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選択をして 弐
「光秀様!!」
ボクがランマルに怯えていると、後ろからオオきなコエが聞こえてキタ。
「チョットゴメン」
どうしたんだろう。フシギに思って、ボクはコエがしたホウへ走って行った。
「お助け下さい。突然襲われたんです」
ボクに必死に訴えるソノヒトは、見たカンジ疲れ切って死にそうなクライだった。隊長さん、だよねこのヒト。デモ襲われたって、ダレにだろう。
「分かった、ココにいて」
カクニンしようと思い、ボクはボクの部隊に戻った。
「ウソ……」
タタかっているアイテは、織田のハタを掲げている。
「ミンナ、イマタスケるカラ」
戸惑いながらも、ボクのナカマをコウゲキするヤツラをボコボコにしてやった。
「光秀様、何があったのでしょうか」
ソンなコト言われたって、ボクのホウが聞きたいクライだよ。
「ボクはノブナガのトコロに行くケド、ミンナもクル? マタ襲われちゃうし」
ソウして、ボクの部隊はノブナガのトコロへと引き返した。
「大丈夫ですか?」




