002話
「あ!しまった…これじゃスライムや5階層を攻略するとLvが上がってしまう……」
「これじゃスライム狩れないじゃないか~腕時計が…遠のいてく」
「孔明な罠だ…政府の陰謀だ…」余りの現実逃避に訳の解らない事を言い出す。
時間はまだ4時にもなっていなかった。
流石にこんなイベントが起こってしまうと二度寝もできないので
「ネットで時間を潰すとしよう」気持ちを落ち着かせるのが早かった。
「おーもうPT募集のスレ立ってるのか、どれどれ」
【宮崎県】ダンジョンPT募集 パート2
「さすがはど田舎、東京とかはパート67とかだったのに」
20〜25歳募集@7
28歳男性@7
30歳以上の募集有りますか?
人妻募集@無限
セ〇レ募集@無限
暇人募集
パトロン募集
無言OKな方居ませんか?
JD募集@∞
友達になってください
JKが居ないだと!
一緒に冒険しようぜ@5
姫プレイさせてくれるおじさま募集
どうやら出会い系状態になってるようだった……他も見てみるか悩んだがやめといた。
ステータス魔力を魔力に振り切ってエアーで遊んでいる。
『スキル魔力操作が上がりました』
エアーが扇風機の弱風より少し弱め位になった。そしてMP50になるまでエアーを出し続ける。
『ステータスオープン』
Lv1
職業 自由
HP 300/300
MP 50/5200
SP 150/150
力 - 30 +
体力 - 30 +
防御 - 30 +
素早さ - 30 +
知力 - 30 +
魔力 - 30>520 +
運 - 30 +
振り分けP0
スキル
とんずら 鑑定 魔力操作Lv2>3 片手剣術
魔法
生活魔法〔火 水 土 風〕
称号
初ダンジョンに挑んだ者
初モンスターから逃げる者
初宝箱開けた
初合成に成功
初スキル獲得
初モンスター討伐
初2階層到達
スライムキラー
初魔法を習得
初Lv99到達
スキルUPを確認してると、ふと気が付いた。
「初転職が無い…これも自衛隊員か2〜3時間で凄いな」そう言いながら、ステータスをオール30に戻しとく
「一回づつ押すより思考で操作できたらなぁ〜」試しに力に100Pと考えると力が100上がった、これまた凄い機能だった。
時計を確認すると6時だった。
武器は木刀購入で良いかな鉄の片手剣とか見た目的にナシだな、と思いながら木刀を購入しバスタオルでグルグル巻きにしてマジックバックに入れといた。DP11030>10730
時間つぶしにストレッチをおこない、軽くジョギングをして筋トレ各40回する。ステータスが下がったからか体が少しだけ重く感じた。
「時間がこんなに長く感じるとは…」まだ7時前
遠足当日の小学生のように朝から落ち着きのない40歳だった。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
まだまだ未熟ですが、これからもよろしくお願いします。
明日は18時の予定です。




