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感謝のしどこ

ついぞ忘れられがちだが、

一応「パニック障害」なる病気持ちなのである。

だからといってサナトリウムの美少女のような生活を送っているかというと、

それはもう皆様の認知するところであり、

「病気のための薬なのか、遊びのための薬なのか」

と問われたのなら、

そのまま「オホホホホホ!」を高笑いを残しつつ、

足早なバックステップでカササササとその場を去るであろう。


さて、仕事場での話だ。

現在、色々と問題ごとが起こっている。

パニックを持っているので、いままで会議にはあまり出席していなかった。

細かい分類はあるが、「閉じ込められたような状況」にひどく弱いからだ。

上司であるS氏もそのことは知っていて、

軽い会議やミーティングの時はオープンな接客室を使ってきていた。

が、今回はけっこうなおおごとで、そういうわけにもいかない。

そのうえ私も出席しないわけにもいかない。


少しでも圧迫感をなくせれば、

そんなS氏の気遣いだったのだろう。


5・60人は入れる総会用の大会議室。

この寒い中に、開け放たれた窓。

そのなかに佇む7人。


なんというか、


寂寥感いっぱいいっぱい。


会議は大会議室の角っこの席で、

まるで通夜のように行われ、

そして最終決定事項として、S氏が最後に〆た言葉は、


「よし、うちで鍋パーティをやろう!」


やっぱ、あんたどこか方向性間違ってる。


これは以前に書いていた日記の転載なので、現在は処方薬言われた通りに飲んでいます。

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