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恋の罠  作者: 桜井雛乃
織田信長の戦い
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桶狭間の戦い 参

 総大将に設定されている俺が、戦闘開始ボタンに指を触れてしまう。まあ戦闘を受けなくても、申し込まれてから二十四時間経てば攻撃はされるんだがな。だから総大将が戦闘を受けるまでこちらは攻撃できないが、ただ攻撃はされてしまうという最悪な状況になってしまう。

「しかし戦力差は歴然、どうやって戦うんだ」

 勝家の言う通りだ、兵力に違いがあり過ぎる。正面から当たれば、確実に負ける。何か、何か方法を考えなければな。

「今はまだ分からない、今は分からないけど…。取り敢えず、チャンスを狙おうじゃないか。絶対に隙は出来る、それを狙うんだ。何があっても失敗は、許されないからな」

 それに義元自身は、隙だらけの性格なんだと言う。家臣たちの隙を見れば、落とすことだってできるかもしれない。

「随分と余裕そうな顔だな、こちらは負けているというのに」

 そりゃそうだろ、だって大将がショボショボしてたら兵達もやる気出ないからな。それに勝ちを考えてる方が、負けを考えてるのよりもいいってのは当然だろ?

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