが最低ライン。
パージしたHP量に応じて一時的なステータスボーナスを得られる。また、パージ中はHPを回復しなくなる。
抱え落ちした時のペナルティは通常の2倍。
■ポーション
HPを50%分回復できる飲み薬。
飲む行為が必要かつ飲みきらないと効果が出ないため戦闘中には使いづらい。
本戦開始時に3本支給される他、フィールド内で稀に手に入ることもある。
ポーションを使った本数はスコアには影響しない。
■リザルト
本戦終了後にスコアの発表、コロンの分配、ランキングの発表が行われる。
次回以降のアップデート内容が、インプリンティングされるのも、この段階。
その後の現実世界への帰還は任意。任意帰還しなくても時間で強制送還される。
■ランキング
コロン保持量によるランキング。
■コロン保持量
各ファータが保持しているコロンの総量。
特定の値までいくと何かが起こると言われている。この特定の値は個人毎に異なる。
保持量は日常生活を送っているだけでも変動するが誤差の範囲。
【キャラクター】
[ファータ側]
・名前:ティティス
・通称:ソードダンサー、ティティスたん
・一人称:ボク
・種族属性:猫
・アクティブカラー:カーディナルレッド
・フィジカルカラー:サーマルブラック
・装甲タイプ:・ピース型
・武器:片刃の双子剣ティテンとティトン。合体して両刃の大剣になる。
・容姿:黒髪に黒目、黒毛のネコ耳をもった見た目10歳くらいの幼女。
髪型はツインテールで毛先のほうが赤くなっていて揺らめく炎のように見えるのが特徴。
服装はインナーが白でアウターが黒基調に赤のアクセント、ミニスカートに赤黒ボーダーのオーバーニー。
・人物像:本作主人公。赤系統のカラーピースを多用する炎使い。第一世代。
スコアを重視するランカー気質なため、大胆かつリスキーな戦い方を好む。
敵に斬り込んで踊るように剣を振るう戦い方をするところから「ソードダンサー」とも呼ばれる。
普段はクールだが、戦闘時はアドレナリンの分泌量が増えるにつれ熱くなっていくタイプ。
状況にあわせて臨機応変に対応するのは得意だが、想定外の事態に弱く失敗も多い。
ティロノエのファンからは嫁とも呼ばれている。
・名前:ティロノエ
・通称:ティロきち、忠犬、フェンリスヴォルフ
・一人称:ティロ
・種族属性:狼
・アクティブカラー:カンパニュラモーブ
・フィジカルカラー:フロスティブルー
・装甲タイプ:攻撃型
・武器:爪、グレイプニル(神器)
・容姿:くせ毛で紫がかった淡い青色のロングヘアをもった見た目15,6歳くらいの少女。アホ毛
ショートパンツのへそ出しルックで左右で長さが非対称のニーソを履いている。全体的に露出度が高い。
・人物像:本作ヒロイン。青系統のカラーピースを使用した氷撃の肉弾戦を好む。第一世代。
初回からずっとティティスの参戦するフロンテにのみ参戦しているストーカーわんこ。
セクハラまがいのスキンシップをとることが多いが、肌の触れ合いが欲しいだけ。天然。
技も知識も精神も未熟で幼いがコロンの感知及び操作能力は次元の違うチート級。
ティティスとパーティを組み、ファータとしてプロデュースされたことで急速に洗練されていくことになる。
アーマーブレイクは衣装破損とともに包帯や絆創膏などが増えていく肌面積が減る方向に修正した。
グレイプニルは6つの偽装した魔法術式をひとつずつ空間に直接印加して立体魔法陣を形成することで発動という手間のかかる大物専用の拘束術式。
猫の足音、女の髭、岩の根、熊の腱、魚の息、鳥の唾液を意味する術式が肌に組み込まれているが、発動及び展開時以外は見えないようになっている。
HP3割以下のアーマーブレイク時の包帯などですべての術式が隠れるように仕込んであり、多大な制約を敷きながらも発動するまで悟らせないように設計された術式。
・名前:フォセッタ
・通称:いたずらウサギ、セッタん
・一人称:わたし
・種族属性:兎
・アクティブカラー:キャロットオレンジ
・フィジカルカラー:ホワイトリリー
・装甲タイプ:防御型
・武器:ヴァナルガンド(神器)
・容姿:アルビノ系の白い肌に白い髪に真っ白いローブと白づくめな少女。
13歳くらいの外見で、肩口まで伸びた髪にたれミミ系のウサ耳が特徴。
・人物像:もうひとりのヒロイン。白系統のカラーピースをメインにした回復・支援特化型。
回復と支援ガン積みで戦闘能力を切り捨てた戦闘スタイルでティティスとパーティを組むまでは辻ヒーラーをしていた。
支援をかけるタイミングの絶妙さと辻ヒール後の逃げ足の速さには定評がある。
回避能力が非常に高く回復スキルと合わせて生存能力が極めて高い。
気まぐれで面白いことが大好きなトラブルメーカー。
神器はティロノエ救出のために作ったもので、それ以前は無銘の杖。
・名前:マゾエ
・通称:マゾ絵さん
・一人称:私
・種族属性:熊
・アクティブカラー:アンティークゴールド
・フィジカルカラー:オールドライラック
・装甲タイプ:アンデッド型
・武器:ミョルニル(神器)
・容姿:ウェーブのかかった茶髪をした妙齢の女性。巨乳でぽっちゃり気味。修道服を着ている。
・人物像:対人戦で痛めつけられることに快感を覚えてしまっているドM。
ゆえに対人戦が大好きで出遭えば、かなりの高確率でバトルを仕掛けてくる。
武器は兇悪なフォルムを持ち、見た目通りの威力重視の戦鎚ミョルニル。
アーマーブレイクに拘りがあり、何段階も用意している。
防御を重視した戦い方をする一方で、ミョルニルによる一撃必殺を狙ってくる。
ティティス曰く、遭遇したくないファータ第2位。
[現実世界側]
・名前:上尾彼方
・年齢:16歳
・一人称:僕
・本作主人公。つまり、ティティスの中の人。
どこにでもいそうなもやしっ子の引きこもり系ネコミミ男子。
第一世代と言われる最古参のファータのひとり。
ファータであったことでトラブルやイジメ等もあり、今はアヴァロンに単身で引っ越してきて寮生活をしている。
だが、過去に囚われることなく、というかファータ・モルガーナのこと以外は眼中にない。
ファータである今を全力でエンジョイしているとも言える。
・名前:東海高陽
・年齢:17歳
・一人称:俺
主人公の幼馴染。親友。主人公と違い体格はいい。
ファータではあるが隠せるタイプなので身バレはしていない。正体は主人公も知らない。
父、母、妹の4人の家族揃ってアヴァロンに引っ越してきたが、一人暮らしに憧れて寮生活をしている。
面倒見の良い兄貴肌のイケメン。
・名前:神楽蒼華
・年齢:27歳
・一人称:私
カグラ・ラボラトリーの所長。
175cmという長身で白衣に眼鏡の若き天才科学者。
己の知識欲に正直で相手の迷惑など顧みない、だが研究対象に向ける愛情もまた確かでこれも隠さない。
裏表のないその性格ゆえか、蒼ちゃん、蒼っち等と呼ばれ親しまれている。
ファータ・モルガーナに対する執着は主人公以上だが、現実世界でその謎を解き明かすことを目標にしているためファータにはなっていない。
最前線にいる主人公とは交流が深く、かれこれ5年になる。
本編の進行に合わせて随時追加していく予定です。特にキャラクター周り。