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ダンジョンが出来たからこそおっさんは頑張る(仮)  作者: ともゆき
第1章 おっさん初のダンジョンにソロで挑む
32/65

030話 自衛隊探索による報告会見

15時30分


掃除を終わらせ晩御飯まで、まだ時間が余ってる。


「そうだ昨日は支給日だったし銀行と買い物にでも行こうかな」とカレンダーを見ると昨日は日曜だった。

TVから速報で、16時から政府による自衛隊のダンジョン情報開示されるらしい


「早過ぎないか?まぁ先に銀行だけでも行っとこう」


軽く走りながら銀行に行く、残高の入金を確認してから二人の諭吉先生を引き落とし帰宅する。財布の中23944円


そして少したってから会見が始まった。


総理が一礼をし

「これからお話をするのは今回のダンジョン探索の全貌です。今回の情報開示に対してマスコミ関係者は一切の質問を受け付けない事にします。今解ってる状況であって、それに対して答えが出し切れない謎が多い為です。ご了承ください」


ここで一呼吸開け


「まずはこちらをご覧ください」とスクリーンに今回の要点を写し出される。それを総理が読み上げる。



電子機器が使えない。

無線機・携帯電話・スマートフォン・映像機器・カメラ・デジタル時計・電波時計・ラジオ・は使えない。


使用できるもの

手巻き時計・懐中電灯・ケミカルライト・オイルライター・100円ライター


銃器・手榴弾・閃光弾使用はできるがモンスターに効果は無い。弾丸30発撃っても倒せなかった。


武器 日本刀・鉈・槍・木を切る斧・つるはし・くわ・鎌・バール・弓なら1〜3撃で倒せた。


ダンジョン内は真っ暗ではなく謎の光源が有るらしく薄暗いと感じられるほどだった。


ダンジョンの大きさは全然違うかもしれない、簡易地図作製し照らし合わせると全くの別物だった。


ダンジョンに入ればPTが組める最大8人視界の左上にPTメンバーの名前と3本のバーらしき表示HPと後2種類は、おそらくMP・SPのバーが見えるようになる。


モンスターをある程度倒すとLvは上がる。現在隊員で最高Lv5が存在します。Lvが上がると例外なく運以外のステータスが+1加算される。


ダンジョンを出てから水晶にダンジョンカードをかざすと購入できる商品が増える。


階層が増えると商品が増える?1階層組2階層組3階層組で商品の数が違う。 

違う理由が、個人で購入できる品がバラバラ過ぎるので確定ではない。


モンスターを倒すと先ほどのショップで利用できるDPが増える。

宝箱が存在する。箱の中には装備品と思われるものやスクロールと呼ばせてもらうがスキルを獲得するアイテムやアクセサリーや宝石が確認されている。

(後で映像公開します)


そのスクロールを開いた又は、スキルを戦闘中に獲得した隊員3370名がスキルを覚えた際『○○を獲得しました』と言う声を聴いた。

その後ステータスオープンにてスキル欄に表示されている。ダンジョンカードには表示がない。


スクロールで覚えたスキル  早熟 晩熟 夜目 鑑定 速読 暗記 罠察知 毒耐性     

スクロールは使用すると消滅する。


スキルを自身で開花させた  刀術 剣術 槍術 斧術 棒術 弓術 盾術 投擲


今回の探索で魔法を覚えた者はいない。


ステータスオープンで新たに称号と言う項目が発見された。

PTを組んでいた隊員8名に【初フルパーティー】という称号こちらの詳細は不明【初3階層到達】と【初4階層到達】こちらは、運も含め全ステータス+10上がったとの事。それぞれ別のPTが獲得


ダンジョンにはモンスターは

1階層 50㎝位の蟻・30㎝位のこうもり・60㎝位の芋虫・30㎝位のネズミ・50㎝位のミミズ


2階層 1〜1.5m位の狼・1m位のうさぎ・30~50㎝位のダンゴムシ


3階層 2m位の猪・1m位の蛇・1m位のトカゲ・50㎝位の蜘蛛

見た目だけの判断で種類が正確とは言い切れないが、それに類似したモンスターだと認識してほしい。

そしてサイズが憶測なのは、討伐して一定時間で紫色の石が残るからです。消える前なら素材を入手可能、牙・羽・皮・肉など

4階層到達後帰還したため確認されていない

(石の映像公開します)


以上が今回の探索で分かった事です」


「では、こちらが宝箱から出たアイテムなどの映像がこちらです。」

左から順に武器や防具やアクセサリーそして宝石?と思われる奇麗な石が並んでた。狼と思われる牙や蝙蝠の羽やその他モンスターの皮が


「では、次の映像です。」

そして小ケースに入れられた30数枚程のスクロールが映し出された。

「こちらが、我々がスクロールと呼んでいる現物になります」

「先ほどスクロールで覚えたスキルとご紹介しましたが、あくまで取り出した時に他のアイテムに引っかかたりして事故であると補足させていただきます。」現に数本は紐の無い状態のも入っていた。


「では、次の映像です。」


そこには小さい物から10㎝位の紫色の石がたくさんあった。

「こちらが先ほど言ったモンスターが消滅した際残る魔石になります。」


「先ほどの情報に、スキル鑑定を獲得した隊員がその場で鑑定した情報です。後日他のスクロールの鑑定した結果をお知らせします。しばらくお待ちください」

「未だ鑑定を持つ隊員が一人しか存在しないのでご理解をお願いします」


「今回の探索の情報は以上になります」


「そして本日急に会見を行ったのにもう1つ理由があります。【称号】についてある疑問が上がります。その称号は【初3・4階層到達】でした。問題はここです。どの隊員にも1.2階層到達と言う称号保持者は居なかったのです。そして想像にしかなりませんが、他にもダンジョンはあるのでは無いか?5月1日にダンジョンが出来てすぐに警察官が配備されました。その間に入った方が居るかもしれませんが、自衛隊員の話では装備も無しに2階層まで行くのは無理だと断言してます。」


「もしダンジョンが有るならば情報提供をお願いしたい」


「それではこれにて終了させていただきます」


総理は言い終えると一礼をしその場を後にする。





総理が会議場に入り椅子に座る。それを確認し閣僚達は席についていた。


総理

「まぁこれでダンジョン協会と研究所の設立をしやすくなるだろう」


閣僚1

「職業の事を言わなくて大丈夫でしょうか?」


総理

「国民が知れば、解放運動など起こると困る。まずは我々が独占し自衛隊員の強化を行い、少しづつ開示していけば良い」


閣僚2

「でも未確認のダンジョンは大丈夫でしょうか?」


総理

「だからスキル保持者には情報提供をと呼びかけたのだよ。日本はダンジョンのおかげで豊かになる。世界にダンジョンが誕生する前に10歩先を行かなければ行けない」

最後まで読んでいただきありがとうございます。

まだまだ未熟ですが、これからもよろしくお願いします。

明日は9時12時15時18時の4本予定です。

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