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恋の罠  作者: 桜井雛乃
明智光秀の戦い
28/81

ノブナガの為に 壱

 ノブナガ、待っててね。ノブナガを裏切りイチを傷付けたヤツは、ボクが絶対に懲らしめてあげるから。

「どうした少年。こんなところで何をしている」

 声を掛けられたケド、ボクは話し合ってるほどヒマじゃないんだよね。

「ココ通してよ」

 ボクは短くそう言ってあげた。でもボクがこんなに分かりやすく言ってあげてるのに、どうやら意味は伝わらなかったらしい。

「ゴメンね」

 退く気がナイ様子だったので、ボクは木刀を抜いた。デキる限りヒトを傷付けたくはナイケド、退いてくれないんだもん。

 ケガはさせないように一撃で気絶させると、ボクはモウ一度走り出した。

「一番エライヒトって、ドコにいるの? 教えて」

 城まで走って行き、門のトコロにいたヒトに聞いてみる。

「何だお前」

 でもソノヒトはイジワルで、ボクの質問に答えてくれない。

「教えて」

 ダケドめげずに、ボクはモウ一度質問してみた。

「コノお城にいるの? 教えてよ」

 聞いても答えてくれないから諦める。

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