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ダンジョンが出来たからこそおっさんは頑張る(仮)  作者: ともゆき
第2章 おっさん初のPTでダンジョンに挑む
56/65

13.5話

下書き状態ですみません。割り込みで入れたので間に合いませんでした。

現在時刻18時10分地上では


ダンジョン協会宮崎支部長の男

「で大塚のPTはまだ見つからないのか!」


男性「は!報告します。宮脇みやわきさんに言われた通りダンジョン1〜2階層全てを捜索を完了しましたが手掛かりは何も」


宮脇「まったく初日そうそう行方不明だと?3階層以降に行った形跡は?」


男性「100%有りえません。常時2名の隊員で3階層へ向かう階段と別に2名3階層入り口で監視をしておりました!」


宮脇「ダンジョンに入った時間は12時20分頃で間違いないのだな?それ以降地上には戻ってないと」


男性「はい記録によると間違いありません」


宮脇「行方不明者のリストは?」


男性「こちらになります」とリストを宮永に手渡す。


宮脇はそのリストを確認し

「大学生3名社会人4名内一人は無職だと…ステータスは無職が1番高いのか…で?今後どうすればいい?」


男性「本部に連絡した方がよろしいかと…」


宮脇「やはりそうなるか…解った下がっていい」


男性「はっ!失礼しました」と敬礼をし部屋を出て行く


宮脇は本部に非常用番号で電話をかける。


女性「ダンジョン協会本部です」


宮脇「ダンジョン協会宮崎支部の宮脇です。急用が有りましたのでお電話しました。本部長の蔵田さんにお願いします」


女性「かしこまりました少々お待ちください」


蔵田「宮脇君久しぶりだね。今こっちも立て込んでて要件を手短に頼む」


宮脇「蔵田さんお久しぶりです。では宮崎支部で行方不明者が出ました」


蔵田「ふむ宮崎もか…何名だ?」


宮脇(他の県でも同じ事が…)

「1PTの計8名です」


蔵田「他と同じか…他ダンジョンの目撃情報によると隠し部屋を発見したPTが喜びながら中に入りその後入り口が消えたらしい」


宮脇「きえた?」


蔵田「あぁ入り口がな…」


宮脇「生存者は?現在の行方不明になった数は?」


蔵田「生存者は0だ。現在24県で各1PTづつだ今後も増えるかもしれん」


宮脇「っ」


蔵田「大至急名簿を私のメールに送ってくれ」


宮脇「かしこまりました。では失礼します」


蔵田「あ!マスコミ用の会見も準備しとけよ」


宮脇「本部や政府がするのでは?」


蔵田「もちろん行うが地元マスコミ用だ。隠すと設立したばかりの協会が飛ぶだろ」


宮脇「かしこまりました。では」


蔵田「あぁ」


電話を切り宮脇は秘書に蔵田宛に名簿を送信するようにと指示を出し

会見を行う前に家族に集まるように指示を出す。


そして2時間後県庁会議室の一角に家族が呼ばれ集まった。


係りの男性

「一応本人確認の為お名前を読み上げます。よろしいですか?」


家族は頷く


係りの男性が読み上げる。

大塚おおつか 佐希さき26歳 女性 陸上自衛隊員」

母親ののぞみ

「佐希は娘です」


係りの男性

木花きばな 真二しんじ33歳 男性 自営業」

嫁のめぐみ

「はい夫です…」


係りの男性

清武きよたけ たもつ29歳 男性 会社員」

父親のあきら

「あぁ息子です…」


係りの男性

赤江あかえ 亮哉りょうや23歳 男性 大学生」

父親の健司けんじ「はい息子です…」


係りの男性 

新名にいな 美鈴みすず 21歳 女性 大学生」

父親のまさると母親の真由美まゆみ

「うちの娘は大丈夫なんですか!?」と真由美は声を上げるが優に「落ち着きなさい」と諭される。


係りの男性

一之宮いちのみや もも 21歳 女性 大学生」

父親の光輝こうきと母の奈津美なつみ

父親光輝はテーブルを叩き「うちの娘はピーチだ間違えるな!」

係りの男性

「も…申し訳ありません」と言いながら名簿に訂正を入れる。


係りの男性

村角むらすみ 香織かおり30歳 女性 会社員」

祖父のしげると祖母のイセヲ

「間違いありません孫です」と茂は答える。


係りの男性

吉川よしかわとおる40歳 男性」 

母親の博絵ひろえ

「ええそうです。でもうちの子は…」何故ダンジョンに居るのか博絵は謎だった。



一方支部長室では


宮脇「で家族は揃ったか?」


秘書の女性「はい会議室にてお待ちです」


宮脇「初日そうそう残業すまないね霧島君」


霧島「お気になさらず仕事ですので。こちらです」と県庁の会議室に到着する。


ノックをし扉を開け宮脇だけが入る。


テーブルには行方不明者の苗字が書かれたプレートが置かれておりその後ろに家族が座ってる。


宮脇「ダンジョン協会宮崎支部長の宮脇です。皆さんこのような時間にお集まりいただき感謝します」と一礼をする。


宮脇「ご連絡された時に要件はお聞きになったと思いますが、現在ダンジョン内にて、ご子息ご息女が行方不明になっております。ご家族のどなたか本日12時以降に連絡が取れた方はいらっしゃいませんか?」


家族の皆は首を横に振る。


宮脇「只今協会内の情報では宮崎を含め25県で計200名もの行方不明者が出てます」


会議場がざわつく

「神と政府は安全と言ってたはずだろ!」「どうなるの?」「他の県で生存者は?」「なぜうちの子が」「な…何かの間違いだろ?」


宮脇「不確定情報ですが皆様にはお伝えしときます。他ダンジョンの情報によると隠し部屋を発見したPTが喜びながら中に入りその後入り口が消えた…その後その付近を探しても出入り口は発見されていない…こんな情報しか無くて申し訳ありません」と深々と頭を下げる。


家族一同何を言えばいいのか解らない…静まり返る。


宮脇「いろいろ思う所は有ると思いますが、こちらも捜索の階層を広げ対応しています。もし帰還された時の為にここでお待ちしてもらってもよろしいでしょうか?」


家族一同は待つ事それしか無いので頷き待機する事になる。





そして20時30分政府と協会がダンジョン内で行方不明者が出ている事を緊急速報を流す。


宮脇もマスコミの会見を行った。時刻は21時20分


宮脇「ダンジョン協会宮崎支部長の宮脇です。先程発表が有りました通りダンジョン内で行方不明者が宮崎支部でも確認されています」


記者

「宮崎での行方不明になられた人数は?」


宮脇

「8名です」


記者2

「行方不明になられた原因は?」


宮脇

「確定した情報が未だ有りません」


記者2

「行方不明になられてどれくらい経っているのですか?」


宮脇

「ダンジョンに入ったのが12時20分頃との事です。約9時間近く確認できておりません」


記者3

「3階層以降に勝手に進んだのでしょうか?」


宮脇

「それはございません。3階層に下りる階段入り口と下りた先に2名づつ計4名の自衛隊員が常に警備しておりました」


記者3

「捜索はまだ続いているのですか?」


宮脇

「はい1〜2階層はもちろん念の為3階層以降も行っております」


記者4

「行方不明者のお名前などは?」


宮脇

「只今ご家族に集まってもらい承諾を得ていませんので」


記者5

「協会はどのような責任を取るつもりですか?」


宮脇

「まだ決まっておりません」


記者5

「ではこの会見の意味は?」


扉が開かれ男が宮脇に「緊急です〇〇〇〇されました」


宮脇「ほ!本当か!直ぐに〇〇〇〇を〇〇〇〇へ」


マスコミ陣にも聞こえ慌てて中断し会見場から飛び出て行った。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

まだまだ未熟ですが、これからもよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言] まだ誰も盗賊職に就いているわけでもないのに、25組もが隠し通路を見つけた、と言うのはちと違和感ありますね。 ランダムで現れる隠し通路、宝箱によるテレポーターの罠、下層部に無傷で落ちるシュー…
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