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魔人結社  作者: ヌエヒコ
12/13

3

枚方市k地区にある廃ビルの一室。ここは下柳春彦のアジトである


真っ黒なコートに、やはり黒いスーツを身にまとった男がいた

宮内庁所属、黒田剣悟であった。黒田はポケットから電子タバコを取り出し大きく吸った


「待たせてすまない」そこへ岡部が部屋に入ってきた

「おそいぞ、岡部」岡部を呼び捨てにした黒田は魔人結社の支持母体である宮内庁陰陽寮の関西担当で立場は岡部より上である

「キツネ子様の件から二カ月色々事件が起こるな」と黒田。キツネ子は、まかりなりにも伏見稲荷の祭神であった。黒田が様付けで呼ぶのは当たり前である

「キツネ子は俺に懐いているからな。まあ、、、神のきまぐれだろうがな」と岡部



「さてと、、、じゃあ始めるか」

「うむ」黒田がうなずく

「ここに、魔法陣をひいた痕跡があるな、、」と岡部

「何か召喚したのか?」

「だろうな、、、一介の魔導師くずれが何故あんなにリビングデットを作れたのか、、、召喚した者を利用していた、、?」と岡部

「あるいは利用されていた、、、か、、」黒田はやっかい事が増えそうだと苦い顔をして二本目の電子タバコに火をいれた


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