第5話 初めての魔法!
今回は、ニーア先生とリクの関係が!
俺が、魔法量を増やす特訓?をしてから2年程度が経った
俺は、4歳になった
親はまだ帰って来れない様子だ
しかし半年はかかると言ってたが、もう2年の月日が経っている
この世界に現代のような通信機はないが
この世界もある程度は、通信方法かあり
魔法石を使っての現代で言う電話ができる
水晶を使って、メールのようなことも可能だ
手紙なども出回っているので、ここまで充実していると情報伝達のスピードが速いように感じられるかもしれないが、
水晶は物によってはともかく、魔法石は非常に高価な物となっており、現実、手段はあっても、手紙等しか使用できない
そんな状態だ
我が家も手紙等しか使っていない
話はかわって魔法の特訓の話になるが
先生は、魔法量を増やす特訓は1週間に最低3日と言っていた。
俺はこの時一週間に最低3日はやるが
多くてもせいぜい一週間に5日くらいかな?と考えていた
その考えは甘かったのだ
俺はこの2年間の特訓で一週間に最低5日は
やらされていた…
そんな俺にはニーア先生が、寝る時にチラリと布が見えることだけが癒しだった
一つ解ったことは、先生はピンクと水色をよく履くという事だ
こんな僅かな癒しの中で俺は頑張った!
そして、今日は俺の努力が報われる日だ!!
「今日は、リクが一番楽しみにしてた魔法を見せます」
そう、今ニーア先生が言った様に今日から魔法を覚える時間が追加された
勿論、外でやらないと家具破損等の問題があるので庭でやることになった
「今みでの努力が報われれる日が来たんですね!」
「そうだよ、リク。今まで家庭教師が面倒を見る子なんて頭の悪い常識知らずのボンボンの面倒しかないと思ってたけど…
リクは、物覚えもいいし、半分冗談で言った魔法量を増やす訓練もなんだかんだでクリア
しちゃったし私は、最高の生徒を持ったよ!」
ニーア先生が嬉しそうに喋る
俺が先生の生徒への認識を変えたからかな?
「ニーア先生。
ニーア先生は僕の先生なんかでは在りません。」
「そう…だよね…」
ニーア先生の目がうるうるしている
俺はニーア先生にとって理想の生徒らしい
「先生は、僕の師匠です!!」
「リク!!」
そう言うと先生は、僕を抱きしめた
「!?」
胸ニーア先生の胸が柔らかかった
駄目や
俺の顔は今真っ赤であろう
それは仕方ないと思う
だって女の子の胸なんて始めて触れたんだよ!?
ニーア先生は、聞いたところまだ17歳の様だ
俺が、当時思っていた15歳ぐらいだろうという歳は正解だったのだ
普通の女性はその年齢だと第二次成長期も終わって成長が止まる筈だが
ニーア先生は、ハイエルフという種族らしく
ハイエルフは、知能が高く耳が若干 尖っていて、寿命が長く老いないのが特徴である
しかしこの種族は他の種族と比べて第二次成長期が遅いのだ
なので本来女性には12・13歳あたりで現れる第二次成長期も
22歳から27歳あたりに向けて第二次成長期を迎える
そしてそれ以降は寿命が近くなるまで老いることが無い操作だ
そんな成長期ちょっと前のニーア先生だが、胸が大きくなっている
こうして直接当たるととても柔らかいことがわかる
この状況で俺の暴れん坊将軍は大きくなっていた
まぁ、子供だから小さいは小さいのだが…
大きくとも、襲える力も無いのだが、、、、
「ニーア先生…」
今の俺の状況はどこからどうみても俺の顔が赤いだろう
「リク、 顔がものすごく真っ赤だよ?」
今、自分は始めてニーア先生にからかわれている気がする
これは、進展だ!!そして、俺をからかう
先生の顔も可愛い
「ニーア先生?」
「どうしたの?」
ニーア先生は俺をからかうように応えた
「ヤバイっす」
「なにが〜?」
ニーア先生はまだまだ俺をからかうつもりらしい
この状態に耐えられなくなった俺は自分の暴れん坊将軍をニーア先生の太ももあたりに押し付けた
「ね?」
そういうとニーア先生の顔はみるみる真っ赤になっていった
「駄目だよぉ」
とても可愛い
暴れん坊将軍はより大きくなる
それに気付いたニーア先生の顔はより大きくなった
「女の子には優しくしないと///順番にね?」
順番とは!?
キスからってことですか!?
「じゃ、僕がニーア先生の決める目標を達成したら、ご褒美下さい!」
「わ、わかった///」
今の言葉を録音したい!!
前の世界の物があれば、、、、
無い物ねだりしても意味が無い
それより、今の状況だ
「じゃ、じゃぁ、私が家庭教師を終えるまでに一部の魔法の最終関門を達成出来たら、ご褒美ね?///」
これは、フラグがたった
「どんな、魔法ですかニーア先生?」
「それは、まだ秘密だよっ///
リクがもう少し大きくなったら教えてあげる////」
これもフラグなのだろうか?
まぁ、俺は4歳だしからかっているだけかもしれないが…
そうであっても心地の良い時間となる
「あと、リク。
私のことはニーアで良いよ?私もリクって呼んでるしね」
な…ん…だとっ!?
「先生は、僕にとっての憧れです!
だから、そんな風に呼ぶわけにはいきません」
気付いた時には俺の口が勝手に口走っていた
「でも、先生ってのは、慣れないから だめ?」
2年以上やって慣れないとは!?
しかし、かわゆい…
耐えられなくなる
いや!耐えるんだ。俺よ!!
「駄目じゃないですけど…」
「だったらこうしよっ!
リクが魔法を中級までおぼえたら、私のことニーアって呼んでね」
やっぱり耐えられない
目がウルウルしてるんだもの
「約束ですよ先生っ」
「話が微妙にそれちゃったけど魔法の実践をしよっか」
そういうと、先生は近くに落ちていた小枝を拾って詠唱を始めた
「*********」
今、なんて言ったそう思った瞬間
先生の手元にあった小枝が手元から消えていた
「ッ!!」
「へぇ〜リクてろもそんな顔するんだ〜」
先生は、嬉しそうにニヤニヤしている
「先生、今のが魔法ですか?」
「勿論だよっ」
可愛い
俺が質問するのを待っているのだろう
「先生、小枝はどこにいったんですか?燃えたんですか?」
「リク、足元を見てみたら?」
「ッッ!!」
先程まで俺の足下には何も無かった筈なのだ
しかし、そこには先生が持っていた小枝が落ちていた」
「そうだよ、これが空魔法の内の一つの空間魔法だよ」
そうか、先生が空間魔法だけは見た方が良いと言って教えなかったのはこのためか
しかし、あの詠唱は全く聞こえなかったが、
「先生、詠唱が聞こえなかったのですが…
誤字・脱字・間違った表現や感想があれば
これからコメントを下さい
次話
「魔法の謎」