表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、勇者として召喚されました  作者: 乙女の涙
228/276

第二百二十八話 新しい称号を得てました。

収穫無し。

私の心に浮かぶこと感情を言葉に表すならこれが一番だと思う。


《時空間》で神界を探してみたけど、やっぱりこの世界の中には無い。

《時空間》は世界の中にある空間や《時空間》で作られた亜空間なら干渉が出来るんだよ。


でもこの世界の外にあるなら別。

『次元の歪み』同様、干渉のしようがないんだ。


例えば部屋の中なら物を好きな所に動かせるよね?

でも、隣の部屋にある物はその部屋に行かない限り動かせないはずだよ?

あぁ、磁石とかロボットを使うとか屁理屈は無しでさ。


それと同じように同じ世界なら《時空間》で干渉出来るけど、別世界には何も出来ない。

神界はこの世界の中にあると思ったけど違うみたいだね。

メカルーネさんに直談判は当分無理そうだよ。

今度、神界に行ったら問答無用で無理矢理にこっそりと亜空間を作ろう。


そしたら、私の意思で現世と神界を行き来が出来る。

うん?

あぁ、傀儡に別世界で《時空間》による亜空間を作れと命令すれば行けるって?


流石にそれは無理だよ。

世界転移なんて神様じゃなかきゃ出来ないんだからね。

神界はこの世界の外にあるとしても距離として近いはずなんだよ。

別世界は逆に遠い。


月と海王星と例えれば良いかな?

月が神界で、海王星が別世界ね。

どう?

遠いでしょ?


それと『創造神』だね。

魔力を大量に流しても、【最後の一撃】で仕留めようとしても良い反応は得られ無かったよ。


魔力を流せば流す程白い触手はどんどん育って太く長くなる以外は変化が無かったし、逆に魔力を吸っても触手が元の大きさに戻るだけ。


イラついたから【最後の一撃】で塵にしてやろうとしたけど傷一つ負ってなかったんだよ。

逆に触手が絡まって着た。

どんだけ防御力が高いのよ。

表記されてないだけで隠しステータスとかあるんじゃないでしょうね!?


あと、『創造神』から新しいスキルが得られなかった。

これが一番悔しい。

だって、創造神だよ?

スキルの一つや二つ、百や千、億や兆、持っていても可笑しく無いのに0だよ!


もう、暴動物だよ!

私、八つ当たりしちゃうぞ?


なんとかこのイラつきを収めようとして他の物に興味を向けるよう努めた。

それで久しぶりに私の事を【鑑定】で見てみたよ。


ステータスは変わらない?と0しか表記されてなかった。

うん、レベル0だもん、仕方ないさ。


それでずらーっと見ていくと称号が増えてたんだよ。

それがこちら!


ーーーーーーーーーー


現人神(リビングゴッド)


一定数の者から一定の信仰を得ると贈られる称号。

神に関するスキルを得られやすくなる。


忘却せし愚者(リメンバーフール)


神の愛を捨て去りし者に贈られる称号。

神に対抗する事が出来るようになる。


武防具の匠(トゥールマスター)


膨大な数と種類の武具、防具、道具を作り上げた者に贈られる称号。

作った物に命が宿る事がある。


国堕とし(ランドドロー)


何らかの方法で国を掌握した者に贈られる称号。

掌握した国の全ての者から疑われなくなるようになる。


八百万の芸者(ミリオンアビリティ)


数多のスキルを限界まで鍛えた者に贈られる称号。

スキル昇華とスキル合成を行えるようになる。


ーーーーーーーーーー


・・・うぇ!?

あれ?

私、え?

現人神(リビングゴッド)って神様の称号を得ちゃってた!?


あと、神様の愛って何!?

私、捨てちゃったの!?

メカルーネさん達を倒そうとか言っちゃったから?

でも、加護はまだあるし。

どゆこと!?


あとは納得がいくような気もする。

スキル昇華とスキル合成か。

試してみようかな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ