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ドッペルゲンガーの怪異  作者: リィズ・ブランディシュカ
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01 非力な子供



 子供って不便だなって思う。

 大人ほど力が強いわけでもないし、頭がいいわけでもない。

 何をするのも大人の力が必要だから、一人になりたくてもなれない。


「どうしてあんたなんかを産んじゃったのかしら。産むならもっと頭の良い子が欲しかったわ」


「あんたなんか死んじゃえばいいのに。生きてたって邪魔なだけ」


「めざわりなのよ。私の視界に入らないで、喋りかけないで。いっそ消えてなくなってよ」


 一人で生きられたなら。

 一人で生きてるのにな。





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