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オフィスにいるのは4人
小山とアレクと岡部とキツネ子だ
「剛田は?」とキツネ子
「俺たちの尻拭い。さっきのゾンビの目撃者の記憶操作に行ったよ」岡部は言う
「で、ゾンビは誰に作られたの」とアレク
「俺の得たゾンビの記憶情報を小山くんにチャンネルするから、あとは小山くんが毎度のダウジングで導きだして終いさ」
「じゃあやるぞ?小山くん」岡部は小山の肩に手を置いた
「はい」
ほどなく、小山の顔が歪む
「ぶっ、、はぁ、、はぁはぁ」小山の息が荒い
「酷い、、、人を素材にして、、、」小山の顔色も悪い
「そうだな、、、この死霊使いは生人を物のように扱っているな、、」と岡部
「死霊使い、、、このネクロマンサーの居場所がわかるか?小山くん」
「今割り出してみせます」小山はカーディガンからチェーンダウジング振り子を取り出す
デスクに広がった地図に振り子をかざしていく
ぴく、、ぴくぴく、、ぴくく
振り子が動きだした
「出ました。枚方のk地区です」




