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私、勇者として召喚されました  作者: 乙女の涙
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第二百二十話 私、お酒の事を思い出しました。

はい、レガリア師匠を迷宮から追い出してその後直ぐにぐっすりと(しずか)(しのぶ)と一緒に川の字になって眠りました。


今日の朝ご飯は何にしよう?

よし、新鮮卵と牛乳、フランスパン、【治癒の蜜】と【芳醇な蜜】を絶妙な比率でブレンドしたブレンド蜜で異世界風フレンチトーストを作っちゃお!


今日もジェニファーちゃんを呼ぼうと思います。

あとは、数日ぶりにウォンバットさんとコペル君を調理室に来る時に見かけたから二人の分も準備しよう。


ウォンバットさんを配下にするチャンスだね!

レガリア師匠や『紅乙女』の皆さんも昨日の内に配下にしてたからね!

ふふ、私、手際が良いね!

だからウォンバットさんを配下に加えたらスキルを一緒に確認しよう。


そうそう、迷宮に入れてたゴブリンや狼、不浄蟲達も新しいスキルを覚えてたからね。

それも纏めて確認しよう。


あぁ、フレンチトーストの焼ける甘い香りが最高だね。

因みにフランスパンにフレンチトーストって絶品なんだよ?

外はカリカリに焼いておいて中はフワジュクトロのコンボ。

私は好きだね!

うん、マグル教の人達も欲しい?

テルさんに捧げたい?

テルさんから催促が来た?


ふんふん、なるへそ。

どうやら私の料理は神様をも虜にするまでに至ったらしい。

まぁ、テルさんが私の料理に目が無いのは周知の事実だし。

え?

他の人は知らないだろって?

まぁ、そりゃ確かに。


でも、今、思えば不思議だね。

だって、料理方法は地球の方法なのに美味しく出来るからね。

この世界は物理とか科学とか原理は一緒なのかな?


魔王時代の世界は重力とか一部の科学反応とか全く違ったけどね。

こう、電気分解しようとして電流を流してもイオンと水素に別れなかったし。

幾ら燃やしても燃え尽きない木炭なんて有ったし。


そう言えば発酵食品は自然に出来なかったね。

魔力で納豆でもヨーグルトでもお酒でも作れたんだけどさ。


この世界はどうだろうね。

まだお酒は見た事無いしこの世界も発酵食品は無いのかも。

パンだってイースト菌を無視して焼いて作ってるし。


ヤハルさんに聞いてみよう。

無かったら私が魔力で作ったお酒を売り出しても良いし。

料理酒とか酢とかボンボンとか色々作れるからね!


でも、お酒の無い世界ならそれも良いんだけどね。

アルコール中毒とか酔っ払いの変態とか出ない訳だし。

地球に居た頃、家に知らない酔っ払いが入って来て暴行を受けそうになったからお酒に良いイメージを持って無いし。


でもお酒って依存性があるから売れば儲かるだろうし。

う〜ん、迷うなぁ。

取り敢えず調理酒と神楽酒だけにしようかな?


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