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BBW旧五話・『ゲーム』流魔法使い、イグニース参上!

 それは、学院の上階からグラウンドを見ていた。

 正しくは、グラウンドで起きている戦闘を。

 敵は巨大なゴーレムだ。体を関節ごとに分離して飛ばし攻撃するという特殊能力を持った、珍しいゴーレム。対するのは学院関係者と、一人の少女だ。

 負けこんでいるというほどではないが、少なくとも優勢でもない。どちらに転ぶかわからない戦闘を見て、彼は口角をわずかに吊り上げた。


「デビュー戦にはもってこい、相手にとって不足ナシ――だな、ありゃ」


 そんなことを行っているうちにも、見ている前で戦況は変わる。

 笑みを浮かべて彼は、戦場に向かって、窓から飛び出す。彼が浮かべていたのは、子供のような、人懐っこい笑顔だった。



 学院のグラウンドを、一辺が五〇センチから、ものによっては一メートルにも達するような巨大なゴーレムのパーツが飛び交う。

 一撃でもまともにあたれば、軽く戦闘不能に人を追い込むであろう凶悪なそれが数十個。何度もあちこちに張られた光の壁、盾の魔法(シールドマジック)にぶつかっては激しい音を奏でる。

 鋼鉄も、壁も、わずかにでも隙を見せればその後方から追撃がくる。鋼鉄は、さらなるパーツの軍勢、光の盾は後衛の放つ魔法の矢。互いに隙を窺い、光の矢と空飛ぶ四肢が乱舞する。

 まさしく、戦場だった。


「撃て! 撃て撃て撃て撃ちまくれ! 特にあの回転する厄介な四肢は絶対に落とせ! ただし上位魔法はまだ使うなよ!」

「絶対に全周囲の包囲だけはするな! 二人組で前方を包囲、展開する角度は半円状まで、そして相手の突破経路も二箇所以上作っておけ!」


 響く怒号。飛び交う鉄塊を捌き、反撃する連携は見事なもので、それは彼らが戦闘者としても高い能力を有していることを示している。

 リリエント魔法学院の教職員と生徒たち、あわせて合計およそ八名。先ほどゴッちんに内蔵された攻撃機能『ゴッちんトルネード』で吹き飛ばされた全員である。その半分が前で盾を作り攻撃をいなし、残り半分は後衛で攻撃の魔法を撃ち続ける。

 さすがというべきか、誘導式魔力爆弾(マジックミサイル)を叩き込まれたときもだったが、彼らは非常に建て直しが早い。防御魔法(シールドマジック)がなくとも、常に体中にまとって衝撃を防ぐ防護の魔法、そして治癒の魔法があればこその速度である。

 無論攻撃に関しても、その能力は非常に高い。本来なら、一受験者の作ったゴーレム一体になど、てこずるような面子ではないのだ。

 だが、現在彼らはそれができていない。

 理由は主に二つで、一つ目に、この戦いでは学院側に数々の制限がある。

 たとえば後衛のアタッカーは、バックパックにつかまったままのマリネを巻き込まないよう、あまり強力な魔法は使えない。そのため、攻撃の際に放たれるのは初級魔法(アローマジック)や、それよりも若干上等な程度のものであり、火力不足で思うようにゴッちんの装甲を削ることができない。

 反面、前衛の盾役は使用魔法の制限こそほとんどないのだが、教員の一人が怒鳴ったような陣形の制限ともう一つ、あの攻撃目標を見敵必殺と化してしまった凶ゴーレムが万が一にも避難した受験者たちをロックオンしないために、うまく自分たちに攻撃を誘い、敵の行動をどうにかコントロールせねばならない。

 そして、二つ目の理由は非常に単純だ。このゴーレム『ゴッちん』が、とても市井の少女が独学で作り上げたとは思えないほどに――下手をすれば、学院の生徒の大半が作ったよりもよほど出来のいい魔改造凶悪ゴーレムであるということだった。


「ああ、くそ、今年の受験生は実に才能豊かだな!」

「まあまあ、将来有望なのは良いことですよ」


 他の学院関係者たちに指示を出している、大声が特徴的な厳つい顔の男性教師が、思わずといった様子で毒づいた。

 手に持った杖に光をともし、矢の魔法を唱える彼に飛来した鉄塊の一つを、彼と組んでいる人の良さそうな青年が光の壁で受け流す。そして、一つ受け流すと、その後ろからさらに飛来するパーツ。

 一つ、二つ――受け流せたのはそこまで。三つ目を正面から受け止め、その隙に後方へ四つ目が飛んでいくが、そのターゲッティングされた対象である教師が、威力に特化させた矢の魔法でそれを吹き飛ばす。

 最初こそ、全身を関節ごとにバラバラに飛ばして攻撃するゴーレムという珍しいものに対応しきれなかった彼らだが、何度か攻防を繰り返しているうちに、だんだんと対処もできるようになってきている。


「だが、教師として言うが、あれはどうだと思うわけだ」

「それを指示したのも、先生でしょうに」

「貴重な戦力だからな。だがやはり複雑だ。生徒ですらないのに」


 うめくようにしていった教師の視線に先に、少女が一人いた。

 最前線で、重量化のかかった盾を振り回して元気に鉄塊を吹っ飛ばしている。

 この場にいる一一人目、アステリアだった。



「〝剛撃矢の魔法ストロングアロー・マジック・魔氷弾(オブアイスエレメント)〟」


 改良して威力を底上げした氷の矢の魔法が、アステリアの目前に放たれた。

 彼女の盾に受け止められた鉄塊たちが、強化された矢をくらって複数まとめて吹き飛ばされる。うち一つのパーツが、その一撃でバラバラに大破。これでようやく、五つ目くらいだったかだろうか。

 全パーツ数と比べたらたいした数ではないが、大きい塊を優先的に壊している。腕の一本分くらいは、なんとか潰せたのではないだろうか。


「マリー、命令の書き換え、いけそう?」

「ん、んー、やっぱりダメですぅ、一体どこがどう干渉してるのか……。下手にいじくって自爆でもしたら大変ですしぃ」


 この戦いで、頑丈な彼女が請け負った役割は、とにかく前に出て敵の攻撃を受け止めることだ。

 一対一のときと比べれば、周りの一〇人の攻撃や援護があるため、ゴッちんの攻撃が分散されて捌くのもやりやすくなっている。


「自爆って、何でそんなもの」

「自爆は浪漫ですからねぇ~、わひゃあぁぁっ」


 ついでに、マリネに自動戦闘モードのエラー修正をさせているのだが、やはりしがみつきながらでは作業もはかどっていない。

 そうこうしているうちに彼女のくっついているパーツが大きく上下し、マリネが小さな悲鳴を上げた。振り下ろそう、とかいうわけではなく、再び合体を行っているのだ。

 度重なる攻撃であちこちがボロボロになったパーツが、再び巨人の姿を作り出す。

 大きいパーツだけ集中狙いしていた成果か、手の付近がボロボロだ。特に右手など原型をとどめていない。これならドリルは繰り出せないだろう。

 だが、それでも彼女たちは思わず一歩下がって身構えた。手の回転や全身の分離など、この巨人の唐突な行動は、必ず何か厄介な攻撃の前兆である。唐突な合体からも、何が起こるかわかったものではない。

 そしてゴッちんは彼女らの見ている前で――下半身と両腕を高速回転させ、コマようにして移動をはじめた。人体の構造を完全に無視した、気持ち悪いとすら言える動きである。

 これまでのように、広域に分離して攻撃を分散させるということがない。全身を回転させて周囲を吹き飛ばすトルネードと、エネルギーを一点に集中させるドリルを複合させたような動きだ。


「ここにきて、また新しい動きッ?」


 彼我の距離、およそ十五メートル。それが一瞬で詰められる――身構えて、盾を構えた直後には既にゴーレムの巨体がアステリアに肉薄していた。

 これまで以上に、移動速度が速い――!

 残像を残して振り回されるゴーレムの腕が、盾に激突する。


「~~ッ!」


 横合いからたたきつけられた、かつてなく強烈な衝撃に、一瞬視界が明滅する。

 自重強化など知ったことかとばかりに、アステリアの足元が浮きかける。

 腰と肩をひねって、なんとかその一撃を受け流すが、受け流した直後に、既に次の一撃が盾に激突した。

 たまらず、彼女の体が宙に浮き、わずかに後方に吹き飛ばされる。そのわずかな後退で射程圏外に逃れた彼女を、しかし一回転して戻ってきた腕が打ち据えた。


 無理だ。


 一瞬で悟った。これを受け止めきるのは無理だ。浮き上がった体と盾を、連打とすら認識できないほど高速の、横撃の濁流が飲み込む。全身を衝撃が貫き、体のあちこちがいやな音をたてる。


「ステラちゃんッ!」


 マリネの悲鳴が遠く聞こえた。悲鳴を上げる余裕すらない。きりもみ回転しながら吹き飛ばされたアステリアの体は、遥か後方、盾の魔法を構えていた青年の学生にぶち当たる。

 しかし一番たまらなかったのは、受け止めた生徒のほうだった。全身の重量を強化した少女の体は、完全に凶器だ。吹っ飛んだその体を受け止めた光の盾はいともたやすく砕け散り、さらに青年の体も吹き飛ばす。


「げえっ!?」


 さらにその後衛にいた厳つい顔の教師も――もはや雪だるま式に巻き込まれた。

 戦線に穴が開く。

 依然コマ回転を続けるゴーレムが、そこへ追撃を仕掛けようと接近しているのを感知した残りの全員が、それを阻止しようと矢の魔法を一斉に撃ち放つ。

 再び、巨体が分離した。

 全ての組に、等しく鉄塊の雨が降り注ぐ。

 健在の三組にも、態勢を崩した、アステリアたちにも、等しく。

 周囲が倒れた組をフォローしようとするも、しかし自分たちも攻撃を受けている最中である、間に合わない。

 

「ステラちゃん! ゴッちん、お願いですから、止まってぇ……ッ!」


 しがみついたマリネが絶叫するが、ゴーレムは主人の命令なぞもはや意にも介さない。鋼鉄の嵐が、ただただ無情に、殺到する。


「〝矢弾雨の魔法レイニーアローズ・マジック・魔炎弾オブファイアエレメント〟……〝二倍拡張詠唱ダブルチャージキャスト炸裂撃(ブラスト)!〟」


 そのタイミングに等しくして、その場の誰が放ったものよりも力強い、炎の矢が雨あられと降り注いだ。

 その場の彼らの大半が聞いたこともないような、魔法の言葉を伴って。


「俺、参上ッ」


 一体どこから、いつの間にやってきていたのか――やけに生き生きとした声が、まるでヒーローのように戦場に響く。



 明滅していたアステリアの意識は、間近で起こった爆発の轟音により無理やり覚醒状態に持っていかれた。


「な、何よ……っ? 今度は、どうしたのっ」


 未だふらつく頭を拳でたたき、気合を入れて上半身を何とか起こす。

 それでも様子が気だるげなのは、体中――特に頭部に感じる鈍痛の所為だろう。ぬるりとした感触を覚え、頭を殴った拳を見ると、赤い色に染まっている。

 いや、落ち着いてみれば、視界の左半分も赤い。頭から出血しているようだ。

 周囲からは未だ戦闘の音が聞こえてくる。

 爆発が何に由来するのかはわかっていないが、未だ戦闘中というあたり、とりあえず自爆ではないらしい。


「三人とも、生きてる?」


 ふと、声をかけられた。後ろからは、「なんとか……」という声と、もう一つ、厳ついうめき声が聞こえる。アステリアの巻き添えで吹き飛ばされた二人も、無事のようである。

 彼女が、後ろよりも前からの質問に気を取られてそちらを見ると、風にはためくマントがあった。

 倒れている三人の周囲に鉄塊が来ないことを考えると、その魔法使いがこちらを守っているのだろうか。


「そっか、そりゃよかった」


 心底安心した様子でそう言うマントの主は、絵本の世界の魔法使いのような、大きなとんがり帽子をかぶっていた。

 空に掲げた左手には、防御魔法の大きな魔法陣が浮かんでいて、そこを中心に発せられている赤い光の壁が、襲い来る鉄塊の軍を跳ね除けている。

 見るだけでもわかるその頑丈さは、教員たちの張るそれに勝るとも劣らない。

 はためくマントから時々ちらりと見えるのはなめし皮の鎧に頑丈そうなブーツ。旅人といった風情の、青年というにはまだ幼さの抜けきらない顔立ちの男だった。

 それは、ほんの十数分前まで一緒にいた姿だ。何があったのか師匠にポイされた(と彼女は勝手に思っている)、ことあるごとに死に掛ける、どこか放っておけない男の姿だ。


「……うそ」

「アステリアも、返事ないけど無事?」


 さっきからアクシデントの起こり続きで、いい加減何が起きても驚かない自信を身につけつつあったアステリアが、思わず一言もらした。

 旅人風の男が――イグニースが、こちらに人懐っこい笑みを浮かべていた。


「あ、貴方、なんで? 避難したんじゃなかったのッ」


 彼は答えず、代わりに笑みを深くする。そんなことをやっていると、彼女の後ろで倒れていた青年もようやく起き上がった。


「あいてて……誰か知らないけど、助か――って、さっきの君じゃないか! 避難しなかったのか!?」

「……知り合い?」

「いやー、いい人だなーってのを知ってるくらい? 一回は避難したけど、その後こっそり抜け出したんだ」


 そしたら、途中で道を間違ってここにくるのが遅れてさ――と、笑いながら言う彼の真上に、空飛ぶ拳が降りかかる。

 衝撃で危うく忘れかけていたが、ここはそう、戦場なのだ。談笑する余裕など、ない。


「イグニース、上ッ」


 左手の光の壁(シールドマジック)は、いまだに正面からの鉄塊攻撃を受け止めている。

 いや、押さえ込まれてるというべきか。盾の魔法(シールドマジック)は初歩の防御魔法、動かしやすく、柔軟に対応できて使い勝手がいいのだが、押さえ込まれると壁も術者も、そこから動かせなくなってしまう。

 一種の詰みだ。何とか助けようとしたアステリアと青年が、魔法を構えようとして、しかし先ほどのダメージで思うように動けない。


「まあ、やっぱり俺も友達を放っておくのはいやだしな」


 だというのに、世間話のように、緊張感もなく言う彼は、そのまま何気ない動作で右手を天に掲げた。


「〝剛撃矢の魔法ストロングアロー・マジック・魔炎弾オブファイアエレメント二倍拡張詠唱ダブルチャージキャスト貫通撃(ペネトレイト)〟」


 その手に、二つ重なった状態で魔法陣が描かれ、中央に一抱え分もある大きな炎の塊が生まれる。

 天を衝いて放たれたそれは、鋼鉄でできた巨人の拳を、いともたやすく、たったの一撃で貫いて破壊した。


「それでこうして、助けにきたってわけだ」


 ――いよいよ、二人は、いや、周囲の学院関係者に、さらにはゴーレムに必死にしがみついていたマリネすらも。

 それを見ていた全員の動きが固まったのだ。

 皆が――それも魔法学院の教員たちが、あれだけ散々攻撃を続けて、ようやく数個破壊できたというゴーレムのパーツを、同じ下級の魔法で一撃。

 でたらめな、あまりにもでたらめすぎる光景だ。

 しかも、それだけではない。


「い……今のまさか、多重詠唱(デュアルキャスト)? そんな、超高等技術じゃないか」


 誰かがつぶやいた。それは、本業として魔法の研究を行っている、学院の教職員でも扱えるものなど片手で足りるほどの高等技術。

 通常、一度に一つしか使えない魔法を、二つ以上同時に発動するそれは、数少ないエリート魔法使いにのみ許された、特殊な魔法詠唱法。

 たとえ転地がひっくり返っても、これまで市井に紛れていた、年若いアマチュア魔法使いが修めているなど、目を離せばことあるごとに死にかけている情けない魔法使いが使えるなど、絶対にありえない、魔法使いの絶技――!


「ほ、豊作すぎやしない、かな、今年の受験生……」

「あ、貴方……何、一体、何者、なの?」


 だから、青年が茫然自失になったのも、アステリアが震える声でたずねたのも、無理はない話だった。

 賢者か、大魔道士か、英雄か、それらの弟子か。はたまたその系譜に名を連ねる天才か。

 戦場だというのに、それを忘れて彼女たちは旅人を見る。とがめるものはなく、そうして戦場に生まれた一瞬の空隙に、彼は不敵な笑いを浮かべ、己の存在をねじ込んだ。


「俺は未来において、世界にその名を轟かせる大魔法使い(予定)にして――」


 再び、右手に魔法陣。幾重にも重なる文様が、力強く輝く。


「世界一偉大な大魔道士、遠い世界から来た古き魔法使いの弟子! 『ゲーム』流魔法使い見習い、イグニースだ!」


 名乗り終えるのを待っていたかのようなタイミングで襲い掛かった鉄塊に、旅人は魔法を放つ――

 眩く大きな赤い光が、砂塵を裂いて力強く膨れ上がった。



 今となっては数百年もの昔の話。

 とある異世界から迷い込んだその男は、自らがやっていたゲームの化身の姿になっていた。

 生ける者はやがて死に、その死が新たなる生をはぐくむ。

 その世界にも当たり前のようにあった輪廻の輪に、しかし『ゲーム』の世界で不老不死となっていた彼は入れなかった。彼だけが、ゲーム時代と同じく不老不死のままだった。

 時は流れ、不老不死の男はやがて、世界の隅っこで老魔法使いのように静かに過ごすようになった。

 ただ――物語の中の古き魔法使いがそうするように、彼の元には弟子がいた。

 眩い意思を持った、弟子がいた。


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