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苦渋の末に
世の中にはどうにもならないことだってある。
辛くて苦しくて、出来れば避けてとおりたくて、
そうでなければいっそのこと逃げ出してしまいたい。
それでも一生のうち、
ほとんどの人間が一度は通るであろう道だし、
通らずに済む人間は本当に幸せだと思う。
なんで私ばかりがこんなめにと、神というものが
存在するのなら全身全霊をかけて呪いたい。
それくらい今、辛くて怖くて恐怖に震えているが、
アニメ「エヴァンゲリオン」の碇シンジの
「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ」という台詞の如く、
今が正念場だ、頑張れ私!と一生懸命自分に言い聞かせた。
これを乗りきってこそ、きっと私は大人になれるのだろう。
そんなわけで、明日、泣く泣く歯医者。