表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
90/4338

ぞ〜かんGo Ⅵ ある休日の思い出。

そこはいつものバス停――


「イブキ〜」

手を振る月夜の格好はいつもの制服姿ではなく、水色のワンピに黒のショートパンツ、ブラウンのブーツという格好だった。

「おまたせ〜」

そう言うイブキの格好もいつもと違う。ボーダー柄のカットソーにデニムのショートパンツ、スニーカーという動きやすい格好で活動的なイブキの雰囲気にマッチしていた。

「どこいこっか?」

「う〜ん……とりあえずコンビニ入らない? 暑いし」

「お〜け〜」


そして近くにあるイートイン(店内飲食可能席)のあるコンビニ入った二人。

そこで――

「月夜、月夜〜」

イブキがカップメンコ~ナ~で何かを見つけると、カロリ~メイトのチョコとチ~ズ味で悩んでいた月夜のトコへ行く。

「月夜、コレいってよ~」

 そういって差し出したのは――

「カップメン?」

「そそ。カラウマでおなじみに蒙古タンメンから新食~」

「確かにそろそろお昼だけどさ~」

 結局、イブキに押し切られるカタチで買ってしまい。イ~トインでお湯を入れる。

「本当においしいの?」

「うん。ズ~ズ~」

 言いながらイブキはかったぱしから購入した飲料を飲み干していく。

「――って、なんでウチのお茶まで飲むの?」

「いいから、いいから。ほら、できたみたいだよ」

 カップメンはフタをとっちないにも係わらず刺激臭――カプサイシンの強烈な匂いを発していた!

「ほ、ほんとに平気かな?」

 その強烈な匂いに不安を覚える月夜。

「いっきにかっこむのがこいつのたべかたなんだよ」

 言われたままに真っ赤なス~プに絡んだ麺を口に含んだ瞬間――一瞬でパニっくる月夜、それを腹を抱えて笑うイブキ。

 結局、イブキにもてあそばれた月夜という休日だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ