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ダンジョンが出来たからこそおっさんは頑張る(仮)  作者: ともゆき
第1章 おっさん初のダンジョンにソロで挑む
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005話 おっさん初めてお宝を発見する


会見を観終わってダンジョンの事を警察に連絡するかどうかでしばらく悩みながら煙草を吸う


「ふぅーダンジョンがどれくらいで解放されるか解らないしなぁ〜下手するとこの部屋も追い出されかねない、でも命の危険かぁ確かにあのスライムでもすげぇ脅威だよなぁ~」

ふと他に俺みたいな状況の奴は居ないんだろうか?

(一応28chで検索してみるか?……て書き込む馬鹿は居ないよな)


「スタートダッシュ出来るこの状況を捨てるのか?でも命は欲しい……」


「やっぱ黙っとく事にしよう」

欲望に忠実なとおるであった。


そうと決めればダンジョンに向かう為にも武器が必要だ!

まずあのスライムの対処方法を考えねば………


(そうだ!確かなろう小説ではモンスターに調味料を使った討伐の仕方が有ったはず)


「確か塩や胡椒だったかな?けど塩や胡椒が効くとは思えないし他の調味料を持って行こう」


そして台所で塩・砂糖・お酢・みりん・料理酒・胡椒・一味・七味・をエコバックに入れていく


「効くかどうか解らないけどGジェットも持って行くか」


「さて武器か・・・さすがに包丁じゃ心もとないし盾として使えそうなフライパンか片手鍋かぁ~」

頑丈そうなフライパンをチョイス


「防具も念のために月刊誌でも腹に入れとこう」


と言いつつ相手はスライム。溶かすなら雑誌入れた所で意味ない事に気が付いた!



武器 フライパン

防具 ジャージ

道具 様々な調味料とGジェット


準備が整いいざ出陣!


ダンジョンに入り歩いていくと突き当りに来て、ふと感じる

左は行って無かったよな


「どうせなら先に左に行ってみよう」


そして道なりに歩いて行くと・・・行き止まりかと思い落ち込むと背景と似たような色の箱がそこに有った……


恐る恐る近づくどうやら木の箱?ぽい


「た……宝箱?」


スリ足で近づきよく見る。やはり宝箱のようだ


「よ!よし!これは開けるしかないよな!」

宝箱?を発見し舞い上がる


トラップを警戒しながらフライパンで上の方を押してみる


ギギギと音を立てながら木箱が開く



「……空だと???」


そして中を覗くとそこには小さな布袋と丸められた紙が2つ有った。


「こ!これは!まさか定番のアレか!?アレなのか!?」


思い描くのは、アイテムボックスとスキルや魔法を覚えれそうなスクロール

そんな事を思いながらアイテムを手に取り深呼吸をして


「ま…まずは布袋が気になるとりあえずエコバックに有る調味料などを入れてみるか」


そして塩と胡椒を入れると……突然袋が発光しだす。


「お?おおおお?」

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発光が終わったので中身を取り出してみるとなんと!


「塩コショウになった……?」


何とも言えない空気なる


「ま!まぁ!不思議な錬金袋?とでも思えば良いか……俺のこのドキドキを台無しにしやがって…くそ」


(プラスなのかマイナスなのかタダで拾った物と考えればプラスかプラスだよな?!)と心を落ち着かせる。


「お……お次はこのスクロールだな!今度こそは頼む!」


と言いつつ一枚のスクロールの紐を解きスクロールを開く……すると


何処からか声が聞こえた

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   ・

『スキル とんずら を獲得しました』


・・・・・・・・・・?


軽く1分くらいフリーズした。


「とんずら?まさかねぇ〜聞き間違いだよな?」

と言いつつ『ステータスオープン』確認してみる。


職業

Lv1

HP   190/190

MP   210/210

SP    95/95

力    8+11

体力   8+11

防御   6+11

素早さ  5+16

知力   15+12

魔力   10+11

運    5+11


スキル

とんずら


魔法


称号

初ダンジョンに挑んだ者

初モンスターから逃げる者

初宝箱開けた

初合成に成功

初スキル獲得


「ふむ聞き間違いではなさそうだな…称号が増えて地味にステータスが上がってる。さっきのは錬金じゃなく合成かだから塩コショウに…なるほど!」

地味でも底辺のステータスの俺には増えてる事に喜び感じ小さく拳を握りしめる。


(お…落ち着け俺まだスクロールは1つ残っているじゃないか!)


「神様仏様どうか戦闘に役立つスキルか魔法をお願いします!」

と言いながら最後のスクロールを開く!

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『スキル 鑑定 を取得しました』


膝から崩れ落ちorz状態になって

「オワタ……」


ことごとく期待を裏切る結果となった!


だがよく考えてみよう鑑定スキルは異世界系やダンジョン系の物語では定番ではなかろうか?


orzの状態から木の箱を眺めながら「鑑定」と言ってみる


すると視界に


木の宝箱【アイテムが入っている】と文字が浮かぶ


「おぉ〜すげぇ〜」  

関心しながら


次は、布袋を手に取り眺めながら「鑑定」


低級合成の布袋【2つの素材を入れることで合成ができる。ただし袋に入るサイズのみ】


お次は

『ステータスオープン』

そしてステータスを観ながら「鑑定」


職業 【未登録】

HP  【0になると死ぬ】

MP  【0になると動けなくなる】 

SP  【0になると走れなくなる】

力  【攻撃力】

体力 【HPとSP】

防御 【守備力】

素早さ【回避や反応】

知力 【スキルや魔法の上達】

魔力 【魔法の威力とMP】

運  【運】

「結構アバウトなんだな」


スキル 【SPを消費して技を発動】


とんずら【消費SP30戦闘から逃げる時に発動】 鑑定【消費SP0対象を観ながら「鑑定」と言うとある程度の情報が表示される】


魔法  【MPを消費して魔法を発動】


称号  【獲得すると能力向上する】


世界で初めてダンジョンに挑んだ者  【全てのステータス+10】

世界で初めてモンスターから逃げる者 【素早さ+5】

世界で初めて宝箱開けた       【運+1】

世界で初めて合成に成功       【知力+1】

世界で初めてスキル獲得       【運以外のステータス+1】


どうやら鑑定はステータスにも使えるようだった。そして少し表示が違う


「ほぉ!世界初での称号だったのか!」


これはモチベーション上がるなと思いつつスライムの居る方へ歩き出す。

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― 新着の感想 ―
[一言] ダンジョン出現30分で3000人もの登録者がいるのもおかしいですし、主人公に付いた初ダンジョン進入の称号も、それだけの登録者がいながら誰も入らないのもおかしいですね。
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