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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ちこくま。

 いつものバス停にて――


「おまたせ~」

「イブキおそ~い」

 毎度毎度のイブキの遅刻。

「いや~時間にはおきてんだけど、ど~も家でるきがおきるまで時間かかちゃうってゆ~か~ホラ、暑いじゃん!」

「その暑い炎天下の中でウチはいいのか?」

「そこは……ホラ、月夜は鍛えてんじゃん? シント~メッキャクすればなんとかとかかんとか……『しゃくねつ』や『かがやくいき』きてもダメ~ジ100ぐらいしのげるとか――それに遅刻しまいとおもって、遅刻をつづけるイブキさんもツラいんだよ!」

「じゃ、時間どおりくればいいじゃん」

「だ・か・ら~暑いし、なんかためらちゃうじゃん?」

「その暑い炎天下の中で待たされるウチはいいのか?」

「ダイジョブ! もしネッチュ~ショ~で月夜がお亡くなりになったらイブキさんが忠人月夜の銅像をこのバス停に立ててあげるよん」

「ほ~……っとゆ~かいい加減、謝罪の言葉を聞きたいんだが……」

「うっ……ご……ごめんなさい」

 本日も二人は平常運転中。

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