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恋の罠  作者: 桜井雛乃
豊臣秀吉の戦い
22/81

姉川の戦 参

「ボクのホンキ、見せてあげるからね。ヒデヨシ、もう休んでてダイジョブだよ」

 明智殿のその様子には、信長様も何だか驚いている様子であった。

「ねえノブナガ、ボクに行かせてよ。ボクさ、いいコト考えちゃった。イチのことは、モチロン助けたいでしょ? だったらボクに行かせてよ」

 え? お市の方様を助けだせるというのか。さすがは明智殿、しかしどうなさるおつもりなのだろう。

「いつも以上に気合入ってんな。気合入れ過ぎて失敗するなよ? まあ、お前はそんなことしないだろうけどさ」

 明智殿の優秀さ、それは信長様だってよく知っていること。それに明智殿は信用できるだろうし、信長様も疑わなくて済むってものだろう。

「んでノブナガ、行ってもいいの? ボクは早く行きたいんだよ」

 急ぐ必要があるのか。それにしても明智殿、物凄い張り切りようだな。

「ああ、構わない。気を付けろよ? 気を付けて行って来い」

 信長様は気を付けろと言い、明智殿を送り出した。

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