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ダンジョンが出来たからこそおっさんは頑張る(仮)  作者: ともゆき
第2章 おっさん初のPTでダンジョンに挑む
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012話

亨「や…やっちまったーーー」


一斉に周りは亨に注目しているが、亨は気が付いておらず大塚に


亨「ど・ど・ど…どうしましょう?」


大塚「まぁ話したくなければ、話せませんでいいと思います。吉川さんが居なければ今頃…」


亨「そ…そうですかね?」


大塚「皆さんには、帰還してから他人に言わない様に言う必要は有るでしょう」


亨「き…聞いてクレマスカネ…?」


赤江はポーションの件もあるので

「俺は命の恩人に対して失礼な事はしたくないので言わないですよ」


一之宮「私も助けて貰って裏切るような真似はできません」


新名「私もジャージを貰えたら…冗談…黙ってます」


清武(話は一応合わせとくか)

「自分も助けていただいてる身ですからね」


一斉に答えが返ってくる。


亨「て…てか皆居るし!あ…ありがとう」


全員が逆に驚く


新名「は?今頃気が付いた?吉川さんて天然さん?」


大塚「でも地上に帰還したら木花さんと村角さんの事も有ります。話を擦り合わせは必要でしょう」


清武「まぁそうですが、帰る目処がついた時で良いんじゃないですか?」


大塚「そうですね…とりあえず休憩しましょう」


亨「少し先を偵察してきますね」


大塚「申し訳ありませんが、お願いします」


亨「はい、すぐ戻ります」


そして通路を鑑定しながら進むと【偽装された壁】隠し部屋が現れた。


(先にまだ道は有るが、とりあえず戻って皆に報告しよう)と思い休憩してる所に戻る。


亨はこの先に隠し部屋が有った事と、もし宝箱が有ったとしたら鑑定でトラップの有無は解ると伝える。


赤江「うっ…どうします?」2階層の事が気になったらしい


一之宮「鑑定でトラップが有無が解るなら確認するだけでも良いんじゃない?」


清武「そうですね」


新名「ミスミスお宝を放置はできない」


大塚「た…頼もしいですね」


亨「では休憩をいったん止めて何が有るかだけ確認しますか?」


皆が納得し偽装壁の所まで移動する。


亨「自分がまず入って鑑定をします。大丈夫なら呼びますね」


そして偽装壁に触れると壁が消え中を覗くと今までより大きい箱が有った。2階層の宝箱より大きい俺は中に入り「鑑定」【宝の入った大きい箱】くまなく鑑定しトラップも無い事を確認し通路に出る。


亨「大きい宝箱が有ります。部屋と宝箱にはトラップは有りませんでした」と伝え皆が隠し部屋に入り


一之宮「魔法はこの箱に!?」

赤江「ピーチそれはまだ解ら…しまっ…」

一之宮が赤江の首に腕を絡ませ冷たい笑顔で

「り・ょ・う・やく~ん?誰それ?絞め殺されたい?」

赤江が慌てながら

ももさんごめんなさい」と謝ってる。


亨(うわぁ~キラキラネームだったのか…)大学生PTの新たな一面が見えた。


新名は慌てて仲裁に入る「桃それくらいにしとこう?それよりお宝だよ!」

一之宮は赤江の首から腕を解き「次は無いからね!で誰が開けるの?」


清武は今のやり取りで少し引いて

「私は辞めときます」


大塚「吉川さんで良いと思いますよ」


新名はその一言に冗談で「任せた!お・じ・さ・ま!」


亨(最初の頃より砕けてきてるかな?)

「ぐは!おじさま?せめて、おっちゃんかおじさんでお願いします」と乗ってみる


大塚「もう吉川さんが開けて下さい!」


亨(選択ミスだった!冗談のつもりだったのに…)

「は!はい!」


俺が宝箱る事になったので、久々の実験を行うHP魔力をそのままで他のPを1にし全て運に振って宝箱を開しようとしたが(重い!力は少し戻そう)そして宝箱が開けられる…その結果大変な事になった。

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槍1本・杖1本・盾1枚・ローブ1着・鉄の鎧1着・スクロール4本・鞄3個・魔法の書5冊つものアイテムが入ってた。亨はステータスを戻す。


大塚も箱の中を覗く(今度は何をしたの…この数異常よ!それとも11階層だから?)

「は…8人分以上も有るんですね……皆さん並べましょう」ボソッと呟く


皆で箱の外に並べる


周りも「大当たり?」「ま…魔法書よね?」と盛り上がる。


亨 「凄い数ですね!」と驚きつつステータスを元に戻す。


大塚(あれ?本人も驚いてる?)

「では、吉川さん鑑定をお願いしてもいいですか?」


「あ!はい「鑑定」


槍【鉄の槍 必要力40以上 効果力+30】


杖【魔法使いの両手杖 必要魔力50以上 効果攻撃魔法の威力を少し上げる】


盾【鉄のバックラー 必要力20以上 効果守備+2】


ローブ【魔法使いのローブ 必要50以上 効果守備力守+9】


鉄の鎧【鉄の胸当 必要力50以上 効果守+10】


スクロール【罠解除のスクロール  使用するとトラップ解除を覚える 効果・解除したい対象3mに近づき「トラップ解除」と唱える。使用SP30】


スクロール【鑑定のスクロール 使用すると鑑定を覚えられる 効果・対象を観ながら「鑑定」と言うとある程度の情報が表示される 消費SP0】


スクロール【罠察知のスクロール 使用するとトラップ感知を覚える 効果 視界にトラップが、存在する時トラップのある場所が赤く光る 消費SP0】


スクロール【ハイドのスクロール 使用するとハイドを覚える 効果 ハイドと唱えると1分間姿を消せる。動くと透明化は解除される 消費SP50 ディレイ3分】


鞄【低級のマジックバック 5キロまでの収納が使える。最初に使用した人しか使えない】


魔法の書【ファイアーアローの書 使用すると火属性魔法ファイアーアローを覚える 効果・杖を対象に向け「ファイアーアロー」と唱えると杖から火の矢が飛ぶ。消費MP20 ディレイタイム5秒】


魔法の書【アイスアローの書 使用すると氷属性魔法アイスアローを覚える 効果・杖を対象に向け「アイスアロー」と唱えると杖から氷の矢が飛ぶ。消費MP20 ディレイタイム5秒】


魔法の書【ウォーターアローの書 使用すると水属性魔法ウォーターアローを覚える 効果・杖を対象に向け「ウォーターアロー」と唱えると杖から水の矢が飛ぶ。消費MP20 ディレイタイム5秒】


魔法の書【ヒールの書 使用するとヒールを覚える 効果 回復したい対象を見ながら「ヒール」と唱えるとHP100回復する 復打撲や擦り傷なら怪我の場所に手で触れて唱えると治せる 消費MP50 ディレイタイム20秒】


魔法の書【キュアポイズンの書 使用するとキュアポイズンを覚える 効果 毒にかかった対象者に触れながら「キュアポイズン」と唱えると毒状態を癒す。 消費MP100 ディレイタイム1分】


キュアポイズンや罠感知や罠解除に戸惑いを感じながら、鑑定結果を皆に伝えた。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

まだまだ未熟ですが、これからもよろしくお願いします。


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