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私、勇者として召喚されました  作者: 乙女の涙
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第二百二十九話 私、【浄化】を【聖浄化】に昇華させました。

スキルの昇華と合成を試す前に未来予測をしたいと思います!


《時空間》で未来を見ようと干渉しようとすると幾つもの可能性によって何重にも見えるんだよ。

だから私は未来を見ようとしないんだけどね。


うん、何重にもなり過ぎて黒しか見えないからね。


でも、【演算】と【先読み】を上手く組み合わせると未来予測が出来るのです!

【演算】で未来の可能性の数を絞り込んで【先読み】で確実性を高める。


これ、猿の魔王の時に見つけた技なんだよね。

出来るかなって思ったら出来ちゃった。

私ってば天才だよね!


ちょっと調整が難しいから戦闘中は使い物にならないけどね。

うん、猿の魔王の戦闘中に使おうとしたけど猿が邪魔で顔面をぶん殴ってやったからね。

うん、意味が無い。


まずは昇華の方を予測してみよう。

使用するのは【浄化】だね。

毎日、使う物だからね。

これがもっと凄い物になるならすぐに使いたいね。


さぁ、目を閉じて集中を高めていく。

雰囲気を出す為に座禅を組もう!

さながら仏教の瞑想だね。


《時空間》で未来を見ても真暗。

なんか頭がズキズキと痛くなってくる。

あの子の処理能力でも未来の可能性を処理しきれないからね。


痛みで気絶する前に【演算】で使用する情報を絞り込んでいく。

これってスパコンみたいな事も出来るから便利なんだよね。

そして【先読み】で未来を見通してみると真暗だった視界が開いた。


そういや、これも実験扱いなのかな?

【失敗と成功】も使ってみよう。


ふんふん。

・・・なるほど。

うん、【浄化】を昇華する事は出来そうだね。

【浄化】が消えて【聖浄化】のレベル1がある。


でも、連続で使える訳では無いみたい。

続け様によく使う【エンチャント】に使おうとする未来を予測したけど使えなかったみたい。


なんか頭を抱えて唸ってる未来の私が見える。

えっと【恐れぬ探求】で探ってみよう。

お、なんか凄い勢いで体力が減ってる。

回復回復っと。


さてさて、何が起きたのかな。

ほうほう、何か数字が見えるね。

連続で使えない、数字が現れる、頭を抱えて唸ってる私。


はっ!

もしや回数制限有り!?

それは頭を抱えるね。

くっ、私のスキルは五百個を超えるってのに、それはあんまりだよ!

コレクター魂が疼いて全部昇華したくなるに決まってるじゃん!


でも【聖浄化】は欲しい!

もう悩むのは辞め辞め!

使っちゃえ!


ほぅ、意識するだけで使えるんだね。

魔力がべらぼうに減っていく。

昇華する事の消費魔力が高いのか、【浄化】のコストが高いのか。

後々の要注意だね。


よし、続けて【エンチャント】だ!

・・・何も変わらないね。

頭も痛くないから頭痛で唸ってた訳じゃ無いみたい。

いや、変化はあるね。

頭の中に数字が浮かんでるね。

9って何?

後9個だけしか使えないって意味?


あ、そうだ。

同じように瞑想してっと。


・・・ふんふん、やっぱり。

この数字はクールタイムみたいだね。

明後日の予測を見てみると数字が7に減ってた。


となると昇華は10日に一回って事になるね。

そして大量に魔力を使うと。

あぁ、早く【聖浄化】を使って効果を体感してみたいなぁ!


あ、【浄化】も配下から新しく取れた。

うん、両方ともレベル最大まで上げようっと。


今度は合成だな!

でもちょっと疲れたから休憩しよ。

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