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起用で不器用な異世界転生  作者:
幼年期編 第一章 異世界と魔法と家庭教師
4/15

第3話 基礎を学ぶ!!

今回は基礎を学ぶ話です

また題名そのまんまですねww

『はい、こんにちはニーア先生

今日から宜しくお願いしますッ!!」


俺は、黙っていても仕方なかった

それに憧れの魔法を使うためには多少の不都合が生じてもしかたないと思った

だから喋った

ニーア先生が驚いたように喋る


「え………!?喋った?」


「はい、しかし両親には内緒にして貰いたいです」


「え…?あれぇ…?。」


「可愛い」


思わず口走ってしまった

でも凄く可愛い

例えるならまるで子猫のような柔らかい声で

そこに驚いた感じが付け加えわった…

やめとこ


「ほぇ?」


やっぱり可愛いな…

というか困ってる感じもするな

どうすればいいんだろうか?

こんな時にかけてあげる言葉

無理だな

この小さな身体に合った言葉が出てこない

このまま沈黙の間が続くと思われたが

ニーアさんがボソッと呟いた


「まさか、本当に魔法の家庭教師するの??

でも、そうなると私が師匠っていう決まりになるけど、いやでも、弟子をとるほど魔法が上手い訳でもないし、そもそもこの子も親の都合で勝手に師匠が決まるのにも問題あるし

私も、魔法の家庭教師やるっていう話だったけど幼いからどうせ言語を教えるとか、

マナー教えるとかだと思ってたのに……」


どうやら俺が口走って言ってしまった可愛いという言葉に反応したわけではないようだ


「そ、それに私のこと可愛いって言ってたし、いやでも幻聴かもしれないし、そうだよね

可愛いの意味も勘違いだよね///…」


そう呟いているニーア先生の顔は徐々に赤みがかっている。可愛いな…っていうか、

聞かれてたぁぁぁぁぁ!!っていうか僕言葉分かりますよ?


「あのー、先生、全部聞こえてま…」


そこまで言いかけたところで先生は、しまった言わんばかりの表情で答える

そして顔は真っ赤になっていった




「い…今のことは、わ…忘れてください」


なんか、目がうるうるしてて可愛い


「わ、わかりました。これから僕の魔法の先生として宜しくお願いしますね!!」


「あ…はい…。わ…わかりました」

ニーア先生が戸惑った表情で答える


「この場合…」


俺がそう小さくニーア先生に対して呟くと

ニーア先生も疑問を返すように俺の方に向かって言い放った


「この場合って?」


可愛いなぁ


「先生じゃなくて師匠ですね!」


別に深い意味はないつもりだ

だが、ニーア先生の顔はこれ以上ないほどに

赤くなっていた






それから、2週間が過ぎた

俺の両親と副メイド長は王宮に仕事で迎うそうだ

連れていくのがメイド長でなく副メイド長なのは、俺を心配してのことだろう

そして俺の両親は半年は帰ってこれないとのことだ


「ばいばい、私のリク元気でね」


母さんが別れを告げる

ワンテンポ置いて父さんが別れを告げる


「じゃあなリク、俺が帰ってくる頃には喋れるようになっているのか、

一緒にいれないのが残念だ。しかしお父さんも仕事なんだ許してくれよ」


たった半年だが親にとってまだ幼い子供と半年も姿を見れないのは辛いのだろう

たかが半年だが

俺にとっても寂しさんが残る…

まぁ好都合なところもあるさ


「ニーアさん、マーニャ、ミルヒィオリ、ウチの子をよろしくね」


この通り俺の両親はとても優しい

俺がニーア先生と馴染むまで仕事を引き伸ばして今出発ということだ

だがさっきも言ったが好都合な点もある

家の中を自由に探索できたり、

警戒して喋る必要も無いから利点は大きい

親がかえってくる頃には普通に喋れてもニーア先生の容量ということでなんとかなるだろう

その時は、俺が魔法を使って驚かせてやろうか?

にっしっしっしっし



そして1週間が経った

この一週間は実に充実していた

ある程度の魔法の基礎を学び、完璧に暗記できたので

また一週間後には、魔力を増やすいわば実践っぽいかんじのものだ


この一週間の間はより魔法に対する知識を覚えるそうだ

最後にテストだ

まぁ、大抵一回で覚えられるから問題ないが


「じゃぁ、リク魔法は7段階の強さに指定されているよね?

その7段階を弱い順に答えて」


「はい!1番弱いのから

初級

中級

上級

恵級

王級

聖級

神級ですね」


この程度とこと

俺にとって覚えるなどとても容易いことだ


「そうだね、正解だね。じゃぁ、それぞれの割合を答えてね」


「はい!

初級は、2人に1人は使えるレベルで習えば誰でも使用できる魔法で

中級は、50人に1人ぐらいで

上級は、500人に1人の割合ですよねニーア先生ッ。」


「正解だよっ、そのまま続けて続けて」

なんか、いつもと変わったこの喋りかたも

可愛いなぁ

真面目に抱きしめたい

性的な意味じゃないぞ?


「はい!それで

恵級は、1万人に1人

王級は、一国に一人の割合で

聖級は、この世界に88人しかいないほど珍しく

神級は、魔王と魔王を倒した勇者達だけ

と言った割合ですよね!!!」


「やっぱすごいなぁ。

リクはまだこんなに若いのに好きこのん覚えようとするし、これだけの内容を理解するなんてね」

そう言ってニーア先生はリクの頭を撫でる

まぁ精神年齢はかなり上だしね


「まぁ、でも問題は後半分あるよ

少し休憩してから続きやる?」

あぁ、本当可愛い


「いえ、今からやりましょう!即答してやりますよ!」


「そっか。じゃぁ、はじめよっか」

「魔法の種類は、何種類あったっけ?」


「六種類で

“火” “水” “地” “空” “光” “闇”

があり、これらは一般的に攻撃魔法と防御魔法と呼ばれています。」


「正解。それじゃ、

魔法を使うのには何が必要でどのようにしたら発動できるんだった?」


「魔法は、魔力が必要で詠唱やら魔法陣で発動するんですよね?」


「そうだね、全問正解だよ。

魔力は使えば無くなるけど一日で全部回復する仕組みになっていて

魔力は増やす事も出来るんだよ」


「師匠!質問です!

魔力は増やすこそができるなら上級などの魔法を使う人の割合が少なすぎだそ思うんですが、、、」


その瞬間待ってましたといわんばかりにニーア先生が語り出した

軽く子1時間は経っただろう

それで解ったのは

ニーア先生の性格における可愛さと

魔力は子供の内じゃないと増やす効率が悪い事だ


次話

リク初めて弱音を吐く!?


「先生、もう辛いです、、、、、勘弁して下さい」


誤字 脱字などコメントもかればぜひコメント下さい!

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