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私、勇者として召喚されました  作者: 乙女の涙
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第三十二話 私、女神と約束をしました。

夜が明けるまでずっと神界に居た。

メカルーネさんは服がアマテラスの服装、十二単が気に入ったのかそのままでいるらしい。


なんで神界では裸なのかメカルーネさんに聞いてみたら必要が無いかららしい。


羞恥心を持とうよ。

神だから恥ずかしく無い?

こっちまで巻き込むな!


3人、3柱はゲームの一部のシーンを私の記憶を覗いて色々と盛り上がってたよ。


テルさんの殆どの話題は食べ物だった。

知恵の実、不老長寿の実、ぬっぺふほふ。

神話に仏教にはたまた妖怪までの食べ物をご所望だった。


因みに林檎と桃と多分、肉です。


すいませんテルさん、それは全部ゲームのアイテムだったんです。

強化素材とか回復アイテムとかなんですよ。

食べてみたいと言われても困るよ。

異世界の料理で妥協してもらいました。

満面の笑顔で、


『異世界の料理を楽しみにしてますわ。』


て言われたからね。


マグル教の人に伝えておくと何度も言ってたから私が料理するのは確定だね。


料理ゲームで手に入れた料理の知識、披露しようじゃない!


アンさんの話題は私に対しての警告だった。


『神殺しの武器なんて危険な物を作ったら封印するからな!』


『魔神に翻ったら封印するからな!』


『主を倒そうなんて考えたらありとあらゆる拷問をしてから封印するからな!!!』


封印するのが好きですね、アンさん。

ゲームの中の武器なんて魔王時代でも作れなかったのに。


魔神は配下にするのはいいよね?


メカルーネさんを倒すなんてしませんから。

他に何かするかもだけど。


監視をするみたいな事も言ってたし行動し難くなるかも。


でも町ごと配下にした事には触れてないしバレてない?


メカルーネさんはゲームで出てきた色々な神の話題だった。


『其方の世界には色々な神が存在するのじゃな。

・・・幾つか真似してみようかのぅ。』


『のぅ、其方よ、禍神より悪そうな神がおるんじゃが。

その神を其方が手玉に取っている様なんじゃが。

・・・其方は何者なんじゃ?』


神や仏、魔物に化物、妖精に精霊、ありとあらゆる存在をゲームキャラとして実装されてたからね。

期間限定のキャラを手に入れるのにどれだけ苦労したか。


その中には破壊神とか邪神、悪の権化や混沌の怪物なんかも居たからね。

禍神よりも酷い奴なんていくらでも居たからね。


最後に答えるなら女子高生でゲーマーの元魔王です。


うん、ごちゃごちゃだね。


なんか眷属を作る時にアドバイスが欲しいって言われた。


私で良いのかな?

うん、元魔王に助言を求める女神。

駄目だと思うんだけど。

私にしか頼めないなんて言われたらやるしかないよね!!



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