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恋の罠  作者: 桜井雛乃
豊臣秀吉の戦い
25/81

石山合戦 弐

 信長様のツッコミ、それには同感である。

「ウン、連れてきた」

 明智殿が合図をすると、浅井長政殿とお市の方様と幼女が二人やって来た。

「お兄ちゃん、ただいまぁ」

「攫われてきちゃいました」

「初めまして、茶々と申します」

「初にございます」

 四人が順に言い、一斉に信長様に礼をした。それにしても茶々って子、滅茶苦茶可愛いな。さすがはお市の方様のお子様、母親に似て美しい可愛らしい。

「あたしの娘よ、可愛いでしょ? お兄ちゃん、特別に抱かせてあげてもいいわよ」

 無理な笑顔を浮かべ、わざと偉そうな格好をして言うお市の方様。

「娘? それも二人も……? いやそれはともかく、長政? どうしてここにいる」

 疑問符を浮かべる信長様。いくら信長様と言えども、この状況の理解は苦しいということなのだろう。

「だから、攫われてきちゃいました」

 は? 攫われてくるって、全然意味が分からない。

「ナガマサは悪くないから、ノブナガに一回会わせようと思ってさ」

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