ながれ星のパズル
今日、6さいになった男の子は、
お出かけ中。外はさむいけれど、ニコニコしています。
「お母さん、早く!」
「何にするの?」
ロボット、ラジコン、へんしんベルト。
たくさんのおもちゃがあって、うれしそう。
「どれにしようかな?あっ、あった!これがほしい!」
見つけたのは、ながれ星がきれいで、
ロケットや月もある、うちゅうの絵の大人気パズル。
「みんなやってるんだ~ぼくも、やりたい!」
お母さんは、なやみました。でも、おたんじょうびなので
「お父さんに、ありがとうを言う事。さいごまで、するのよ」
「うん。わかった!」
やくそくをして、買ってあげました。
ところが、
「むつかしい。出来ないよ」
男の子は、ないてパズルをしなくなりました。
学校で、おともだちに「まだ出来ないの?」と言われたのです。
お母さんは、言いました。
「ありがとうは、ちゃんと言えたね。あと、もう1つ。お父さんも」
「やくそくは、まもる!」
お父さんは、いつも言います。
お母さんとも。
それから毎日…なんどしっぱいしても、がんばりました。
ある日、男の子は大きな声で言いました。
「出来た!お母さん出来たよ!」
「すごい!ちゃんと出来たわね」
お母さんが、ほめてくれました。
お父さんにも言いました。
「かっこいいパズルだ。さいごまでよくがんばったな!えらいぞ!」
だいすきなお父さんも、ほめてくれました。
「やくそくまもれた!」えがおの男の子。
お父さんが、がくを買ってくれて,おへやにかざりました。
1番のたからもの。
「がんばれば、なんでも出来るんだ!」
それから、もっとむつかしいパズルも出来るようになった男の子は、
「パズルはかせ!」とよばれて、みんなのにんきものになりました。




