表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

私の頭の中

『空腹』

作者: 木尾方

2023年11月 世界の人口は、13億人にまで減っていた。




COVID-※※に感染した人、ワクチンなどで微量でも取り込んだ人の ほとんどの人が死んだ。


COVID-※※関連で亡くなった人を追いかけて亡くなった人も沢山いるのだろう。


2023年初頭 COVID-※※と融合する新たな細菌が西の方で初めての感染者が発見された。


この細菌は、COVID-※※と結合すると、(結合にかかる時間は、約2ヶ月 発見した時は、すでに遅かったのだ。)感染した生き物のアミノ酸を変化させ、体内自らの たんぱく質を消化していく、いわゆる代謝が良くなっていくのだ。


2022年COVID-※※の感染がようやく落ち着き、世界が回り始めた矢先だ。





体内からエネルギーが消えていくのだ、急激に


感染した人は、喉が渇き、腹が減る。


餓え!、餓え!、餓え! それしか考えてられない。


料理なんて文化は、感染した人から消えてしまっていた。なぜなら作る前に食材など食べてしまうから。


食材店を襲い、家畜を食べ、川の水を飲み、それでも足りない。そして・・・・









あー、神様 何故 このような姿になっても心の片隅に理性が残っているのですか?


死にたいのに、餓えが、食べる事をやめない。


僕は、この新たな感染症にかかった方では、マシなようだ。だって、1年近くも生きている。ほとんどの人は、空腹で寄生虫のある食べ物や、泥水を飲んで、死んだり、理性に耐えきれず自殺したり、殺されたりしたのだから。


そりゃ、そうだ。感染したからって・・・空腹だから、片っ端しから襲って食べけど、ゾンビじゃない。人間だ。

ただ、餓えに耐えきれないだけだ。


きっと、そんな人より僕は、まだ 幸せだ。今は柱に縛りつけられているが、まだ、家族を◯べていないのだから・・・



あー、ラジオから声が聞こえる。


あはは、感染者が居なかった。日本で、とうとう感染者が現れた?


あはは、もともと、ワクチン摂取が遅れてて、世界から逆に渡航禁止にされてた国なんだろ。


入国規制? 鎖国? なんだそれ。


今頃、日本は、地獄なんだろうな。僕たちが経験したように・・・



あー、餓えてしょうがない・・・・



早く、誰か食べ物を持ってきて・・・



誰でもいいから・・・



               ~終~







初めて、投稿させていただきます。

木尾方と申します。

お風呂で、ふと想像した事を書いてみました。

素人の文面ですが、読んで頂いたら幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ