表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
879/4319

ざりが2。

いつものバス停にて――


「うむ! ナツイベは12んちからで、イギリスせんかんついかかぁ〜。ミナズキはど〜なっちゃったんだろ?」

イブキゲ〜ム情報にあった、そんな記事を読みながら、


「ビチクもいっぱいしてあるし! しょにちからガンガンいこっかなっ! あっ! ミナズキもナツイベででるのかぁ〜……イギリスかんはプリンスオブウェ〜ルズやレオパルドじゃない。う〜ん……いろんなジョ〜ホ〜でまわってんな」

複数のタブを切り替えて、ウェブ上にある様々な情報サイトを閲覧しながら呟く。


「おっ! サンカしたフネのメイボもでてる。ふむふむ……16クチクたいとハルナとRJ、アヤナミとムラクモにチョ〜カイにキヌとユラとモガミンよんしまい……ミクマちゃんもってないなぁ〜……」

近日あるイベントに夢中なイブキの隣では、


「イケヤがザリガニ料理を提供! いいじゃない‼︎ 前にザリガニって海外じゃ高級食材って言ってたし」

物珍しさもあって食い付く月夜。


「スェーデンでは8、9月にザリガニ漁が解禁されるから、それにちなんでかぁ〜……ザリガニ漁かぁ〜……こんなんかなぁ〜……」

月夜は脳裏でサキイカを吊るした紐を泥沼の中に垂らす外人という完全に間違った姿をイメ〜ジする。


「3匹乗ったザリガニプレ〜トが399円……1匹130円ぐらい? そんなに高級には思えないな〜」


「ミとゆ〜か、たべられるトコがすくないからじゃない?」


「あぁ! なるほど……」


「月夜ならカラごとバリバリいきそ〜だけどね」

そう思ったけど、口には出さないイブキだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ