表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋の罠  作者: 桜井雛乃
本能寺の変
44/81

引き返せ 弐

「ミンナに迷惑掛けちゃイケないよね。でもボク、チョッピリ不安」

 確かめに行くにしても、ミンナを巻き込むワケにはいかない。ゲーム内でしか聞けないコト、イマじゃナイと聞けないコト。

「では、行ってらっしゃい」

 ボクはダマされているのかもしれない。デモテガミの字は、明らかにノブナガのモノだった。ずっと見てるカラ、ソレくらいはワカルもん。

「ワルイケド、進ませておいて。ボクはヒトリで行くから」

 コンナヒトにボクのタイセツなヒトタチを任せる。ソレはチョットイヤだよね。デモ、ガンバって歩いてキタミンナを引き返させるなんてね。

「一人で!? あ、はい。了解しました」

 ナニをオドロいているんだろう。ベツにノブナガに会いに行くダケだし、ボクヒトリで十分でしょ。まあハジめてニンゲンっぽいトコを見れたカラいいや。

「スグ戻るカラ」

 ホカのヒトタチのコトなど見ず、タダ全力走っていった。ボクがヒトリで走って行けば、戻れる筈なんダカラ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ