014話
称号獲得のDP加算忘れてました修正しときます。
その先には…Y字路が待っていた。
俺の自動地図を広げても道しか表示がない(両方凄く長いな…)
赤江「うわぁ又分かれ道ですか…」
大塚「どうします?多数決で決めます?」
清武「そうですね」頷きながら疲れが溜まってるんだろう表情がさらに落ち込む。
一之宮「本当に出られるの?」と泣き言まで漏れ始める。
結局多数決で右に進む事となった。10分位歩いただろうか少し前の方で赤く光る。
亨「皆さん止まってください」と引き止め「鑑定」を使うと【スイッチ式の罠】と表示されたので「ここで待っててくださいトラップです」と伝え3m近づき「罠解除」と唱えると視界の赤い色が消えた。
念の為「鑑定」も行う【無効可された罠】と表示が出るので「皆さんもう大丈夫です」と声を上げ再び進みだす。
どれだけ歩いただろう敵も出る事無くひたすら1本道を歩き、開けた場所がMAPで確認でき視界でも確認出来る所まで歩いた。
亨「少し開けた所みたいです。皆さん少しお待ちください」
と言い俺は開けた所に駆け足で向かう。そこして久しぶりのご対面丸球体の青いボディーそう…スライムさんだ!しかも5匹居る。その奥にも通路がある事も確認した。
亨「ここでスライムとは皆の疲労からそんな時間かけれないぞ」一応「鑑定」をする。
【スライム Lv7 HP75 力20 防御30 素早さ35 弱点火】
「・・・」全く声にならない。家のダンジョンが異質とだけ解った。
そして戻り皆にスライムの情報を伝える。
新名「魔法撃てるの!やったー」まだ魔法は覚えても使用してなかった新名はうずうずしていたようだ。
一之宮「美鈴落ち着いて」
大塚「皆さんなら攻撃はかわせると思いますが、疲労が溜まってます。油断せず討伐しましょう」
皆が一斉に「はーい」「OKです」「了解」「はい」「魔法!」と返事を返す。
そして開けた場所入り口に着き新名と一之宮に攻撃魔法の練習を兼ねて俺と大塚と清武と赤江でスライムが襲ってきたら対応する用は前衛だ。一之宮と新名が魔法で攻撃する後衛で決定する。
大塚が「始めてください」と声をかけると待ってましたと言わんばかりに一之宮がウォターアローを唱え新名がファイアーアローを唱える。ウォータアローを受けたスライムは攻撃を受けこちらに向かって来る。ファイアーアローを受けたスライムはそのまま倒された。他のスライムは動いてない。
そしてこちらに向かって来るスライムにアイスアローが突き刺さりスライムは倒された。新名が「やった!動いてる敵でも当てれた」と言いながらファイアーアローのディレイを待つ残り3匹はまだ動かないので魔法で討伐する事になる。赤江が「1匹は前衛でやりませんか?」と提案し新名は満足したので「OK」と返す。残り2匹も後衛の魔法で狩り終え前衛だけで退治する。
一応順番を決める赤江>大塚>清武>俺で攻撃する準備に入る。
赤江が近づきとびかかったスライムを銅の片手剣の側面で打ち返す。(マジか!俺の最初の頃は一体…若さか!)
そして大塚と交代して大塚はスライムの飛びついたのを避けてカウンターを行い下がって清武と交代スライムが飛びかかって来たのをバックラーで受ける(それは危ない溶かされる!)と思ってフォロー体制に入るがスライムは張り付くことなく地面に落ち清武が攻撃してスライムは倒された。(ステータスも違うが攻撃方法も違うのか?)
清武が「吉川さんすまない」と言ってくるが「いえいえ大丈夫ですよ」と返す。俺以外の皆のLvが上がり赤江は片手剣術のスキルを獲得したようで喜んでいた。魔石を拾い再び通路を進みだす。
そして先にある通路を進みすぐにMAPで行き止まりを確認する。
たどり着いた所には何もない行き止まりだった。
一之宮が「もう嫌!歩きたくない!」と叫び座り込む
大塚はここで休むと動けなくなる可能性を察し
「スライムが湧く前に…戻りましょう」と提案する
赤江と新名は
「桃ほら立って」と促しながら一之宮を立たせ歩き始める。
スライムのいた広場には未だリポップされておらずそのまま通過する。
時間が遅くなったのかダンジョン内もさらに暗くなるり大塚が皆に懐中電灯を渡す。
清武が「大塚さん今何時ですか?」と訪ねる。大塚は腕時計を確認し「19時10分ですね…」と元気のない返事を返す。
清武は水を飲み
「それにしても吉川さんは水の予備も欠かさないとは準備が良いですねぇ?」と言ってくる。(うわぁここでその質問…実は魔法です)と言える訳もなく黙っている。すると大塚が「そのお陰で助かってます。さぁ進みましょう」(ありがとう大塚さん)
そう言われ重くなる足で皆歩き出しY字路に戻ってきた。時間は20時を回っていた。
一之宮が「休憩したい」と言うが皆察してるのだろう、ここで止まると動かなくなると…そう皆限界が近かった。
そこで俺が「自分が先を調べてきます。皆さんはゆっくり向かって来てください」と言うと
大塚が「わ…解りました。お願いします…」さすがの訓練されてる自衛隊でもダンジョンの中での遭難は辛かったのであろう声に力が無い。
(これは危険だ早く見に行こう)と決めダッシュで左側の通路を進む。
5分後上の階への階段が見つかった。水晶も存在した転移できるか水晶に触れると転移の表示が出る!「ああ良かった」と声が漏れる。俺は再び走って来た道を戻り
亨「皆さん朗報です!階段と水晶が有りました!」
大塚「階段良かった!でも水晶が何になるんですか?」少し元気が戻る。
亨「水晶に触れれば転移で地上に戻れます!」
大塚(それであの時水晶の事を聞いたのね。そんな事を知ってる…貴方はダンジョンを知っていると言ってるようなもんよ…もう少し注意してよね…)「良かった…帰れるのね…吉川さんありがとう」
一之宮「ほんとうに?帰れるの?」と泣き出す。
亨「はい後少し30分程歩けば帰れます」
新名が一之宮に抱き着き「良かった帰れる!」と涙を流す。
清武や赤江も「良かった…助かった」と呟く。
大塚は俺に「食事を楽しみにして…」と言い途中で倒れる。
亨「大塚さん!」と声を上げ視界のPT一覧を確認HPも有る!脈も有る!息もしている!「なぜ?どうして!?」とパニックになってた。
清武が冷静に「吉川さん落ち着いて鑑定を、多分緊張の糸が切れ気を失ったのでしょう」
亨「あぁそうか!「鑑定」て意識なかったらどうなるんだ?」
【大塚佐希28歳 独身 Lv30 HP590 攻撃85 守備60 素早さ69 状態 気絶】
亨「良かった!表示されました。やはり気絶でした」
新名「鑑定が無いから解らないけど鑑定に条件とかあるの?」
亨は皆を見ながら「鑑定」を使う
全員「なるほど~」
新名「こんな声聞こえるんだ~それで意識が無かったら困ってたんだね」
一之宮「それより大塚さんの意識が戻るの待つの?」
赤江「俺もそろそろ限界…」
清武「自分も余裕が有りません」
亨「なら自分が背負って行きますよ?」
新名「さすが!おじさま!」どうやら違うスイッチが入った。
そして意識の無い大塚を背負い「ではもう少しです進みましょう!」と声をかけ進みだす。
歩きながら清武が
「ここを出た後どうなりますかね?」
そうだ村角さん木花さんの事もある。
赤江「大塚さんが意識取り戻したら相談しましょう」
一之宮「うん…」早くダンジョンを出たいだろうに我儘を言わず納得する。
新名「おじさま!大塚さんをお姫様抱っこした方が良いよ!」まったく違う角度で考えてたらしい。
亨「おじさまは辞めとこうな、お姫様抱っこて…無理です」
新名「でもおぶってる方が逆にいやらしいよ?」
亨(何言ってん……は!)リュックは前にある背中には柔らかい感触がある…「大塚さんを降ろし休憩しましょう!」(セクハラとか言われたくないぞ!)
新名「冗談だよ。おじさんほんと純粋!まさか童貞?」
亨「おじさんをからかうなよ。そんな訳ないだろ」(経験はある。だが15年のブランクも有る。素振りしながらバッターボックスに立てる日を待ってるだけで現役だ…)何考えてんだ俺は
一之宮「美鈴いい加減にしとかないと亮哉にも怒られるよ」
赤江「吉川さんすいません」新名も「ごめーん」と謝る。
亨「もうすぐ出口で元気が出たんでしょ?別に気にしてないよ」
そんな話をしながら20分位歩いただろうか?先程までとは違いペースが上がったのだろう階段が見えてきた。
皆が「やったー!着いた!」と喜びあう、すると俺の後ろから
「うう〜ん」と声が聞こえた。「大塚さん大丈夫ですか?お〜い」と声をかける。
大塚は周りを見渡し自分が背負われてる事に気が付く
「え!何で?ここって階段?ええ誰??えええええええ?降ろして下さい!」軽くパニックになる。
そして大塚を降ろし水を渡す。「大丈夫ですか?」
大塚は「ええもう大丈夫ありがとう皆さんご心配かけました」頭を下げる。
皆が「同じPTでしょ!」です」ですよ」と言うと大塚にも伝わったのか笑顔になる。
大塚「じゃ戻りましょう」すると赤江が「その前に擦り合わせを行いましょう」と提案する。
大塚「そ…そうでしたね…どうしましょう?」
新名「下手に隠すより本当の事言えばいいんじゃない?」
赤江「と言うと?」
新名「皆で頑張ってモンスターを退治しながら進んでトラップで木花さんと村角さんは毒で…亡くなった。その後迷いながらも帰還した…要は吉川さんだけに頼り切ってたけどそこを皆で頑張ってで良いんじゃない?下手に嘘で固めてもバレちゃうだけだし」
一之宮「美鈴が真面な意見を…どうしたの?変な物でも拾い食いしたの?」
新名「もーそれ酷くない?」と抗議をしてる。
清武「確かにそうですね宝箱などでスキルや魔法を獲得し進んだで何とかなりそうですね」
赤江「新名さんと清武さんのを合わせて基本は在りのままを吉川さんの事は皆で頑張ったで良いんですね?」
大塚「そうですね…後もし取り調べなどになった時ですね…」
一之宮「皆と一緒にじゃないと話さないを条件に黙秘しちゃえば?」
新名「難しいかもだけどその方が良いかも」
大塚「ではその方向で、ただ吉川さん大丈夫ですか?」
吉川「皆が頑張ったのは本当ですし…た…多分?」
皆が声を揃え
「いやいや多分じゃダメ」と突っ込まれる。(ほんと良い人達に出会えたな)「解りました。頑張ります!」
皆が納得し全員一緒に帰る事に水晶に手で触れて転移の項目が皆にある事を確認する。
大塚が「では皆さん0で行きますよ!」「はい」「OK」「了解」「おお」「はーい」など返事が返ってくる。
大塚「では3・2・1・0!」
亨「あれ?」(俺の家ではすぐ転移開始だったのになぜだ?)
清武「帰れるんじゃなかったのか!」
赤江「吉川さんこれは?」
『転移準備を行います。しばらくお待ちください』
新名「やったー!」
一之宮「良かった」
大塚「ほんと良かった」
一方地上のダンジョン横の水晶には今だ人がたくさん居た。職業に就く為に利用してる人やショップを確認やDPで購入してる人が居たのだ。
『転移が起動します。水晶から離れて下さいショップ利用は中止させて頂きます』
『転移が起動します。水晶から離れて下さいショップ利用は中止させて頂きます』と2回も
水晶から声が聞こえ皆慌てて、その場を離れる。
そして1分後ダンジョンで行方不明になった6名が水晶前に突如現れた。
時刻21時32分ダンジョン行方不明者初の帰還となった。
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最後にまとめ的な感じで ちなみに通常ダンジョンのDP計算はLv1に対し100Pです。
吉川
Lv- 3
職業 自由
HP 1000/1000
MP 1000/1000
SP 500/500
力 - 140 +(+40)
体力 - 100 +
防御 - 100 +
素早さ - 100 +
知力 - 100 +
魔力 - 100 +
運 - 40 +
振り分けP142>スキル剣術UP+3=145
(装備 最高級のマジックバック 鉄の片手剣 快適ジャージ)
スキル
とんずら 鑑定 魔力操作Lv3 片手剣術Lv2 罠感知 罠解除
魔法
生活魔法〔火 水 土 風〕ヒール キュアポイズン
称号
初ダンジョンに挑んだ者
初モンスターから逃げる者
初宝箱開けた
初合成に成功
初スキル獲得
初モンスター討伐
初2階層到達
スライムキラー
初魔法を習得
初Lv99到達
初トラップ付きの宝箱を開けた
初11階層到達
DP10730>69730
大塚
Lv30
HP 590/590
MP 490/490
SP 295/295
力 85(+15)
体力 59
防御 60
素早さ 69
知力 59
魔力 49
運 38
スキル槍術Lv2 槍装備時+6
(装備 鉄の槍 低級マジックバック)
(DP61100)
赤江
Lv24
HP 630/630
MP 540/540
SP 315/315
力 69(+15)
体力 63
防御 44
素早さ 46
知力 54
魔力 54
運 25
(装備 銅の片手剣 初級マジックバック)
スキル片手剣術
(DP59000)
新名
Lv24
HP 420/420
MP 590/590
SP 210/210
力 50(+10)
体力 42
防御 50(+9)
素早さ 46
知力 70(上限に達している3P)
魔力 59
運 33
(装備 魔法使いの両手杖 魔法使いのローブ)
魔法 ファイアーアロー アイスアロー
(DP59000)
一之宮
Lv24
HP 440/440
MP 540/540
SP 220/220
力 50(+10)
体力 44
防御 42
素早さ 44
知力 66
魔力 54
運 31
(装備 障壁の指輪・魔術師の両手杖・快適ジャージ)
スキル ハイド
魔法 ヒール クリーン ウォターアロー
(DP59000)
清武
Lv24
HP 650/650
MP 550/550
SP 325/325
力 74(+10)
体力 65
防御 61(+12)
素早さ 42
知力 59
魔力 55
運 40
(装備 鉈・低級マジックバック・鉄の胸当て・バックラー)
(DP59000)
≪※(+〇)は装備してる分の上昇値です。(装備・DP)は見えていません≫
最後まで読んでいただきありがとうございます。
まだまだ未熟ですが、これからもよろしくお願いします。




