表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋の罠  作者: 桜井雛乃
本能寺の変
50/81

裏切りのとき 参

「やっと武器を取ってくれましたね。あはは、ははっはっは」

 コエを上げてワライながらも、ランマルはしっかりコウゲキしてクル。

「フフッ、アハハハッ」

 ナニが可笑しいのかはワカラナイ。デモボクもナンだかワラってイタ。いつの間にかノブナガはベツのヘヤに避難していたらしい。ソレだったら、気にせず闘えて嬉しいよ。

「ホンキで行くから。コロシちゃったらゴメンね」

 正当防衛だもん、許してくれるよね。ノブナガにアタルシンパイがナイなら、手加減なんていらナイよね。

 ソウオモったボクは、剣を左手に持ち替えた。そして右手には、ボク用に作ってモラった槍を持った。フツウの槍とは重さがゼンゼンチガウ。いくらボクだって、左手じゃ扱えないレベルだもん。

「本気を出して貰えて、僕は嬉しいですよ」

 マダ余裕らしく、ランマルは微笑みソンナコトを言ってイタ。ソレにハラが立って、ボクはホンキでコロシに行ってシマった。

 そしてボクが気付いたトキには、ダレもいなくなってしまってイタ。コレじゃあ、ホントウにボクは……。

 そうだ! ノブナガは? ノブナガはドコにいるんだろう。ハヤク探さないと。ノブナガ、ダイジョウブなんだよね。ドコにいるんだろう。武器をしまい、ボクはノブナガを探した。

「光秀、狙いは俺か? しかし、ここまでやるとはな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ