【江戸時代の身分制社会のような……】(俣彦『短編ぼくのまち』)
歩の1つも粗末に扱わない代わりに
誰一人として
『と金』
になることが許されない
江戸時代の身分制社会のようなサッカーが展開されましたのが
(……ロシアで開催されることになるのかな?)
2018年サッカーW杯アジア二次予選初戦に置きます
日本代表の姿であった。
と感じております。
(先手から見て)
右サイドから左サイドに至る全ての横幅におきまして
四筋までは順当に押し上げることが出来たのでありましたが
まず両サイドの選手が
シュートへの志向は強いけれども
独りで切れ込むタイプでは無いため
四筋の位を内側に向かってスライドするだけとなり、
なら空いた両サイドを
サイドバックが駆け上がりまして
三筋より前へ
抉りこめが良いのでありますが
(不在になると
レギュラー2人の力を
改めて知ることになるのだな……)
とスペースを活用することが出来ず
ボールを大事にするあまり
相手ブロックの前での
プレーを余儀なく(?)され、
シュートは放てど…
の時間が過ぎていきました。
後半に入りまして
最初の選手交代の直後でありましたか…
監督からの
(交代した選手の本職のポジションから)
『点を奪え』
のメッセージを感じ取りました
左サイド側の選手が
全体的に
前へ前へ
の意識が強くなったことに伴い
最終ラインが斜めになったところを目掛けまして
シンガポールが
大駒(縦パス)を打ち込んできた場面。
いつでも点が奪うことが出来そうなんだけど…
1点が入らず
時間だけが悪戯に過ぎていく類の試合で良く見られる
シュート本数。20対1
トータルスコアは0対1
になり兼ねない事態に陥ることがよくあるのでありますが
今季。所属クラブで
前掛かりになるチームの
中盤
特に守備面で活躍されました選手が
所属クラブの時同様
ピンチの芽を摘み採ることが出来たので
よかったのでありましたが
…危うく
と言う試合でありました。
縦のスピードを意識するあまり…
と言う報道が為されておりましたが
見ていて思ったことを
率直に述べさせていただきますと
相手がカウンターに出た場面が
幾つかありました。
で。
比較的日本にとりましては
良い状況。
相手にとりましては
ボールより後ろの選手が少ない
まだ守備陣形が整っていない状況で
再びボールを保持し、
さぁカウンター返しだ!
の場面で
(スペース目掛け飛び出す選手がいなかったんだよな……)
それだけパスを出す選手
パスを受ける選手
共に
互いを信頼していないのかな……
と言うのと
繰り返しになりますが
レギュラーの両サイドバックの2選手が
試合に出ることが出来ない時、
今後もシンガポール戦同様。
成り上がろうとする選手は居ないのかな?
と90分もどかしい時間を過ごすことになるのかな?
そんなこと感じながら
日本対シンガポールの試合を
眺めさせて頂きました。




