第2話 家庭教師がやって来た!
家庭教師がやって来る回となっております
まぁ、題名のまんまですね
前回の後書きでも申しましたが
少年期編まではモンスターはでてきません!
俺が、異世界に生まれて約1年半ぐらいになった
この世界での俺の名前は、
『リューク・バラデュール』
ニックネームはリュークのリとクをとって
“リク”と呼ばれている
父親は、『エヴァリスト・バラデュール』
母親は、『アリス・バラデュール』
俺は、不安定だが走ることもでき、会話で使う程度の言葉なら喋れるようになった
だが、両親には内緒だ
またケンカをされても困るし、まだ発声気管がきちんと発達していないからそこまで
上手く喋れるわけではないのだ
なのであんまり上手く喋ろうとして喉を壊したりしないように気をつけている
しかし、それだけの内容を完璧に覚えられる子供は凄いと思う
うん、やっぱり子供の内はいろいろ覚えやすいね
こう考えていると脳は小さいのに何処に現世の記憶があるのかだとか、様々な疑問が浮かぶが異世界だし、説明不可能なこともあるだろうということで気にしてない
因みに俺の両親は、
剣士か魔法使いかのどちらを方針にするかで口論していたようだ
単純に魔法剣士とかは駄目なのかよっ!
とツッコミを入れたくなる
子が生まれる時に行われるとある儀式でそれを決められ
俺は魔法使いに選ばれたそうだ。
しかも、それ一筋を極めれば
優秀な魔法使いになれるそうだ
だが俺は、本来子供が歩き始めるのに必要な期間があり得ないほど少なかったので、
父親の方は、剣士に育てた方がより優秀になると
それで、口論に至った
そこで俺の両親は家にいるメイド達にどうすればいいか相談した
しかし、メイド達は答え方次第によっては片方に嫌われ、クビにされるかもしれないとのことから
メイド達は、村長に聞くのが一番だと言う結論に云った
村長が家にやって来た
しかし、ここは発展途上の中規模な村で俺の家からしか投資はされていないそうだ
っていうか、この村には俺の家族以外の貴族がいないそうだ
俺の家は、小貴族で大した金額は投資していないが
それでもなくなると、困る
そこで村長は、子供の内に余り激しい運動や鍛錬をして障害が残ったら元もこもないという
理由で10歳までは魔法を10歳から15歳までは剣士の修行
15歳 成人になったら本人が決めると言う感じに案を出した
これで口論は終了した
人任せにして話を解決っていうのは適当な気がするが
ここで最良の案がでたからという理由なのかも知れんしな
うん、きっとそうに違いない
うちの両親は二人とも魔法をある程度使えるようだが
教えれるほど魔法をよく理解してなく
なんとくといった感じで魔法を使用している
そこで家庭教師を募集することになった
広告には一つの分野でも腕が優秀なら良いといった感じなことが書いてある
なんにも違わんわ。
ほんっと、ただ適当なだけだわ
子供の俺が考えることではないが先が思いやられる
俺が、2歳になった
まぁ精神年齢は21歳だけどね
あと、一週間程で家庭教師が到着するそうだ
俺は喋れる様になった
しかし、解決して半年でまた口論が始まって
家庭教師の話も全て無し
そんなことになったらかなわんから
家にいるメイドは3人だ
一人目はメイド長の「マーニャ」
二人目は副メイド長の「ユミス」
3人目は、新人雑務係の「ミルフィオリ」
3人の内でミルフィオリとだけは会話お交わすことがあった
流石に誰ともまともに会話しないのは辛いから不可抗力だ
それから、5日後
予定よりも2日早く家庭教師がやって来た
「こんにちは〜
今日からお子さんに魔法を教えに来たニーアです
宜しくお願いします」
結構可愛い子だ見た目15歳くらいで
髪は茶髪のロングヘアーで背中の真ん中らへんまで髪が伸びている
胸はBくらいだろうか
目は水色
服装は水色のドレスに近い格好だった
正直言うと緊張する
父は今仕事で家にいないので母が喋る
「こんにちは、私はアリスと申します 今日から息子を宜しくお願いします」
「はい。任せて下さい!今日からこの子が
一人前の魔法使いになれるように頑張りますね!」
結構可愛い声だった
というかそれ以外思い出せないほど緊張した
こんな感じで話は終わる
まずは、言語をおぼえながら魔法の基礎知識を学んでいくそうだ
なのでいきなり魔法を放つわけもなく
俺の部屋で授業だ
「こんにちは、リク君。今日から魔法を教えに来ました」
さぁ、困った普通に喋ってほいいのだろうか?
なんか、また面倒が起こる気がする
でも喋らなきゃ憧れの魔法も習得出来ないだろうし
ドウシヨウ!!
次回
主人公ついに初対面と喋るのか!?