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(11)鳴き声?

前回書いた通り、キャラ紹介を後書きに書いていこうと思います。今回は瀬渡 廣です。

その日の放課後、俺は先生に頼まれた本棚の整理をしていた。

あ〜あ、めんどくさいなあ。

美優も一緒にやるはずだったのだが…

「今日、用事があるから、先に帰るわね。」

と言ってさっさと帰っちまった。

だから一人で教室に残って作業をやるはめになってしまったのだよ。

あ〜あ。

静まりかえった教室に一人でいるとなんとも言えない気分になる。

なんかすげえ寂しい。






「…みー。」






………?

今猫のような鳴き声が聞こえたような…










「みー。」









やっぱり聞こえるぞ。

でもおかしいなあ

ここ3階のはずなんだけど









「みー、みー。」






やっぱり聞こえるなあ


廊下の方から聞こえる声を俺は確かめたくなり、教室をとびだした…。


廊下に出てみると、どうやら三組の方からその鳴き声は聞こえるらしい。


恐る恐る三組のドアに近付く。


するとそこにいたのは…


可愛らしい女の子だった。

教室の掲示物を直そうとがんばっているのだが、背が小さいのでうまくいっていないようだ。

そして、失敗する度に、

「みー。」

と、悲しそうに鳴いているのだ。

どこか小動物を思い浮かばされるそのたたずまいに、俺は純粋にかわいいと思った。

もちろん異性としてではない。そんなことしたら、ロリコンだからな…。


そして俺はその子を手伝ってやろうと、三組に入った…。

ごく普通の中学校に通うごく普通の中学生。初日に出会った美少女に、振り回され続けている。しかし、性格にマゾが少し入っているため、そんな状況にもついていけるようだ。貧弱なイメージがあるが、意外に几帳面なので、なんやかんやでやるはめになった副級長の仕事をしっかりこなしている。実はかなりモテるのだが、本人が鈍感なため一度も付き合った事がない。この物語の主人公なので、作者的にはがんばってほしいと思っている。

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