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第六十三話 私、牛エルフを飼いました。
「ーーー!」
牛エルフが思いっきり息を吸い込んだから口を縫い付けるイメージを牛エルフに叩き込んだ。
ナイトメアは入った夢を操れるからね。
牛エルフの緑色の唇に麻糸が縫い込まれていった。
声に魔力を乗せて攻撃するってヤハルさんが言っていたからね。
見た目は痛そうだけど夢だからね。
痛みを与える事も自由に出来る。
今回は無痛だよ。
「ーーー!!」
牛エルフは塞がった口を触りながらなんか言ってる。
くそ、動く度に肉が震えやがって!
牛エルフの名前は何かな?
ーーーーーーーーーー
種族:エルフ
レベル:ーー
クラス:ーー
ーーーーーーーーーー
うん?
この子も名前が無いの?
牛エルフ、牛、・・・よし、この子はクーでいいや。
「お前、今日から名前はクーね。」
「ーーーーーー!!!」
何言ってるか分からないや。
さて配下に指示も次の出したし帰ろう。