前世ツイてなかったので今世では絶対幸せになると決めた僕の話

橘碧は三才の時に自分が前世、辺境伯の息子として生きた事を思い出す。王国のため、民のためにと戦う事を強要されてきた人生に嫌気がさし、最期は自らの手で命を断った。
なぜ辺境伯の息子だったのか。なぜ自分には父や兄達ほどの才能がなかったのか。望んだわけじゃないのに、ツイてないにもほどがある

来世ではきっとツイてる人生でありますように。オシャレして、友達をつくって、誰も殺さなくてすむように。幸せに生きていけるように


そんな彼が今世を楽しく過ごすために友達を作っていたらいつのまにか不良高校歴代一位の強く、優しいトップになっていた、そんな物語