表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/40

王都へ

「今日も魔物を倒しに行くよ」

「ただし、ヘルなんとかは使わないこと!」

「分かった」


「マーサ、分かったよ」

「今日は、ヘルフレイムキャノンは使わないよ」


昨日と同じく山を二つ越えて行く。

マーサのペースで進んで行くのは大変だがmaxではない気がする。

多分、僕に合わせくれている。

しかし、付いて行くのは大変だ。


狩場に到着するが、まずは休憩だ。

一服後早速魔物を探すが、中々見つからない。

こればかりは仕方がないので、焦らずに探すと。

山向こうにいるのを発見した。

マーサはすでに見つけていたが、僕の為に黙って見守ってくれた。


「マーサ、あの山の向こうに魔物がいるよ」


「よく見つけたね、じゃ今から行こうか」


僕の頭を撫でながら、さらりと言う。

嫌な顔をしたが、意味はなかった。

走り出すマーサに付いて行くだけだ。


魔物とは直ぐに出会い戦いの開始である。


「ロビンさぁ、行っておいで」


遊びに送り出すみたいに言うが、魔物との戦いだが、マーサには緊迫感は無い。

今度は、猪の魔物である。


早速の突進攻撃を繰り出して来る魔猪に敢えて、正面からノーマルファイアーボール撃ってみる。


「ドス」


頭に直撃したがお構えなしに突っ込んで来る。

効いてないみたいだ。


「ノーマルでは無理か」


独り言を言いながら、突進を回避する。

魔猪はUターンして、再度突進攻撃だ。

今度は、盾からのファイアーボールだ。


「これでどうだ!」


「ドゴーォン」


直撃して吹っ飛ぶ魔猪。

さっきの2倍は威力のあるファイアーボールは、効いたみたいだ。

魔猪は立ち上がったがフラフラだ。


「これで終わりだ」


もう一度、盾からのファイアーボールを撃ち魔猪に直撃して勝負ありだ。


「ねえ、ロビン」

「何で、魔猪の正面ばかりから攻撃したの」


「あのね、一番強い所を攻めたらどうなるだろうと思ったから」

「それと、魔物相手の基準作り」


「基準作り?」


「そう、この魔物にはどの位の威力で攻撃すれば良いかの基準」


「じゃあ、色々な魔物を探して行こうかね」


「うん!」


倒した魔猪の魔石を取り、次の魔物を探す。

今度は、魔狼だ。

五頭の群れで、俺とマーサを狩りに来た。


「マーサ、俺にやらせて」


「任せて大丈夫かい」


「うん、任せて」


マーサの前に出て、レイピアを抜き盾を構える。

魔狼は、周りながらチャンスを伺っている。

ここは、先手必勝だと思い。

盾に魔力を込め、チャンスを伺う。


「ファイアーショットガン!」


炎の散弾が扇状に盾から発射される。

盾の前方にいた魔狼の三頭に無数の玉が当たり、横たわり戦闘不能に追い込む。

魔猪ほど、耐久力はないみたいだ。


残り二頭は、これを見て逃げて行った。

前世で読んだらラノベでは、ショットガンを使っていたのでそれをアレンジしてみた。

上手いこと言ったぜ!

横たわりっている魔狼にとどめを刺して、これで一安心だ。

忘れずに魔石も取る。


「今のは一体どうしたんだい」


「1対多数だから一回の攻撃で複数に当たる攻撃を試してみた」

「予想以上に上手く行ったね」


「はぁ、これもぶっつけ本番かい」


マーサは呆れながら話をする。


「もうそろそろ、次のステップかね」

「じゃ今日は帰るよ」


マーサは独り言を言いながら.....





翌日....


今日は麓の村にいた。

いつもの買い出しと、冒険者ギルドにより魔石の換金がメインだが今日は、ギルマスが出て来て応接室に案内される。


「マーサさん」

「頼まれていた受験の手続きしておきました」

「試験は二か月後です」


横で話を聞いて。


テンプレキターー!

心の中では、ガッツリポーズである。


「ロビン、聞いた通りだよ」

「王都にある、王立学校・魔道科の入学試験を受けてもらうよ」

「まぁ、私が仕込んでいるから問題ないけどね」

「ただ、人混みに慣れる為に私の弟子の家でテストまで過ごしてもらうよ」


「ハイ!」


「それと、出発は1か月後、商人の警備の仕事を受注してもらう」

「ギルマス、よろしく頼むね」


「はい、任せて下さい」


マーサに、ギルマスがすごく気を使っている。

改めてマーサって何者だろう?




そんなこんなで、出発の日。


マーサも村まで見送りに来てくれている。


「忘れ物は無いかい」


「大丈夫!」


大事なものは、マーサから貰った腰につけているアイテムポーチに入れてある。あとは、盾を斜めに背負い、剣を腰に挿し準備完了である。


もうそろそろ出発だ。


「マーサ、行って来ます」

「到着したら手紙を書くね」


「あぁ、まってるよ」


「いってきます」


おおきく手を振りながら、商隊に付いて行く。



「ギルマスすまないね、息子さんもおなじ依頼を受注してくれて」


「いえいえ、息子(ケイ)も王都に行かしたかったので、渡りに船だったんです」

「お気になさらないで下さい」


「ありがとう」


素直にお礼を言い、少しさびしそうに家に帰って行った。




「ケイ兄」


ギルマスの息子に話しかける。

昔から、兄みたいな存在で慕っている。

商隊の横を一緒に歩きながら話しかける。


「どうした」


何気なしに返事をするケイ。


「商隊の護衛て周りを注意しながら、盗賊や魔物から商隊を守る事だけど」

「危険度は高いの?」


「あぁ、そうか」

「商隊の護衛も依頼を受けるのも初めてだったな」

「危険度は低いよ、たまに、モンスターが出てくるけど」

「この商隊みたいに俺たち以外に五人も護衛がいれば、盗賊とかも襲いにくいだろう」


「ケイ兄、ありがとう」

「安心した」

「初めてだから、気になって仕方なかったんだ」


そんな話やこんな話をしながら護衛の任務を続ける。

また、トラブルもオークや、ゴブリンとの遭遇ぐらいで先輩冒険者達がサクと倒してしまい、出番なしである。


こんな感じで、無事に護衛を続けること7日目の夜の事だった。


交代で見張りをしているのだが、行き成り弓矢が見張りを目掛けて飛んできた。

ただ見張りには当たらないが、敵襲である。

商隊と護衛が全員すぐに目覚め、戦闘体勢に入る。


俺は盾を構え、レイピアを抜き辺りを警戒している。


「**********」


ここで俺は魔力を薄く広げて、辺りの様子を魔力の反応で確認する。


「ケイ兄、まずい」

「前後に挟まれている」

「前15人、後10人ぐらいいる」

「他の人にも伝えて」

「前は任せて」


「OK」

「前は任した後はどうにかするから」


ケイ兄に後からの敵襲に備えてもらい俺は一番前に出る。

先輩冒険者に出すぎだと注意されるもおかまえ無しだ。


「さて、やりますか、盗賊に人権は無い」


どこに居るかはわかっている。


「ファイアーショットガン!」


扇状に小さなファイアーボールを無数打ち出す技だ。

今回のは、射程を長く威力低めで打っている。

人間が相手だからこれで十分だ。

30メーターぐらいの射程距離で盗賊15人全員に当たり大慌てで逃げていく。

追撃している暇は無い。

急いで後ろに回り、もう一度だ。


「ファイアーショットガン!」


これも盗賊10人に当たり大慌てで逃げていく。

これで防衛終了だ。

たぶん盗賊団の全員がやけどで戦闘不能になったと思う。



「坊主、助かったぜ」

「しかし、すごい技だな」

「あんなの見たことが無いぜ」


先輩たちの言葉である。


商隊長からもお褒めの言葉を頂いた。

そして無事に、フラグの回収終了である。

この後、忘れずについてしまった火を消して回った。


強盗団の襲撃を撃退して朝を迎えたのであった。


それからは、何事も無く?予定どうり14日で王都まで到着し依頼達成である。

商隊と別れ、先輩冒険者達やケイ兄と一緒に冒険者ギルドに報告に行くこれをしないと報酬が無い。

この手続きもケイ兄に教えてもらいながら無事終了。


「ロビンこれからどうするんだ」


「入学試験までマーサの弟子の家で下宿させてもらうから」

「今から行ってみるつもり」


「そうか、頑張れよ」


「ケイ兄、じゃあまた!」


さあ行こうか!

王都での新しい生活の始まりであった。





つづく

あたたかく見守って下さい。

3話目は明日投稿します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ