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第1話

本日から投稿させていただきます。


誤字、脱字には気を付けていますが発見された方はどうかご連絡ください。

また、「この表現はこうした方がいい。」というものがあればおしらせください。

~~~主人公が異世界召喚される前日~~~



「明日よりここ、神聖世界セクネタリスにて主神12体によるワルプルギスの開始を宣言する。開始までにそれぞれが管理する世界から代表を選出し、この世界に召喚しておくこと。代表者の条件はいつもと同様に人数、能力、種族、その他一切の条件はない。しかし、そなたたちが持つ能力、恩恵、加護は同じものを複数人に与えることはできない。またそなたたちが代表者に与えた能力、恩恵、加護はそなたたちから失われる。そなたらは召喚を行った時点で勝者が決定するまでその者達に干渉することはできなくなる。それでは以上を持って閉会とする。」





































~~時同じくして、場所、地球。主人公の過去の記憶~~


「・・・・・・しょう・・・、・・・しょう。ねえ・・・しょう、好きよ。私は、祥のことを愛してる。」


「・・・・・・俺もだよ。俺も・・・伽奈かなのことを愛している。」
















「はじめまして神代翔かみしろ しょうさん。私は主神12体の1柱であり、この世界を管理している豊穣の女神ティアナです。」


今、俺の目の前には自分を女神だという女、ティアナがいる。

たしかに背中には7対14枚の翼を生やしているし、きちんとは認識することはできないが、染めたのではなく、それそのものが光を発しているかのような金髪で、出るとこは出ていて、締まるべきところは締まっている。

顔も・・・いや存在そのものが現実離れしているが、いきなりそんなことを言われても信用できるはずがない。

その翼はとても上手く作れているけども自分の妄想に他人を巻き込んでんじゃねぇよ。っていつもの俺ならいっていただろう。

だが、俺は信じるしかなかった。

なざなら俺は見てしまったのだ。

この女が今にも雨でも降りそうなどんよりとした雲に一粒の光が見えたかと思うと、瞬く間に一筋の光になり、一条の光線へとなったかと思った瞬間に直視できないほどの光で空が満ちた。

その光が消えた後に、こいつは空にポツン浮いていて、そこから自分の意志で自在に空をかけてここ、俺が通っている私立東雲高校の屋上にきたのだから。

だからこそ俺はこいつが女神だという話を信じて話を聞いてみることにした。


「俺に何の用があって来たんだ?」


「おやっ??いきなりだというのに信じていただけるのですね?信じてはいただけないかと思っていましたが・・・」


「御託はどうでもいい。さっさと話せ」


「そうですか。ではお話しさせてもらいましょう。このたび主神12体全柱によってワルプルギスの開催が決定されました。そのため私たちはそれぞれが管理する世界から代表者を選出、異世界セクネタリスへの召喚を行い、あなたがたには私たちの代理戦争を行ってもらいます。

もちろん代表者として召喚される方には私たちの能力や恩恵、加護を与えますが私たちの能力や恩恵、加護は同じものを複数人に与えることはできません。そして、私たちが代表者に譲渡したものは例外を除き私たちから失われます。そのため通常は2、3人に複数のものを譲渡するのです。

しかし、今回私はこの東雲高校の生徒、教職員全員を代表者として召喚しようと思います。今回のワルプルギスはいつもどうりにしたら全員が死にますので・・・」


「いくつか質問させてもらうが、一つ目におまえは今回のワルプルギスはいつもどうりにしたら全員が死ぬといったが、それはよくおこなわれているのか?何の目的で?

二つ目に俺がそれを行うことに何の利益がある。

三つ目になぜその話を俺の前でした?この学校の生徒と教職員全員を代表者として召喚するのなら全員の前でしたほうがいいだろ。

四つ目にあんたが俺に与えてくれるものはなんだ?

五つ目に俺たちが召喚される異世界セクネタリスとやらの世界観や成り立ち、今の状況についてだ。」


「あなたの疑問は最もですが、もう時間がありませんものですからこのまま召喚させてもらいます。大体のことはセクネタリスについてからわかるでしょう。ワルプルギスの勝者になれば会うこともできますのでそのときにはすべての疑問に答えさせていただきます。」


ティアナがそういった瞬間上空に紫紺に輝く魔方陣があらわれ、学校全体を包んだかと思うと俺は浮遊感と爆発的な光に襲われていた。


お読みいただきありがとうございました。

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