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私、勇者として召喚されました  作者: 乙女の涙
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第ニ十九話 私、加護を貰いました。

元の空間、礼拝堂に戻った時は長い時間が経っていた。

どうやらあの空間とこっちの世界の時間の流れは違うらしい。

戻って来たら全身真っ白のマグル教の人が興奮してた。


『勇者様が神界に行かれた。』


という理由らしい。


そしてテルさんから、


『女神メカルーネ様に加護の事は伝えておきますわ。

シズク様には私からも加護を贈らせていただきましたわ。』


という言葉にその場に居たマグル教の人が気絶してしまった。


一つの加護でも珍しい。

加護を渡せるのは女神メカルーネやその眷属だけであり、そもそも会わないと貰えないらしい。

そして会うにはその存在に認められないと会えないらしい。


つまり、加護とは神が認めた証。

それを二つ以上持つ人はほぼ居ない。

神に会う事だって一生に一度あるかないかぐらいだからだ。


それと伝言者テルの加護は初めてらしい。

憑依じゃ会ったとは言えないしテルさんから認められなかったからだろうね。


女神メカルーネの加護(予定)

伝言者テルの加護(最初)


気絶から立ち直ったマグル教の人が泣きながら、説明してくれた。


テルさん?

この場の人に伝え終わったらすぐに居なくなったと思うよ。

元の知性を失った肉の塊に戻ったから。


(しま)いにはテルさんの姿はどうだった、神界はどのような世界だ、他に誰か会わなかったか、なんてマグル教の人達から質問責めにあったからね。


絵も描いたよ。

テルさんの似顔絵。


ふふん、絵は得意だからね!!

流石に首から下を裸にする訳にもいかないから描かなかったけど。

渾身の力作です!!


見たらまた卒倒しちゃったからこのまま礼拝堂を出ようか迷ったよ。


後、テルさんと会食を勧められて赦しを乞うのかそれとなく聞いたら、恐れ多いからと言ってた。


一緒に食べたいらしいよ、って伝えたら凄い騒ぎになってた。


うん、本当に凄い事になった。


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