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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ポケ〇コ~。

 いつものバス停にて――


「う~ん……はやく……はやくかえりたい」

 イブキが夏イベ初日恒例の完徹あけ登校をフラフラになりながらしていると、


「ナツイベが……イブキさんの……パイオニアのジョ~ホ~をまってるヒトたちが……」

 そんな事を呟きながら、今現在も絶賛攻略中の他提督の情報を見ているイブキ。


「E1でシンガタのセンスカンでるんだっ!? ウチでてくるときにニコナマでE4コ~リャクチュ~だったから……うんっと……イブキさんがかえってくるコロにはゼンカイイキクリアしてるヒトがいそ~だな~……」

 燦々と輝く夏の太陽と澄んだ青空を見上げながら呟く。


「あっ! 意外といい!!」

 少しアンニュイなイブキの隣では月夜が楽しそうにスマホをいじっていた。


「ん? 月夜なにやってんの~?」


「ポケ紋コ~」

 よほど、ハマってるのかぶっきらぼうにそう言って、再びスマホをいじりはじめる月夜。


「へェ~……ありのカチョ~はポケ〇ンGoやるの、みおくったのに月夜カカリチョ~がやんだ~」


「誰が係長よっ!」

 律儀にそうつっこみかえす月夜。


「どれどれ、いまどんぐらいなの?」

 その隙に月夜のもってるスマホ画面をヒョイと覗きこむイブキ。


「ん~……」

 イブキの視界にはどこかの配管工が活躍するゲ~ムの中で水中エリアにでてくる敵キャラみたいなキャラが3匹ぐらいフヨフヨしてる画面だったっ!?


「なにこれ?」


「だからポケ紋コ~よ」


「コ~?」


「ポケット紋甲イカ」


「なにそれ」


「イカ育成してスシ屋さんに売るゲ~ム」

 月夜のザックリした説明に二の句がでなくなるイブキだった。

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