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私、勇者として召喚されました  作者: 乙女の涙
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第五話 私、一人でステータスを確かめました。

「それでは此方のお部屋でお休みください。

夕食はまだですので軽食をお持ちいたしましょうか?」


広い部屋ですね〜。

多分ここは重要な人の客室じゃないですか。

備品も成金趣味ではないけど上品な雰囲気があるし、ベッドが大きいし窓も大きいなぁ。

例えるなら中世の城下町かな、外の景色もいいね!


「いえ、軽食は要りません。

では私はこの部屋で休んでいます。」


まぁ、一人で色々と考えたいしね!

魔王時代に覚えたスキルが使えないなんて事になったら地道に強くなるしかないし。

私は育成ゲームも好きだけど主人公が無双出来るゲームも好きなんだよね。


「それではダスパさん、案内ありがとうございました。」


「はい、それでは失礼いたします。」


ダスパさんは一礼して部屋を出て行った。

ここから遠ざかる足音さえ聞こえないとは流石は忍者執事だね!


「はてさて、とりあえずステータスでも見てみますか。」


私は自分のステータスを思い浮かべた。


ーーーーーーーーーー


早乙女(さおとめ) (しずく)


種族:異世界人


レベル:ーー


クラス:魔王


体力:∞

魔力:∞


スキル


《魔王の契約》

《物理の極み》

《魔法の極み》

《再誕》

《時空間》


ーーーーーーーーーー


うん、魔王時代のステータスは読めるね。

やっぱり魔王時代とこの世界のステータス表示は違うのかな?

まぁ、世界が違うから当たり前かもしれないけど。

どれどれ・・・え?

スキルが殆ど消えてる?

それにレベルや能力値が表示されてないし、もしかして私、弱体化しちゃってる!?


おぉ、神よ、貴方はなんて意地悪なんだ。

全クリしたゲームを目の前でデータ消された時よりも落ち込むよ。


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