表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、勇者として召喚されました  作者: 乙女の涙
57/276

第五十七話 私、スキルのレベルを上げ方を聞きました。

ウォンバットさんから属性についてとスキルのレベルの上げ方も聞く事が出来た。

なんとまだはっきりとは分かっていないらしい。

魔物を狩る冒険者と言われる人や騎士なんかは普通の人よりスキルレベルが高い人が多いらしいから戦闘をする事が関係しているという説が有力だそうだ。


「ほら、(しずか)

パジャマに着替えようね。

はい、【浄化】。」


静の体に【浄化】で汚れを落とす。

《物理の極み》で汗は出ないけど埃とか付いてると思うし無駄ではないよね。

静のパジャマを亜空間から出して長袖ワンピースを脱いだ静に渡す。


「【浄化】、ついでにあたしも【浄化】。」


長袖ワンピースに浄化を掛けて畳んで亜空間に入れる。

私の体にも【浄化】を掛けて着替える。


ヤハルさんが静とコペル君に対して圧勝してたりウォンバットさんが闇属性の素晴らしさについて喋り続けたりしてもう夜になった。


嬉しそうで恥ずかしそうにしてるヤハルさんを初めて見たよ。


勝って嬉しかったんだろうけど子供相手に圧勝した事は大人気(おとなげ)無いと言ったらそれまでだけどね。


ウォンバットさんは話が長いね。

好きな闇属性について幾らでも喋れそうな感じだったからね。


でも良い事も聞いた。

ウォンバットさんは若い頃に【ダークアロー】という闇属性のスキルを暇さえあれば打ち続けたらスキルレベルが上がったらしい。


静とご飯を食べた後に魔力で歯ブラシを作って磨いてあげた。


静の口が小さくて可愛いよぉ。

小さな白い歯だね。

全部の歯は乳歯なのかな?


私は磨かなくてもいいのかって?

《狂人の宴》の効果で口に入れた瞬間に分解されるからね。

原子まで分解するんじゃないかな。

だから虫歯の危険はゼロなんだよ。


え?

静にも貸せって?

狂人シリーズは貸したくは無い。

あのスキルはあの子が居るからこそ使えるスキル。


静に渡したらあの子が静の心の中にも入っちゃうからね。

最悪、心を食い潰しちゃうかもしれない。

だから今は駄目だね。


静もパジャマに着替え終わった。

慣れてないからかゆっくりとした動きで着替えてたけどそのうち慣れて早くなるよね。


「さて、寝よっか。

おいで、静、一緒に寝ようねぇ。」


私の隣に静が寝転がる。

可愛いぃ、静の為ならなんでも出来そうな気がする。


「じゃ、子守唄を歌おうかな。

〜〜〜〜〜。」


静の背中を優しく叩きながら寝かし付ける。

静の瞼が今にも落ちそうになる。

あ、瞑った。

おでこにキスしちゃお、チュ。


さてスキルのレベルも上げちゃおう。


天空に《時空間》で透明なお部屋を作る。

タワーの床がガラス張りの所ってあるよね。

あれを壁と天井もガラス張りにしてみた感じだね。


その中に配下にしたゴブリン達を召喚する。


『やぁ、諸君!

私は君達の主だよ!

とりあえず君達を鍛えるからね!

生き残ってね!』


念話で挨拶して天井からボール系のスキルを放ち続ける。


これで回避能力が鍛えられるよね!!

怪我しても私の魔力で回復するし死んでも生き返るから大丈夫だね!


なんか悲鳴みたいな絶叫みたいなものが聞こえたけど無視。


《魔法の極み》でランダムで自動でボール系のスキルが放たれるように設定してっと。


じゃあ、私も寝よっかな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ