表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、勇者として召喚されました  作者: 乙女の涙
82/276

第八十二話 私、ホブゴブリンで実験をしました。

私はこれから確かめるスキルを考えてる。

まずは危険性の無いものから確かめた方がいいよね。


それならまずはこれ、【夕闇】だね!

確かこのスキルの効果は暗さを操るスキルだったハズだね。

それじゃ、早速やってみよう!


「【夕闇】!」


おぉ!

なんか私の周りが暗くなった!

う〜ん、日陰ぐらいの薄暗さまでしか出来ないみたいだね。

【魔力操作】を使って効果を上げてみたけど暗さは変わらなかった。

確か、【魔力操作】は魔力を上乗せしてスキルの効果を高めるハズなんだけどスキルレベル1だと誤差レベルなのかな?

次は私の魔力操作で魔力を上乗せしてみたけど変わらない。


もしかしさて【夜目】の効果で変わらなく見えるのかもせれないね。


今度は【壁歩き】を確かめよう!

魔力で床を作ってその上に乗る。

次にその床に乗ったまま3メートルぐらい上昇させて。

後はゆっくりと床を傾けて行く。


「おっとっと。」


45°ぐらいまでの傾きまでは問題無く立ててたけどそれ以降になると急に落ちそうになった。

45°までの傾きをものともしなかった。

スキルレベルが上がるともっと傾きが大きくなっても立てるようになるかもしれない。


今度は【魔力感知】です!

と言っても忍の居る方から何かを感じる。

多分スキルを使う時に使われてる魔力を感知してるんだろうね。

なんだろう、例えて言えば遠くから何かの大群が見えるけどそれが何なのか分からないしどれだけいるかも分からない、みたいな?

あるのは分かるんだけどね。

使い道は周りでスキルを使われたらその使われた所の場所の大体の方向が分かるってぐらいだね。


今度は【歌唱】と【舞踏】です。

この二つは効果も似てるんだよね。

まずは連れてきたホブゴブリンに歌を聴かせる。

もう一匹は《時空間》で閉じ込めて聴こえなくした上でね。

何を歌おうかな?

よし、私が地球で良く聞いてたバーチャルアイドルの歌を歌おう!

なんと私が最初にハマったゲームのBGMにもなった私の大好きな歌なんだよ!!

カラオケで100点も取れた私の歌唱力を聴かせてあげよう!


「〜〜〜!

〜〜〜、〜〜〜〜〜!!」


歌い終わったら《時空間》で閉じ込めてたホブゴブリンを出して歌を聞いたホブゴブリンと戦ってもらった。


う〜ん、歌を聴いたホブゴブリンの方が動きが良くなってるかな?

棍棒の振りや攻撃を避ける動作も早い。

後は攻撃力も上がってるね。

一方的に攻撃して歌を聴いた方のホブゴブリンが勝った。

うん、負けた方のホブゴブリンが気絶しちゃったのに止めを刺そうとしてたから慌てて止めたよ。

あまり強さに差が無いのを選んだと思うんだけど【歌唱】スキルでここまで差が出るのは凄いね!


次は負けた方に【ヒール】を使う。

うん、体力と傷が治ったね。

勝った方のホブゴブリンを《時空間》で閉じ込める。

今度は音と光を通さないものにしたよ。


そして負けた方のホブゴブリンに歌と踊りを見せる。

久しぶりにプリ◯ュアをやってみよう!

歌いながらのダンスって楽しいけど覚えるのが大変だった。

小さい頃にプリ◯ュアを見てたんだよね。

今じゃ同じような事も出来るから人生どうなるか分からないものだね。


閉じ込めてたホブゴブリンを出してまた戦わせた。

うん、今度はプリ◯ュアの方のホブゴブリンが勝った。


戦う前には歌って踊ればいいんだね!

戦うアイドルってまた新しいジャンルだね!


その後も色々とホブゴブリンや自分を使って覚えたスキルを確かめていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ