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ドッペルゲンガーの怪異  作者: リィズ・ブランディシュカ
7/10

07 分からない事



 せっかくできた遊びの時間は有効につかわないと。

 しまっていた玩具を出す為に、箪笥の中をひっくり返さなくちゃならない事になった。

 あれっ、面白いのどこいったんだろう。


 そうこうしているうちに、お母さんが帰って来たみたいだ。


 荒々しい足音を立てるお母さんは、まっすぐにこっちに向けって来る。

 僕が二人いるところを見られたら大変だ。


 僕は急いで箪笥に隠れる事にした。


 間一髪。

 部屋の扉が開いた。


 間に合ったみたい。

 帰って来るの早かったけど、忘れ物でもしたのかな。


 お母さんが部屋に入って来る。


 お母さんは無言で何をやってるんだろう。

 何かを叩く音、玩具がばらばらと転がる音がする。


 僕はじっと息を殺していた。

 おかしいな。


 お母さんに叩かれてるのは僕じゃないのに、何でこんなにも痛いんだろう。



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