005話
今回とりあえず間に合わせる為に見直しも不十分です。
誤字脱字報告ありがとうございます。
第一章は修正したつもりでしたが見落としも多く、反映されてない所も有ったみたいです。申し訳ありません。
5月10日 スタンビードまで4日
目が覚めるも少し体が重く感じ頭はぼーとする。
「久々に薬飲んだからかな…」
時計を見ると4時15分だった。
「12時間も寝てた?」
シャッキとする為顔を洗い、昨日炊いたお米を思い出しスカイフィッシュの赤身を刺身にして、ご飯と刺身と沢庵で朝食を取る。
「いただきます」(ああ味噌汁が欲しいなぁ〜)と思いながら食べ終え「ごちそうさまでした」そして食器を洗う。
それからダンジョンの職業などの情報をネットで探す。
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職に就くと全ステータスが半分くらいに減る。
Lv10で即転職しない方がいいかも?
職に就くと専用?スキルや魔法を覚える事が出来る。
職に就いてLvが上がるとその職に有利なステータスの上がり方が違う。
例)戦士だと体力と防御が+2され力1.5??で運以外の他の能力値は0.5か??
力の方はLv2の時上りは1だがLv3になった時に力は合計+3だった。
運以外は+1増えた。
魔法使いだと魔力2知力2体力1.5??戦士と同じく3になった時に体力は合計+3増え運以外の能力値は+1増えたらしい。
職に就くとLv上りが遅くなる気がする。
職に就いて水晶に触れ職業を選択すると前回選ばなかった職が表示され転職できるがLv30〜になってる。個人差有るかは不明
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「専用スキルや魔法だと……俺には無い、ステータスも就く前と変わらず運以外1Pだしやっぱ職種によって違うんだな…それに転職だと…」
麦茶を飲み少し考えてみる。
「Lv99にして職に就いた為アドバンテージが有るが、このままではやっぱ最弱確定では?」
深く考えても解らない計算する気にもならず考える事を諦める。
そして次にショップ情報を探す。
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銅の片手剣が3000DPだった!
ポーション100000DPだと!しかもHP200回復にしてはボッタじゃね?
ポーションとかこの世に無いものが存在するだけでもすごいじゃん!
防具セット10000DPで有るのは良心的だな
とりあえず武器を優先すべき?
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「え?家のショップの10倍!?だから大塚さんは貰うのはためらったのか……」
1家はLv上げ専用だから?
2獲得するDPが違うから?
3神様の気まぐれ?
「正解がわからん!けどDPは共通だったよな?」ダンジョンカードを鑑定しDPを確認する。DP111280「昨日ジャージを交換出来たし謎だな」
神様から答えも無く考える事を諦める。
やる事も無いので軽くストレッチをし筋トレをする。そしてシャワーを浴び、昨日干したままの洗濯物をたたんで、時計を見ると時間は5時30分
「よし!ダンジョンに行こう!」
そして俺は1階層のスライムと2階層のスライムを塩コショウで美味しくいただく
『レベルが上がりました』
「さすがスライムどれどれどれくらい上がったかな?ステータスオープン」
Lv- 4>56
職業 自由
HP 1000/1000
MP 1000/1000
SP 500/500
力 - 149 +(+40+9)
体力 - 100 +
防御 - 100 +
素早さ - 100 +
知力 - 100 +
魔力 - 100 +
運 - 40 +
振り分けP145>P457
(装備 最高級のマジックバック 鉄の片手剣 快適ジャージ)
スキル
とんずら 鑑定 魔力操作Lv3 片手剣術Lv3 罠感知 罠解除
魔法
生活魔法〔火 水 土 風〕ヒール キュアポイズン
称号
初ダンジョンに挑んだ者
初モンスターから逃げる者
初宝箱開けた
初合成に成功
初スキル獲得
初モンスター討伐
初2階層到達
スライムキラー
初魔法を習得
初Lv99到達
初トラップ付きの宝箱を開けた
初11階層到達
「相変わらずぶっ飛んでるな…それにしても振り分けPがもの凄い事に……まぁ魔力操作上げる為に少しMPに多く振っておこうLvの表示も触ってみるよう」
そしてLvの表示を10にしてみる。Pは減る事が無い事を確認し魔力操作を上げる為に魔力を200にしとく
Lv -10+(56)
職業 自由
HP 1000/1000
MP 1000/2000
SP 500/500
力 - 149 +(+40+9)
体力 - 100 +
防御 - 100 +
素早さ - 100 +
知力 - 200 +
魔力 - 100 +
運 - 40 +
振り分けP357
それから3階層の水晶を使い5階層に移動して、途中現れるゴブリンを倒し大きな扉に到着する。
大きな扉に触れるとギーーーーーーと音をたてながら自動的に開いた。
その先にはゴーレムが3匹居た。
鑑定【サンドゴーレム Lv15 HP180 攻撃力80 守備力140 素早さ15 弱点水】
「うん…やっちまった……」
通常ダンジョンの11階層のゴーレムより弱かった……俺はウォーターを唱えサンドゴーレムに水をかけ呆気なく倒す。
そして奥につながる扉が開き俺は先へと進むその先には台座の上に水晶が有った。
「あれ?階段が無い?まさかここまでなのか?でもこんな所に水晶?」
そう言いながら水晶に触れてみる。
視界に現れたのは転移だけだった。
「よくあるダンジョンを改装したりする機能は無かったか…残念だな」
とりあえずやる事が無くなってしまい4階層の探索をする為に水晶転移を選択し4階層へ移動する。
前回は西の川沿いだったので「よし今回は東側の森から探索しよう!」と言いつつ歩き始める。
そして15分くらい進んだ所に森が開けたその先に木の柵で囲われた牧場?の様な場所が視界に入る。
柵の外側を歩きながら牧場を覗くその先に……「なんてこった!」思わず声が漏れる。
その存在は牛だ!ミノタウロスとかではなく白と黒の模様の牛が3匹!2足歩行で歩いて前足?腕?には鍬の様な物を持ってる??
「鑑定」
【モーモー Lv10 HP110 力40 守備20 素早さ20 弱点火】×3
「やっぱミノタウロスじゃない…でも牛だよな??ぎゅ…牛肉だあああ!!」
俺は柵の中に入り牛にまっしぐら、そして牛に近づきモーモーがこちらに気が付く前に後ろから一突きするだけで難なく倒す(まず一匹)
「次!」と声を上げながらモーモーを斬り(二匹目)
「ラスト」と言いながら三匹目を刺し倒し終える。
その場で倒れた牛3匹に低級の解体ナイフを当てると肉の塊がラップで包まれて現れる!
「キターーー!「鑑定」
【モーモーのロース肉1キロ 開封しない限り腐らない】【モーモーのヒレ肉1キロ 開封しない限り腐らない】【モーモーのバラ肉1キロ】
「ロ…ロース肉にヒレ肉!バラ肉?……なんと!!カルビか!!!」
俺は鑑定結果に肉を両手に持ちながらガッツポーズし「やった!牛肉まで手に入るダンジョン……神様ありがとう」と言いながら謎の舞を始める。
(それにしても合計3キロかぁ〜焼き肉にしてもさすがに1度じゃ無理だなぁ〜ロースやヒレはステーキで味わってみたいなぁ〜)と馬鹿な発想をしてたが、他にモーモーが居ないか気になり周辺を隈なく探すが…発見できなかった。
そして北側の森を進んで行くと又森が開けて視界には柵が見えてくる。
「モーモーか!」と興奮しながら駆け足になり柵に近づくがモーモーは居ない
「まぁそう上手くは……」と言ってる側から目が点になる。
「ログハウスと畑…だと?お次は野菜か!!」と野菜が高騰してるご時世だからか俺は喜びながら畑に近づくが何もなかった。
次は隣のログハウスに向かう一応ドアをノックして「おはようございまーす」と声をかけるが返事は無い、俺は恐る恐るドアを開けてみた。
ドアを開けた隙間から中を覗くが人の気配も何もないので「お邪魔しま〜す」と声をかけ返事が無い事を確認して中に入る。
中を見渡すホコリも無く綺麗な1ルームだった。
右手には謎の台所と棚が有り中央にテーブル1つと椅子が2つと右奥にはベットが2つ備え付けられその奥にはクローゼットが有った。そして左奥に扉が有ったので開けるとウォシュレット付きトイレが有った。
「ダンジョンの中に一体何の目的で?まさか休憩所?それとも誰か帰ってくるのか?」
そう言いながらしばらくその休憩所?と思われる所で台所の蛇口をひねり水が出るのを確認しながら時間を潰すが誰も来ない。
「謎だわ…けど休憩所と思えばいいのかな?」そう言いながら外に出る物置みたいな小屋も有ったので確認する。
中には大きな釜の中には木の板があり釜の下には薪を入れる穴が有る。
「初めて見るが、これは五右衛門風呂てやつだろうか?ウォシュレット付きトイレが有るのにお風呂は五右衛門風呂…なんだろうこのバランスの悪さは…」と言いながら小屋の外に出て小屋の裏手に薪が置かれていた。
「やっぱり誰か住んでる?もう少し様子を見てみよう」と言いながらログハウスの近くをウロチョロしながらログハウスを眺めながら「鑑定」
【ログハウス 所有者 吉川 亨 ログハウスの中に所有者の許可なく侵入できない ログハウスの敷地内に置かれた物などは時間経過しても消失しない ログハウスの周辺にはモンスターは近寄ってこない】
「ふぁ??マジか!何気に凄い物を手に入れてしまった…?ダンジョンに別荘??俺は明日にでも死ぬのか??」と言いながら畑を眺めながら「鑑定」をする。
【畑 食物の種などを植えると植物が育つ(成長促進効果有) モンスターは近寄ってこない】
「成長促進効果?早く育つって事なのか?いっそここでダンジョンサバイバル生活でもするのも良さそうだなぁ…」肉にログハウスや畑などを獲得した亨は違うベクトルに向かおうとしていた。
「よし!問題は時間が解らない事だ!帰ったら時計を取ろう…」ダンジョンカードのDPを確認する。
DP111280>152470
「よし!時計を取ってもDPは5万は余るな」
(まぁ明日も来ればいいか)と思いながらモーモー肉が気になり探索の途中だが4階層入り口の水晶から帰還する。
スマホの電源を入れ時計を確認するとまだ8時だった。
俺は水晶にダンジョンカードをかざしショップから道具を選択する。
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DP152470
キュアポーション 20000P 毒を治す
ポーション並 10000P HP200回復 切り傷や打撲ならかけると治る
マナポーション並 10000P MP200回復
スタミナポーション並 10000P SP200回復
解体用ナイフ低 1000P モンスター解体魔石はドロップできない
砥石 300P 剣などを砥ぐ石
木の矢 1P 木でだけで作られた矢
鉄の矢 100P 矢じりが鉄できている
腕時計 100000P ダンジョン内でもこれで時間がわかる
安眠枕 50000P 快適にぐっすり眠れる。
低級マジックバック 1000000P 5㎏収納可能最初にアイテムを入れた人が使用者になる
現在購入できる商品になります。
戻る
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腕時計を選択し購入する。
見た目は普通の腕時計だがテンションが上がった俺は「亨は腕時計をゲットした!」と声を上げてしまう。
「それにしても朝からテンション上がりまくりだな…とりあえず掃除でもするか…」
部屋の掃除を終え時計を確認すると8時50分
「9時からダンジョン……行きたくなくないなぁ」
先輩と会う危険を考え、久しぶりになろう小説でも読みまくろうと逃避する事にした。
小説を読もうで時間を潰し気が付くともう18時になろうとしていた。
「しまった!!もうこんな時間か…昼飯を忘れるほど読みあさってしまうとは恐ろしい……」
そんな事を言いながら本日の戦利品モーモーのお肉を頂く準備をする。
「どれにしようかなぁ~ロース?ヒレ?バラ?迷う…ステーキならやっぱロースだな!」
と言いながらマジックバックからロース肉を取り出し悩み始める。
「ん~1キロの肉を腐らずに食べきるのは少ししんどいのではなかろうか?しばらくの間はお肉生活…俺の胃袋頑張れよ……」
そんな事を言いながら開封し第一関節位の幅でカットし計ってみると180gだった。
「これでもこの位か…いざとなったらカレーにでもしてしまおう…」
肉の両面を包丁の刃の無い方で軽く叩き「下味は塩コショウっと」言いながら両面に適度に振りかけフライパンを熱する。
肉の脂身を少し切りフライパンに入れ熱が回ったら肉を入れる。
ジュゥウウウウ「あぁ~なんて良い音だ!」その音と香りでお腹も鳴りだりだす。
火を少し弱めお肉をひっくり返し蓋をして、しばらくしたらブランデーを少しかけフランベして完成!
お皿に肉だけを盛り付け食卓に置きご飯をレンジで温めて、いざ実食!
「いただきます!」
フォークとナイフを使い肉を一口サイズに切り口に運び数回そしゃくをして目を見開く
「・・・・・・・・」
無言のまま上を見上げ涙を流す40歳のおっさんが、そこに居た。
「神様本当にありがとうございます……」
別にカトリックでも無いのにお祈りしだした。
そこ後は一心不乱に肉と米を食べ終え
「ごちそうさまでした。高級なお肉の味何て知らないけれど、これは最高級なのでは?…ステーキ最高!!」
食の幸せを感じながら食器を洗いかたずけを済ませ、シャワーを浴び終えると再びネットの世界で時間を潰す。
気がつくと21時を回っていたので今日も薬を飲んで就寝する事にする。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
まだまだ未熟ですが、これからもよろしくお願いします。
リアルが少し忙しく更新ができないかもしれませんが、なるべく土曜日に上げれるように頑張りたいと思います。




