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プロローグ




――――――ジリリリリリリリリ・・・・・・カチャツ。





気が付けば朝。




昨日のことは何も覚えていない。




顎まで掛かった掛布団をちらっとはいで真下を向く。



生まれたての姿…よりもかなり成長した裸体。






―ああ、またやってしまった。





何度繰り返せばいい加減学習するのか…


頭ではわかっているのだけど…


もはやこれは癖だと思う。



やっぱり自分はクズだ。



裸の付き合いをした同じようなクズはやはりもう隣にはいない。



彼がいたはずのそこに手を置いてみる。





冷たい。





かなり前に出ていったようだ。



と、いうことはあいつはシラフに近かったのだろう。

女のカラダだけが目的であの場所にいたのか。



なんてやつだ。



そんな奴がこんな近くにいたなんて。



いや、待て。

あの場所にはもはやそんな奴しかいなかっただろう。


そして私はそれをわかっていてうえであの場所にいたんだ。





やっぱり私はクズだ。

























昔、漫画でこんなセリフを見た。



『いい?いなくてもいい時にいるくせに、いてほしい時にいないのが イイオトコ なのよ。』



たしかロリーナとかいうキャラクターだったかな…




いいか、ロリーナ。





それは真っ赤な大嘘だ!



みなさん、初めまして~

彩望撫とかいて、モモナと読みます!


まあ、初めましてとは書いたんですけれども、実はだいぶ前にこのサイトの別のアカウントで小説を書いてました!ってことで、実は初めましてじゃない方がいるかもしれませんね。


前のアカウントで書いてた小説を完全にぶっちしちゃったんで、こっちで復活させられたらいいなと思っています!



そしてそして、この、『真っ赤な嘘と花束を』という作品なのですが…

初の大人恋愛を書いてみます!

一見現実味を帯びた話に見えるのですが、そこに普通じゃありえないようなことがとびこんできます…

ぜひ楽しみにしていてほしいです(^▽^)


それでは引き続きよろしくお願いしまーす






彩望撫

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