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私、勇者として召喚されました  作者: 乙女の涙
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第百三十三話 私、ベーコンを作りました。

【女王蟻の義務】の魔力の流れを切って【装甲】に大量の魔力を流した私は配下である街の領主に新たな指令を出して夢から帰った。


【装甲】のスキルレベルは少しの魔力でレベルが上がるみたい。

おかげで数秒でレベル10まで上げ切れた。


凄く簡単なものだったよ。

流石は私、推測だけで答えを見つけるなんて勘がすっごく鋭いね!

この勘の良さに怖くなっちゃう。


だから私は他のスキルレベルが低い物に魔力を流しつつ朝ご飯を作ってる。


そう、今はお城の調理室に居るんだよ。

まずは時間がかかるから炊飯器でお米を炊く。


次は私の冴え渡る勘でメインを作る。


【治癒の蜜】という蜂蜜に劣らない甘い蜜が作れるという事で蜂蜜料理を作ろうかな。


豚の魔物のお肉をもらって。

【治癒の蜜】や胡椒、塩なんかを混ぜた特製ダレに浸しては魔力操作で水分を抜いてまた浸してのを数回繰り返して味をつける。


蜂蜜に漬けると柔らかくなるって聞いたからね!

多分、甘い蜜に漬ければどんどん柔らかくなるんじゃない?

だから【治癒の蜜】を使ったんだよ。

さっきスキルレベルが10に上がったからね。

飛びっきり甘いんだ!


その豚肉を《時空間》を使って一週間分、時間を操作して燻す。


私の限定特別蜜漬けベーコンの完成!


ちょっと一切れ食べてみると普通のベーコンとは違う味わいだね。


そして魔力で大根を出してっと。

この世界にも大根に似た物はあるらしいけど味が分からないからパス。


イチョウ切りにした大根と厚切りにしたベーコンを鍋に入れて醤油、酒、水と【治癒の蜜】を入れて水分がなくなるまで煮る。《時空間》で簡単に圧力鍋みたいに出来るからできる芸当だね!


はい、蜜漬けベーコンと大根の煮付けの完成です!


食欲を誘う良い香りに全身真っ白なマグル教の人も思わずヨダレを垂らして見ていた。


・・・気合を入れすぎてプロの人が使うような寸胴鍋で煮詰めたから私達の分を除いて全部を渡して作り方も正しい方法を伝えておいた。


料理ゲームとかサバイバルゲームとかで燻製の作り方や煮付けの作り方もしってたしね。


今日のテルさんの料理であの煮付けが出ると思う。

そういえば最近、数人のマグル教の人ととテルさんは一緒に食べてるみたい。

私の言葉のおかげだね。


さてスキルレベルも大体が上げれてるし今日も良いことがありますように!

ご飯をいつもの部屋で待ってる娘達に運ぼう!



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