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恋の罠  作者: 桜井雛乃
明智光秀の戦い
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30/81

ノブナガの為に 参

 ソンな提案をしてアゲタってのに、驚くコトにソレを断ってキタ。

「んなもん信じられっか。長政を攫った? だからなんだよ、どうでもいい」

 ドウでもイイ? 息子でしょ。ココまで最低なNPCは、ホントにビックリだね。ココロは無くたって、情くらい入れられてるハズだよ。

「息子がドウなってもイイっての? ソレだったら、ボクにはマダ考えはアル」

 怒っちゃダメなんだよね。ナガマサの為、イチの為、そして……タイセツなノブナガの為なんだから。

「ほう、聞かせて貰おうか? その考えとやらを」

 ボクをバカにしたヨウな言い方ダケド、ボクは怒ったりしない。

「キミのコトも攫うんだ。自分の命が懸かってるなら、サスガに降伏シテくれるでしょ」

 ダレも傷付けたくない。ダレも傷付かないイクサってのを、ノブナガは研究してるんダカラ。イマはマダゲームだけダケド、いつかボクらの訓練が終わったトキに。いつかボクらに出陣のトキが、リアル出陣のトキが来たら……。

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